こんにちわ!かつやんです。
今回は60cm水槽立ち上げ・底面ろ過&大磯砂編です
今回紹介する底面ろ過×大磯砂は
タナゴの飼育にコミットした仕様になってます。
上部濾過システムに底面ろ過をくっつけて濾過力もパワーアップしました。
実際大磯砂×底面ろ過でも水草を育てる事は出来ます。
※ソイルに比べると成長こそ遅くなりますが充分飼育可能。
又、水草や底砂を敷くのもただ見た目良く入れれば良い訳ではありません。
配置やメリット・役割を理解すると正しいレイアウトが出来るようになります。
この記事ではこちらの水槽の立ちあげ方やレイアウトの紹介、大磯砂のメリットも入れて紹介して行きたいと思います。
以前このブログではソイル&上部濾過を使った立ち上げ方も紹介しています。
もその記事が気になる方はコチラをどうぞ!
www.tanagogo.work
- タナゴ水槽立ち上げ水槽の選び方
- 組み合わせは用途に応じて
- 用意するもの
- 水槽・機材・底砂を水洗いします
- 水槽設置の際は必ずマットを敷く
- 濾過機を組み立て設置する
- 砂利を敷き、石や流木を飾る
- レイアウトが決まったら水を入れる
- 清涼感を出す為にエアーを入れる
- 上部濾過装置に濾過材を入れる
- 好みで水草を植えていきます
- カルキ抜きとバクテリア
- パイロットフィッシュを投入
- 完成です
- まとめ
タナゴ水槽立ち上げ水槽の選び方
まずはじめにタナゴ水槽はヒーター等も必要なく、濾過システムと低床さえあれば簡単に作る事が出来ます。
今回はタナゴの飼育に特化したお勧めの組み合わせを紹介します。
結論から言うと私のおススメはこれです。
水槽 : フレーム水槽 ※60cm以上が好ましい
濾過 : 上部濾過&底面濾過
底床 : 大磯砂
理由は以下の通りです。
濾過システム
濾過については上部・底面・外部・投げ込み式どれを選んでも問題ありません。しいて言えば最も濾過能力の高い上部濾過が向いています。底床に残餌や糞が貯まりやすい傾向がある為、上部濾過×底面濾過にすることで上部濾過の弱点を補い掃除の頻度も少なく済みます。
水槽の種類
水槽については、勿論フレームレスのガラス水槽も使えますが、上部濾過を使いたい場合はフレームレスより通常のプラ枠のついたフレーム水槽を選んだ方が安全性・強度が増す為お勧めです。どの道タナゴは跳ねて飛び出す事も多々ある為蓋が必須です。
蓋や上部濾過を考えるとフレームレスの良さも半減してしまう為、
強度や実用性を兼ねた通常のフレーム水槽で良いという考えです。
底床の種類
タナゴはソイルや砂・石何でも使用できます。ただソイルは基本長く使う劣化しますし、頻繁なリセットや掃除には向きません。タナゴを飼育すれば糞や残餌は熱帯魚より多く出る為、掃除のしやすい大磯砂がおススメです。砂も勿論アリですが底面濾過とは相性が良くないので
手入れのしやすさ、値段の手軽さもあって大磯砂をお勧めします。
組み合わせは用途に応じて
因みに立ち上げ方紹介の前に、用途やレイアウトによっては別の組み合わせもおススメです。
水草などの飼育も楽しみたい方はソイル&上部濾過が向いています。
水草飼育については『ソイル&上部濾過』の方が向いています。
石・砂 < ソイル
底面ろ過 < 上部濾過
これは好みでもありますが、水草も楽しみながらカゼトゲやニホンバラの様な小さいタナゴを飼育するならこの様なレイアウト・立ち上げが向いています。
目的応じて組み合わせを変えても良いと思います。
タナゴと水草の鑑賞を楽しむならソイルがお勧めです。
コチラの記事ではソイル×上部濾過の立ち上げを紹介しています。
www.tanagogo.work
用意するもの
今回使用したものは以下の通りです。
アクセサリー類は好みでレイアウトしてみて下さい。
詳しい商品は水槽の作り方の中で紹介します。
・水槽・上部濾過・LEDセット・底面バイオフィルター
・濾過マット・大磯砂10k ・カルキ抜き
※アクセサリー類
・水草各種・流木・石・土管等(お好み)
・タイニーバブル(エアーチューブ)
水槽・機材・底砂を水洗いします
因みに今回使用したのは
『ジェックス マリーナ600 LEDセット』 上部フィルターにLEDライトがついてこの値段は非常にお得です!
タナゴ水槽ならフレームレスのガラス水槽より
フレーム水槽の方が断然強度が強くおすすめです。
※洗剤等は使わずに洗いましょう!
濾過装置類や底面に敷く大磯砂も全て水洗いしておきましょう。
水槽設置の際は必ずマットを敷く
水槽設置前に水槽用マットも忘れずに!
※ここで敷き忘れると次のリセットまで敷く事が出来ません!
オールガラスは必須ですし、フレーム水槽も地震対策や破損・滑り止めの意味をこめてマット敷きましょう。
安心感を買ったと思って絶対買う事をお勧めします!
一般的にオールガラスの水槽には付属されています。
濾過機を組み立て設置する
まずは濾過機を組み立てます。
今回は濾過力で最も効果のある上部フィルターと底に溜まった糞や餌を取り除く為に底面濾過を組み合わせて使います。
因みにNISSOの底面バイオフィルターを以前誤って2個購入してしまったので、上はGEXですが、底面フィルターはNISSOを使ってます汗
勿論同メーカー同士の方が良い
(本当は同メーカーでないと付かない)が、経験上少し工夫するだけで使用する事はできる。
※今回は隙間が空いたのでOリングで補強する事で問題なく使えました。
砂利を敷き、石や流木を飾る
次に砂利を敷いていきます。基本水草は後景になる為、全体的に手前から奥へ向けて傾斜をつけていきます。
また、水草の根が伸びて底面濾過に絡まり濾過力が落ちるなんて事もあるので、
底砂はレイアウトや機能性を考えて敷いていきます。
※60cm水槽なら大磯砂10k程を目安に使いましょう。
ポイント
・濾過フィルター上部に水草を置かない。
フィルター上部に水草を置かないのは根が絡むのを防ぐ為。
・濾過フィルターの上は低床を薄めに。
上部を薄めにするのは循環を良くする為。
・水草を植える所は砂を厚めに敷く。
水草を植えるところを厚めに敷く事で、水草が抜かれるのを防ぐ。
糞や残餌が溜まり水草の栄養になる。
厚さを出して根がフィルターに絡むのを防ぐ為。
レイアウトが決まったら水を入れる
ゆっくりと水を入れていきます。
最後に水草を植えたりまだ手を加えるので満タン手前8割位にしておきましょう。
清涼感を出す為にエアーを入れる
これは好みの問題ですが、エアーを入れる事で水に酸素が送られて魚も元気になりますし、見た目に清涼感を出す事ができます。
この3つのアイテムはかなりおすすめです。
タイニーバブルは安い割にいい仕事をするので私はイチオシです。
スリムチューブは全然目立たないし、二又分岐はエア量をコントロールするのにとても便利です。
上部濾過装置に濾過材を入れる
濾過材はそのままでもネットにいれても大丈夫です。ここにバクテリアが住み着くと水が常時透き通ってキレイな状態になります。
フィルターは通常の物でOK,、流木がまだアクがでて水が黄ばむ様なら活性炭入りの物を使うとキレイになります。
好みで水草を植えていきます
水草は外観を美しくする以外に、タナゴの隠れ家になったり。
水草は魚や海老の糞を栄養として分解吸収もするので水草を入れるとメリットの方が多くなります。
因みにタナゴは水草を好き好んで食べる為食べられにくいタナゴと相性の良い水草を選ぶと良いでしょう。
カルキ抜きとバクテリア
カルキ抜きと液体型バクテリアもお忘れなく
エーハイム4in1は魚にもエビにも万能に使えて。非常に使い勝手が良い!
バクテリアの濃度もすごくて、生きたバクテリアが入っているので60cm以上の大型水槽や複数水槽管理してる方には便利でお得です。凄いおススメで、マニアックな専門店でしか取り扱ってないので見つけるの大変なのと、お店で買うより通販で買った方が全然安いです!
パイロットフィッシュを投入
1週間程経ったらどんどん水草やパイロットフィッシュを入れて水槽内で余計な藻や苔、必要以上の栄養分を食べてもらいます。
パイロットフィッシュはエビやラムズホーン等がおすすめです。
エビや貝の糞は水草の栄養分として吸収されます。
更に吸収しきれない分の糞や尿はバクテリアが分解して浄化します。
この様なサイクルを経て飼育水が完成します。
因みにパイロットフィッシュはタナゴの混泳相手としてそのまま飼育も可能です。
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完成です
完全に仕上がるまで2.3ヶ月はかかりますが
正直タナゴは強い部類なので、立ち上げ後3週間もあれば入れて問題ありません。
最初は餌を少なめにし、飼育しながらバクテリアを安定させる形で良いでしょう。
まとめ
以上がタナゴにコミットした水槽の立ち上げ方です。因みに今回は60cmの水槽で紹介しましたが、カネヒラ等の大型を飼育したい時等は90cmを選ぶと良いでしょう。
タナゴは種類によって大きさも4〜10cm以上と幅広いので、60cm水槽の場合大型なら8匹、小型〜中型なら12〜20匹位を目安にすると良いでしょう。
この方法で立ち上げると極力メンテナンス(掃除やリセット)の手間がなくなります。是非家でタナゴのアクアリウムを楽しみたい方はコチラを挑戦してみて下さい。
このブログではタナゴ関係の情報を提供しています!
よろしければ是非読者になっていただけると幸いです!