こんにちわ!かつやんです!
扁平した頭と細長い胴、ピンと張った胸ビレや背ビレが特徴『リネロリカリア・ランケオラータ “レッド” 』の飼育について紹介します!
ブラジル・トカンチス川原産のリネロリカリア。
スレンダーな体形と独特の顔つきが印象的で、赤味の強い体色が美しく、胸ビレ、背ビレを広げた姿は少しホウボウの様にも見えます。
今回紹介するレッドタイプは、リネロリカリアの中でもブリード個体(※ 改良品種)です。
近年この変わった外観が人気を呼び流通量が増えてきました!
この記事ではリネロリカリア・ランケオラータの特徴や飼育方法・種類・混泳・繁殖などについて詳しく解説していきます!
- リネロリカリア・ランケオラータsp.レッドの特徴
- リネロリカリア・ランケオラータの外観
- リネロリカリア・ランケオラータの飼育方法
- リネロリカリア・ランケオラータの性格・混泳
- リネロリカリア・ランケオラータの繁殖方法
- リネロリカリア・ランケオラータの入手方法
- まとめ
リネロリカリア・ランケオラータsp.レッドの特徴
リネロリカリア・ランケオラータの外観
生息地は落ち葉が堆積した砂と岩で構成された川で、流れも急流な環境です。
その為急流でも生活出来るよう吸盤のような口と、流木や岩をを模した焦げ茶色の体色をしています!
リネロリカリアは状態や個体差でいろんな模様や色がありますが、共通して枯葉の様な模様があります。
※sp.レッドは中でも赤みが強く茶色っぽい体色をしています。
形状は細長い胴とピンと貼ったヒレが印象的です。
リネロリカリア・ランケオラータの飼育方法
【リネロリカリアの寿命】
リネロリカリアの寿命は10年前後と長めです。
しかし、正しい飼育環境で育てた場合です。
まずは飼育環境を整えて正しい環境で飼育しましょう!
生息地は南米の急流で、落ち葉が堆積した砂と岩で構成された川。
・水温は22~27℃前後
※ヒーターが無くても冷暖房で調整可能
・PHは6.5〜7位
・弱酸性〜中性
大型の流木や水草・岩等、隠れ家になる土管などを構成すると状態よく飼育できる。
プレコのように流木等に吸い付いたり物陰でじっとしています。
急な水温や水質の変化に弱い為、導入時の水合わせはしっかり行いましょう。
【リネロリカリアの餌】
植物質の人工飼料や赤虫などにもによく馴れます。
下向きについた吸盤の様な口を持ち、どちらかと言えば底砂等からエサを摂食します。 沈降性・植物性の人工飼料を中心に与え、なつかない場合は冷凍餌(アカムシ等)用意してあげるとよいでしょう。
【リネロリカリア飼育・水槽】
45〜60cmの幅広いサイズの水槽での飼育が可能!
リネロリカリアは最大で10cm程になりますが、小型水槽で育てた場合そこまでおおきくなりません。
基本じっとしている事が多く45以上の大きさであれば複数飼育も問題ありません。
フィルターや濾過のタイプは、繁殖を考えるなら吸い込み事故のない底面濾過+外掛式フィルター等が良いでしょう。
【リネロリカリア飼育・低床】
水草・岩・流木に張り付きますが、それ以外は下層が生活圏の為底床材は敷きましょう。
現地では落ち葉・砂・岩の川ですが、あくまで水槽であればソイルで問題ありません。
ソイルは隠れ家になる水草類とも相性が良い為おすすめです。
ブセファランドラや アヌビアスナナの様なしっかりした葉の陰性水草を入れると葉の上で休んでいる姿も見せてくれます。
www.tanagogo.work
リネロリカリア・ランケオラータの性格・混泳
【リネロリカリア性格】温厚な性格をしています。
リネロリカリアは気性は大人しいです。
雑食ですが、草食性が高く温厚で他の生態を襲ったりする事はありません。
【リネロリカリア混泳相手】
大半の種類と混泳が可能です。
温厚な性格の為、小さめの生体であれば大半の観賞魚と混泳が可能です。
2〜10cm程の大きさの生体であれば、ほとんどの魚と混泳が可能です。
※混泳生体が限られるビーシュリンプとも混泳可能な希少な種類です。
逆に大きめの肉食魚には捕食されてしまいます。
また混泳する場合は水草や石等の隠れ家を多めに設けましょう!
隠れ家を設ける事で生体へのストレスも軽減されます。
水槽を綺麗に保ちたいなら苔除去能力の高い貝類・海老類・オトシンと一緒に飼育するのもおすすめです!
▼▼▼おすすめの苔取り生体▼▼▼
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リネロリカリア・ランケオラータの繁殖方法
ロリカリアの仲間は国内外で繁殖されています。
成熟したペアであれば産卵までは比較的容易ですが、稚魚育成が難しい印象です。
10cm程に成熟したペアを状態よく飼育してると自然と産卵行動に入ります。
※ロリカリアは水温や水質などの変化により産卵が誘発されるといわれてます。
産卵後はオスが卵が保護し、外敵から守ります。水槽内に他の魚類を入れなければ大丈夫かと思います。
孵化直後の稚魚は沸かしたブラインを与えるとよいでしょう。
孵化後半年迄は☆になりやすいので注意が必要です。
リネロリカリア・ランケオラータの入手方法
リネロリカリアは産地ごとでバリエーションがあり集めがいのある種です。
判別が難しいため同名で多くの種が流通している事があります。
アクアショップではあまり目にする事はありません。
リネロリカリアはネットショップで購入出来ます!
在庫がある確率が最も高いのはネットショップでしょう、リネロリカリア・ランケオラータsp.レッドは現在1,500〜2,000円位が相場です。
稀にロリカリアSPとして5000円位する希少種も販売されています。
オススメはcharm等の有名ショップからの購入がおすすめです!
まとめ
リネロリカリア・ランケオラータは外観も面白く赤い体色が魅力的な種類です。
飼育も比較的簡単なので、少し変わった生体を飼育したい方にはおすすめです!
オトシンクルスや熱帯魚の飼育経験がある方なら難しくないと思います!
相手を襲うことが無い為、ビーシュリンプや小さな熱帯魚とも混泳が出来るので面白いボックスメイトとして迎えてみては如何でしょうか?