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オオタナゴの特徴・外観・釣れるポイントを紹介!(特定外来生物)


こんにちわ!かつやんです!

茨城県霞ヶ浦を中心に生息しているオオタナゴの紹介です!

オオタナゴは大きく繁殖力が強い事から在来種のタナゴの生態を脅かしています。その為特定外来生物に指定されており、飼育や放流は禁止されてます。

釣りを楽しむという意味で接するのが良いでしょう。
ヒキは他のタナゴ類には見ない力強さがありカネヒラに似ています。

外観は体高も高くメタリック色で鰓蓋の後ろに青色小班がある。
観ればすぐに他種と判別できる。
飼育・売買・譲渡等は禁止されますので正しい対応を心掛けましょう!

今回はそんなオオタナゴを紹介します!

オオタナゴの特徴


参照: 淡水魚写真図鑑HP オオタナゴの外観 
・ 体長10~25cmと大型。

・個体差が激しく10~25cmと様々。

・体形は側扁し、体高が高い。

・体色は銀白色、 鰓蓋後部に青色小班がある。

・体軸後半に青い軸が入る。

・婚姻色はあまり出ず尻鰭の縁が黒と白に発色。

・雌は各鰭が黄色みを帯びている。


     
分類 コイ目 コイ科 タナゴ属
育成難易度 特定外来生物の為不可
寿命 2~3年前後
水温 10℃〜30℃
性格 気性は荒い
混泳 特定外来生物の為不可
産卵時期 【春型】 5~6月
繁殖難易度 繁殖力が強い。
特記事項 特定外来生物






オオタナゴの外観・婚姻色 雄の様子


参照: 我孫子本舗HP

繁殖期を迎えた雄は体色が全体的に暗くなり背側は銀白色からブルーメタリックのような色合いに。腹部は紫〜ピンク色、腹鰭、尻鰭は黒さが増す。

臀鰭は白と黒に縁取られ、婚姻色は色合いだけで言えばシロヒレタビラに似ており、体高や形はイタセンパラに似ている。


【オオタナゴ雌の様子】


参照: 淡水魚写真図鑑HP

雌は生後一年ほどで産卵出来る様になる。
繁殖期は春型で5〜7月にかけ卵管が出る。
メスは産卵管を10cmほど伸ばす。

雄同様体高が高くメタリック色の銀白色をしており、各鰭が黄色味を帯びている。

因みに雌は色も形もイタセンパラに良く似ている。イタセンパラ雌の様子↓



オオタナゴは特定外来生物に指定されている

オオタナゴは特定外来生物の為飼育は禁止されています。
2016年10月1日に特定外来生物に指定されています。


オオタナゴの性格

オオタナゴは気性が荒く縄張り意識も強い。
遊泳力も非常に高い為、利根川や霞ヶ浦本湖に生息している。

大型で繁殖力が強く気性が荒い為日本の在来種のタナゴが駆逐されてしまう為、2016年に特定外来生物に指定をされています。

遊泳力があり、棲息圏も拡大しています。
安易な放流等は避けるようにしましょう。



【外来種に指定された理由】


参照: 地球人間環境フォーラムHP

2001年頃から霞ヶ浦で確認されるようになる。元々中国やロシアに生息しており、日本に持ち込まれ遺棄されたものが繁殖したとする説や、食用や淡水真珠の養殖用として輸入された中国産ヒレイケチョウガイに卵が混入していたとする説がある。

遊泳力と繁殖力が強く年々生息範囲と個体数が急増し、霞ヶ浦・利根川下流域で定着している。

大型で産卵母貝争奪に優勢であり、霞ヶ浦からアカヒレタビラやヤリタナゴを駆逐してしまった。

在来種を絶滅させてしまうなど生態系に大きな影響を及ぼす事や生息圏を更に広げる可能性もあるとして2016年10月1日に特定外来生物に指定された。





オオタナゴの繁殖方法


【自然界での繁殖】
春・夏型の産卵で5〜8月にドブガイ、カラスガイ、イシガイ等の二枚貝を好み産卵する。

他のタナゴに比べオオタナゴは産卵でピークを迎えるのが遅め。
しかし成長が早く、産卵後は2.3日で孵化し、他のタナゴ類より短期間(約2週間)で全長約9mmになり稚魚が母貝からでてくる。

その後も急速に成長して秋にはで5cmとなり成熟する。自然界における寿命は1年〜2年前後繁殖力の強さはこの成長速度にある。

産卵の母貝の縄張り争いにも強く、霞ヶ浦からアカヒレタビラやヤリタナゴの在来種が居なくなった原因にも繋がっている。



オオタナゴの釣り情報


【茨城県 霞ヶ浦と利根川下流に分布】オオタナゴは、元は外来種で中国・ロシアから入ってきました。 

当初は利根川で発見されていたが現在は霞ヶ浦全域・印旛沼・手賀沼にも分布しています。

地域個体群により最大体長の差は大きく、現在霞ヶ浦に生息する種の大きさはほとんどが12 cm以下の物が多い。



【釣り情報・ポイント】


食性は雑食で自然界ではは藻類・プランクトン小型の甲殻類を食べている。
アカムシや黄身練り、グルテン何にでも食いついてくる。

遊泳力が強く広い環境を好む為、霞ヶ浦や手賀沼・印旛沼では本湖で釣る事ができる。

ホソや狭い用水路にはあまり見られない。
ドック等の止水域が最も狙い目。ブルーギル等と一緒に生息している。



【長めのカーボン竿は◎】
波がある風下の時は難しい。
ドック等風の影響の少ない所に移動してポイントを探すと良い。

ヒキが強くタナゴ類ではカネヒラに似たヒキの強さがある。

釣れた時は気持ちがいい。バラタナゴや小物とは明らかに違う。
竹竿でなくカーボンやグラス等の硬めの竿を使用した方が良い。

▼▼▼▼おすすめ釣竿▼▼▼▼

幸釣 四五六 TIEMCO長さが自在に変えられるので本湖の様な広めの場所を狙う時に便利。
1本で1.4m・1.6m・1.8mの長さに出来るので非常に便利です。



まとめ


オオタナゴは特定外来生物に指定されている為購入・飼育・放流等は全て禁止されています。

釣りをするなら茨城県が現在地一番狙いやすくなっています。

現在霞ヶ浦にいる個体は10cm前後のものが多く
同じ本湖でも南西部に多く生息してます。

土浦寄りや北部ではバラタナゴばかりで一度も見かけた事がありません。
北浦寄りの南西部に多く生息している印象です。

霞ヶ浦は15年程やってますが、昔はアカヒレ・ヤリ・バラ・カネヒラとタナゴの種類が豊富に居たのですが現在はバラタナゴとオオタナゴしか見かけません。

一概にオオタナゴとバラタナゴだけが原因とは思ってませんが、在来種を守る意味でも外来生物については正しい知識を持って接しましましょう!