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ビーシュリンプの一番安心な水合わせ方法!失敗しないコツも解説!


こんにちは!かつやんです!
今回は最も水合わせが難しいビーシュリンプの正しい水合わせ方法について紹介します!

ビーシュリンプは非常にデリケートな為、水合わせを怠ると水温や水質の急激な変化によりpHショックを起こし急死してしまいます。
その為今回は『点滴法』という方法で最も安心・安全に水合わせをする方法をご紹介します!

ビーシュリンプを初めて購入する方や、以前水合わせを失敗して☆にしてしまった方は必ずお読みください!
いざ飼育を始めようという時にいきなり水合わせ失敗でエビが死んでしまったり、せっかく立ち上げた水槽にプラナリアやスネールが大繁殖してしまったらショックですよね(笑)

水合わせのコツや、時間、どのような方法でどれくらい水を入れたら良いのか詳しく解説します
今回紹介する方法は最も安全に水合わせが出来ますのでぜひ実践してみて下さいね!


水合わせの手順と用意する物


手順は難しくありません!下記の流れで水合わせを行います。
水温合わせから数えて3〜4時間程度で完了します!

手順としては下記の通り!

① 事前に水槽をつくりpHチェック
② 前日か前々日に足し水
③ 死着確認 ※通販のみ
④ 水温合わせ(約1時間)
⑤ 点滴法で水換え(約2〜3時間)
⑥ 生体のみ移動


水合わせに使用するものは3つ!
水合わせは点滴法で行う為『水合わせチューブ』を使用します!

① 水合わせチューブ
② バケツ
③ 小型エビネット

※水合わせチューブは買わなくても家にある物で作る事ができます!



水合わせチューブの作り方


水合わせチューブは簡単に作る事ができます。
使用するものはコチラ
・ エアーチューブ2本
・ 1方向分岐コック
・ エアーストーン
・ キスゴム

エアーチューブの先端にキスゴムとエアーストーンをつけます。
逆側には分岐コック、更にエアーチューブを繋げて完成です!

上記の道具がない場合は水合わせキットの購入がオススメ!500円しない位で購入できます!
ビーシュリンプの水合わせには必須!
■■ 水合わせキット ■■




エビを迎え入れる準備をしておく


ビーシュリンプを安全に迎え入れる為に最低1ヶ月前から水槽を作っておく必要があります。

立ち上げ後1ヶ月経たない水槽はソイルからの抽出物やバクテリアが少なく不安定で水質変化も激しい為安定した飼育が行えません。

おすすめのシュリンプ水槽はコチラ!
▼▼沈澱層シュリンプ水槽の作り方▼▼
www.tanagogo.work

その為立ち上げ後最低1ヶ月、理想は3ヶ月の水槽を用意しておきます。

pHは6.5-6.8、水温は23〜25℃程度にします。
※僕は部屋に水槽が9台あるので空調管理の為ヒーターは入れてません。

pHは水槽水質検査試験紙でチェック出来ます!

■■ 水質検査試験紙 ■■



購入前日・前々日にしておく事


まず、ビーシュリンプの水合わせはビーシュリンプを買う前からスタートします。

ビーシュリンプは点滴法という方法で水合わせしますが、平均で水槽内の飼育水を1.5リットル程使用します。

その為普段より少し多めに足し水しておきます。暫く水換えをしてない方は水換えも事前に済ませておきます。

ビーを入れてからすぐ水換えや大量の足し水になるとビーにも負担がかかる為です。



かならず開封前に死着は確認しよう


水合わせとは関係ありませんが、輸送中に生体が死んでる状態で届く事を死着といいます。

届いたらすぐに死着がないか確認しましょう
ショップやオークションではビーについては試着保証等で多めに入ってる場合がありその分で相殺されたり送り直して新しいものと交換してくれる事もあります。


約1時間水温合わせをする


購入後、水槽に袋毎1時間程浮かべて水温を合わせます。

特に通販等で購入した個体は冬ならカイロ・夏なら保冷剤で加温や保冷をして送られてきます。
飼育水に浮かべ水温を合わせる事で生体にかかる負荷を抑える事ができます。
おおよそ1時間で充分です。





水合わせは点滴法で行う

1時間の水温合わせをしてから袋を開封し水合わせを行います。

ビーはデリケートなので『点滴法』という一番安全な方法で水合わせをします。

バケツやプラケースにビーを移します。

仮に袋に入ってる水を500cc使うなら1,500ccの飼育水をゆっくり合わせていきます。
基本水合わせは3倍の飼育水を使用します。


所要時間は2時間〜3時間

水合わせに使う使用時間はおおよそ2時間〜3時間かけて行います。

イメージは1秒に1滴落とす感じです。
コックを調節して水量を調整します。

水合わせはあまり長い時間かけてもそこまで効果は変わりません。
あまりにも飼育環境と水質が違う場合や調子が良く無い時はエビがツマツマせずじっとして動かなくなります。
そんな時は2秒に1滴位にしてゆっくり併せてあげましょう。


注意水合わせ後の飼育水は入れない

購入したビーシュリンプの飼育環境はわからないので、水合わせを行った後、バケツの水は水槽には入れません。

ショップの水槽にヒドラ・プラナリア・スネール等がいた場合は自宅の水槽で繁殖してしまう恐れがある為です!

必ず小型エビネットで掬い取って入れるようにしましょう!

■■ 伸縮ステンレス ネットフィッシュネット ■■

およそ1週間で☆はでなくなります


水合わせは急激な水温や水質の変化によるpHショックを防ぐのが目的です。
pHショックの場合はいれて2.3時間〜1日内に死んでしまいます。

また移動によりストレスを受けた個体は1週間くらいでポツポツ☆になるケースもあります。
1週間以上経ってから☆が出る場合は飼育環境の見直しをしましょう。

水槽内で忙しなくツマツマしているのが最もベストな状態。
じっとして動かなかったり、忙しなく泳ぎ回ったり、底面にエビがおらず側面にいる様であれば水質チェックや水換えを行い改善をしていきましょう。

ビーが死んでしまう場合は原因と対策で改善で来ます!
www.tanagogo.work





水合わせから約3日で見違えるほどキレイに


ビーシュリンプ含め殆どの生体は輸送中のストレスや発泡スチロール等の白い容器に入れて送られてくる為、入れたばかりの時は透明や薄い色をしてます。
これは背地反応といって周りの色に似せた擬態や保護色の様な体色に変化する事です。

水槽に入れて2.3日経過すると白や赤がくっきり出て見間違えるほど美しくなりますのでご安心を!


まとめ

今回はビーシュリンプの安心・安全な水合わせ方法を紹介しました!
水合わせはビーシュリンプ飼育一番最初の難関ポイントです!

いざ飼育を始めようという時にいきなり水合わせ失敗でエビが死んでしまったり、せっかく立ち上げた水槽にプラナリアやスネールが大繁殖してしまったらショックですよね(笑)

今回紹介した方法は最も安全に水合わせが出来ますのでぜひ実践してみて下さいね!