こんにちわ!かつやんです!
宝石のターコイズを思わせる青く美しい外観をしたターコイズシュリンプの紹介です。
元はビーシュリンプとシャドーシュリンプの間に産まれたハイブリッド個体(改良品種)です。
出始めの頃は恐ろしい人気が有り1匹5,000円近い値段がつきました。
現在は価格も丈夫さも落ち着いてきた為、飼育される方も増えています。
美しい青い外観が魅力で、良い個体同士を交配させると非常に濃く美しい発色をするエビが生まれる為、繁殖を楽しめるのも魅力です。
今回はターコイズシュリンプの飼育方法について紹介していきます!
- ターコイズシュリンプの特徴
- ターコイズシュリンプの飼育・寿命・餌
- ターコイズシュリンプの飼育環境
- ターコイズシュリンプの性格・混泳
- ターコイズシュリンプ飼育の注意点
- ターコイズシュリンプの繁殖方法
- ターコイズシュリンプの入手方法
- まとめ
ターコイズシュリンプの特徴
ターコイズシュリンプの飼育・寿命・餌
【飼育方法】
ターコイズシュリンプは他のシュリンプに無い独特の美しさがあります。
他の種類が赤と黒のツーカラーがいるように、ターコイズも同様赤と青の二種類います。
性格は大人しく、単独飼育が向いています。
シャドーシュリンプ等と交雑させるとターコイズカラーのパンダやモスラ柄等も出るので繁殖に使うのも面白い。
【寿命は約1〜2年】
ターコイズシュリンプの寿命は1〜2年です。他のシュリンプとほぼ同じです。
改良品種で身体が小さく外部から影響に弱いので飼育水の管理(水温・水質)には気を使いましょう。
【餌の種類や頻度は?】
苔やシュリンプフードを食べます。雑食で苔や人工飼料、プランクトン、抜け殻、ホウレンソウ何でも食べます。
栄養バランスや色上げを考えるとシュリンプフードが好ましく、水槽内に苔や藻類が豊富にある環境であればシュリンプフードは3日に1回ごく少量でOK。与えすぎには注意!
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メディシュリンプは食いつきも良く、色上げ効果も高いので愛用しています。
ターコイズシュリンプの飼育環境
【おすすめの水槽】
30〜45cmで飼育できます。
ターコイズシュリンプは小さく大人しいので30cm水槽で飼育が可能です。
しかし急な水温・水質の変化には弱い為、エアコンの無い部屋であれば大きい飼育水槽の方が水質・水温の変化を防ぐ事が出来るので45〜60cmの方が管理しやすいです。
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【おすすめの底砂】
水槽下層に生息しているので底砂は必須
低床はソイルがお勧め!水草や底面濾過とも相性◎
他に大磯砂や田砂でも飼育出来ますが、水質に影響のあるサンゴ砂等はお勧めできません。
『アマゾニアソイル』もしくは『プラチナソイル』が使い易いです。
【おすすめの隠れ家】
隠れる場所を好む為、流木・石・土管何でもOK!隠れ家を作ってあげましょう。
生体へのストレスを軽減さたり、稚海老が外敵から身を隠す為にも必須です。
おすすめはウィローモスを活着させた流木。
隠れ家にもなり、モスの新芽は餌にもなりますので相性が良い。
水草としての役割もあるので一石二鳥!
ターコイズシュリンプの性格・混泳
【性格は大人しい】
ターコイズシュリンプは温厚な性格。
混泳相手を襲う事もありません。
気性は大人しいので他の小さな生体と一緒に飼育も出来ます。
【混泳の注意点】
シャドーやビーシュリンプと混泳ができます。
交配してしまう事があるので改良品種として定着した血統を壊したくない場合は理想は単一品種での飼育が好ましいです。
もしターコイズ以外に交配させるならシャドーやハイブリッドF3以降のシャドー血統の強い個体等が好ましい。
ターコイズカラーのシャドー柄等が出やすくなります。
【混泳相手】
エビを入れるなら
ターコイズシュリンプは小さいので数が揃わないと苔取り能力に欠けます。
お勧めは『ピノキオシュリンプ』です。
苔取り能力が高く水槽内に1・2匹入れておくと苔問題も解決できます!
気性も大人しく交雑もしない為安心です!
エビ以外のボックスメイトなら苔取り貝等が良いでしょう。
おすすめ苔取り貝はコチラから!
ターコイズシュリンプ飼育の注意点
飼育は簡単です!
しかし水温・水質の変化にデリケートな為、慎重に扱う必要があります。
基本水質・水温は一定を保つ様にして下さい。
特に水の交換や導入時は注意してください。
【適正な水温は20〜25℃】
飼育に適している水温は20〜25℃高温に弱く、小さい水槽は特に夏場の水温で☆になってしまう事があります。
夏場は冷却ファンを使いましょう。
※水温が30℃を超えると危険。
冬場は15℃を下回らなければ経験上ヒーターなしでも平気ですが常に一定温を保つのが好ましい。
【適正な水質phは6.5~7】
水質や水温変化に敏感です。phは6.5~7が理想。
立ち上げ3ヶ月程のバクテリアが安定した水槽を準備しましょう。
換水は月に1度、4分の1程を目安に行います。
導入時はゆっくり時間をかけて水合わせをしましょう。
【水草の農薬に注意】
農薬には厳重注意海外の水草は害虫を寄せないように薄い農薬を使用している事が多いです。
農薬処理をせず水槽に入れると魚は死なずとも特に小さいエビ類には非常に有毒な為ショック死する事があります。
充分注意が必要です。未処理の水草は『水草その前に』を必ず使いましょう。
ターコイズシュリンプの繁殖方法
【飼育水槽での繁殖が可能】
ターコイズシュリンプは水槽での繁殖ができます。
雄雌を複数5ペアずつ入れておけば自然と抱卵し増えていきます。
抱卵サイクルは抱卵から約1ヶ月で孵化します。一度の抱卵で20個前後の茶色い卵をこんもり持ちます。
孵化直前になると卵の色がくっきりして何色がでるかもわかります。
卵の色は
青→ターコイズ
黒→シャドー柄
赤→ビー柄or赤シャドーorRターコイズ
と判断できます。
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【脱皮と成長・抱卵の関係】
定期的に脱皮を繰り返し成長します。
脱皮は月に1〜2回位の頻度で行われます。
稚海老の頃はほぼ毎日脱皮を繰り返し成長します。
カルシウム不足になると脱皮不全が起こり☆になる原因になります。
カルシウムはシュリンプフードや牡蠣殻から摂取する事が出来ます。
脱皮直後の体は柔らかく、他の混泳魚に食べられてしまう事もあるので水槽には隠れ家になる岩や流木を用意しましょう。
脱皮は大きくなる以外に、雌はフェロモンをだし交尾に発展させたり抱卵へ導く効果もあります。
ターコイズシュリンプの入手方法
ネットショップで購入がおすすめ。
アクアショップでも見かけますが、私の個人的な見解では最初はアクアショップよりネットショップの方が安いので、最初はグレードを気にせず10匹程購入し先ずは100匹以上に増やしてから選別等すれば良いと思います。
繁殖させたい方はネットで10匹位購入する事をお勧めします。
まとめ
ターコイズシュリンプは美しい外観で人気があります。
本来はターコイズオンリーで育てるのがベストですが、シャドーやビーの中に真っ青なエビが入るとアクセントになって鑑賞目的であればおすすめです!