こんにちわ!かつやんです!
今回は稚エビの生存率を上げるコツを紹介します!
外的要因を徹底して対策をする事で、簡単に産まれてきた稚海老の生存率を高める事ができます。
稚海老達の生存率を1%でもあげる対策をしましょう!
この記事では、海老が抱卵後孵化するまでの期間・稚海老の生存率・死んでしまう原因・対策等詳しく説明していきます!
稚エビの生存率を上げるには原因を一つでも多くつぶす事です!
そうすることで生存率を高める事ができます。
また稚海老は水質や環境の変化にデリケートな為、改善は産まれてくる前に行いましょう!
- 稚エビの生存率を1%でも上げるコツ
- エビが孵化するまでの日数は?
- 産卵時の理想の水温は?
- 稚海老の生存率は平均どれくらい?
- 正確な生存率を把握する方法
- 稚海老が死んでしまう原因
- 環境による原因とは?
- 対策は簡単今すぐ改善しよう!
- サテライトBOXで解決できる
- 生体による原因とは?
- 最後のワンポイントアドバイス
- あなたにおススメ関連記事の紹介!
稚エビの生存率を1%でも上げるコツ
レッドビーシュリンプやその仲間のシュリンプ類が抱卵をしたら、孵化する前に水槽内の環境を整えましょう!
海老の抱卵が確認できたら徐々に対策を進めていきます。
シュリンプの特徴を把握して稚エビが孵化する前に万全の環境を整えましょう!
エビが孵化するまでの日数は?
海老が抱卵してから孵化するまでの日数は下記の式で出す事が出来ます。
600÷水温=孵化までの日数
という計算式があり、面白いほどにピタリと当たります。
産卵時の理想の水温は?
水温は23〜26度がもっとも理想的です!
かれこれ数年程シャドーシュリンプの繁殖を行った経験がありますが、無事産まれる確率が最も高くなります。
稚海老の生存率は平均どれくらい?
経験上産まれた海老が約半年程後大人の生体になるのは、おおよそ5割程だと思います。
多い・少ないと感じ方は人それぞれと思いますが、これはフィルターや、外敵のいない環境、水質を対策した上での数値です。
もっとも水槽で繁殖させると何匹抱卵していてどれ程卵を持っていて、何匹孵化したのか?等は判断しづらいです。
正確な生存率を把握する方法
正確な生存率を知りたいなら『産卵飼育ケースを使うと便利です』
何匹産まれたか?◯ヶ月後何匹水槽に戻したか?等正確な生存率や生きてる数が把握出来ます。
経験上サテライトBOXで孵化させた方が生存率が高いです。
水槽内で繁殖させるといつのまにか増えたり、生まれたばかりの稚海老は何匹いるか正確な数は把握出来ません。
※産卵飼育ケースは個人的にこちらのサテライトBOXが一番おすすめ!水は循環して水質が悪くならずケース内でセパレートも出来て便利です。
稚海老が死んでしまう原因
無事孵化してもその稚エビ全てが大人に成長できる訳ではありません。
稚海老が☆になる原因は、『5割が環境によるもの』・『5割が生体によるもの』だと思って下さい。
環境によるものは人の手でほぼ100%対策できます。
生体によるものは人が介入して間接的に対策が出来ますが、生体に左右されるものです。
環境による原因とは?
稚海老の飼育環境は重要です!主な原因を書き出すと以下の通り。
・稚海老を捕食する外敵がいる。
・吸水口があり稚海老を吸い込む。
・強い水流がある。
・底面の水質悪化。
・急な水質・水温変化。
想像すると容易いと思いますが、これが稚海老が死んでしまう最も大きな要因です。コレを改善するだけでも生存率は充分あげる事が出来ます。
対策は簡単今すぐ改善しよう!
上記で挙げた原因の対策を紹介します、人の手による改善ができるので必ずやりましょう!
- 稚エビを捕食してしまう生物は水槽から出す
※餌と間違って捕食されるのを防ぐ。
- 給水口に目の細かいスポンジを付ける
- 底面濾過等吸水口の無いものを選ぶ
※稚エビが吸い込まれるのを防ぎます。
- 水流の強い所を作らない。
※水流が強いと稚エビにダメージやストレスを与えます。極力水流の緩やかな環境を用意します。
- 底面は清潔に保つ。
※海老は底面で生活をします。残餌や糞が溜まり環境が悪くなると、水質悪化の原因になります。底面に海老がおらず、壁面水面にいる時は要注意!
- 水質・水温の変化は避ける。
※稚海老は小さい分水質・温度変化に特に敏感です。水替え量は暫く少量を定期的に交換してなるべく変化を避けましょう。
サテライトBOXで解決できる
私の経験上サテライトBOXがあると環境による原因は全てカバーできます。
外敵なし・吸水口なし・強い水流なし・水質変化なし
殆どがカバーできるので稚海老飼育環境には非常に良い環境です。
唯一、底面の環境はピペットがあると簡単便利に底面掃除も出来ます!
生体による原因とは?
稚海老の餌となるプランクトンやバクテリアが少なく餓死・脱皮不全など原因は様々あります。この様な問題は『安定した飼育水』を作る事で間接的に対策できます。
また同じ稚海老でも、よく食べて元気に動く強い個体もいれば。小さくてじっとしている弱い個体もいます。
生まれつき弱い・小さい個体というのは必ず1割程います。産まれてきた個体全てが大きく成長できる訳ではありません先天性の部分は対処できません。
生まれる前に少量の水換え(足し水)
産まれる直前、直後の大幅な水質変化は良くないので、少量の足し水します。
バイオカルチャーで水槽内のバクテリアを活性化させ、水質悪化改善とバクテリアの投入2つの目的があります。
水草は必ず入れる
おすすめはウィローモスです。
稚海老の餌の役割と隠れ家の役割をこなします。
水草を入れる事で植物性プランクトンが産まれやすくなるので必ず入れましょう!
気やすめのカルシウム
本当に気休め程度ですが貝の殻はカルシウムで出来ているので、海老には貴重なカルシウム源になります。
稚海老は毎日脱皮を繰り返して大きく成長します。すこしでもカルシウム分が水に溶けて脱皮不全を防げればいいなぁと思ってます。
貝は牡蠣柄でも無ければラムズホーンの亡骸でもok!
最後のワンポイントアドバイス
以上の対策を行うと稚海老の生存率はかなり高くなります。
ついでに言うと、稚海老が生まれる前に少しずつ改善していきましょう!
稚海老はデリケートなので変化は最小限に、
稚海老が産まれたら手を加えない事。
コレが鉄則です。
あなたにおススメ関連記事の紹介!
シュリンプを爆殖させるコツとは
www.tanagogo.work
産卵飼育ケースは稚エビに最適
www.tanagogo.work
シュリンプ水槽の作り方
www.tanagogo.work
InstagramとTwitterはじめましたっ!
是非フォローお願いします!