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タナゴ水槽立ち上げ!田砂で清涼感ある水槽のレイアウトや作り方!


こんにちわ!かつやんです!

今回はタナゴ水槽の立ち上げ方や、レイアウト・底砂や濾過について解説していきます!

私はタナゴ飼育は10年近くやっていて、今まで水槽は20個近く立ち上げています。 

色々試した上で『田砂×上部濾過』の組み合わせは鑑賞面で一番美しく相性も良いかと思います。
今回はこちらの組み合わせで立ち上・作り方を紹介します!

今回は簡単にできる水槽レイアウト上達のコツも紹介するので是非ご覧ください!

以前にこのブログでは『大磯砂×底面濾過』や『ソイル×水草』等いくつかタナゴ水槽立ち上げ記事を紹介しておりますが、それぞれメリットがあるので記事下部で紹介します!

この記事を読んでみて興味があれば、使用した機材も紹介するので是非挑戦してみて下さいね!


準備するもの


簡単に説明するとタナゴの飼育環境はそこまで難しくなく、どんな機材でも飼育が可能です。

おすすめは上部濾過&照明の水槽セット
濾過力の高い上部濾過と照明のついたセット等を選ぶと比較的初期費用も安く済みます。

 準備するもの ・水槽  (60㎝以上)
・濾過器 (上部濾過が好ましい)
・照明  (なんでも可)
・ガラス蓋(必須)
● kotobuki アクアリスト600S 5点水槽セット
※上記4点+フィルター濾過剤が入ってます。

・底床  (田砂)
・石   (風山石)
・水草  (バリスネリア)
・濾過剤 (エーハイム4IN1)

今回は上記のアイテムだけを使って仕上げていきます!

石は近くに拾えるところがあれば天然物でも問題ありません。
大体ネットショップで全部揃えたとしても12,000〜14,000位で揃えられます。


水槽は60㎝・フレーム水槽がおすすめ


タナゴは日本に18種存在しますが、種類によって大きさは4〜10㎝と大きさは様々です。
性格も大人しいものもいれば比較的遊泳力の高いものもいます。

共通して言えるのが、春先に繁殖期に差し掛かると雄同士はナワバリ争いを始める習性がある為60㎝以上が好ましいです。

またタナゴは濾過力の高い上部濾過との相性も良い為、上部濾過が設置できるフレーム水槽を選ぶと良い。

www.tanagogo.work



底砂は田砂・大磯砂・ソイルの三択

タナゴに向いているのは田砂か大磯砂がイチオシです!
因みに水草飼育も一緒にやりたい方はソイルという選択肢もあります。

今回は清涼感があって美しい田砂を使った立ち上げを紹介します!
田砂・大磯砂・ソイルの違いやメリット・デメリットを『簡単』に紹介します。
それぞれ特徴があるので自分に合ったものを選ぶと良い。


田砂のメリット・デメリット


・粒子が細かい(砂状)
・見た目が綺麗
・魚や海老の糞が目立ちやすい
・何度も洗って使いまわせる
・白や明るい印象になりがち


大磯砂のメリット・デメリット


・値段が安い
・掃除が容易、汚れも見えづらい
・濾過を選ばない
・何度も洗って使いまわせる
・青っぽい印象になりがち

ソイルのメリット・デメリット


・水草が育ちやすい
・糞掃除が大変
・底面濾過と相性◯
・何度も使い回しがきかない
・黒や焦茶の暗い印象になりがち



レイアウトに使う石や流木


今回はレイアウト様に風山石を使います。

理由は二つ以下の通りです。

①田砂の色合い的に清涼感を出しやすい。
②表面がそこまでギザギザしてない。

タナゴは自然界では警戒心が強く物陰に隠れています。
水槽にも水草や石、流木で隠れ家を作ってあげる事は大切です。

しかし、タナゴは比較的遊泳力が高かったり、繁殖時期にナワバリ争いやケンカをする事がある為、入れる流木や石の形状も考えましょう。


例えば流木であれば大きく滑らかな形状のものは良いのですが、盆栽レイアウトの様な枝状の部位はケガの原因になります。

石類も火山岩や気孔石のようなギザギザしたり凹凸の激しいものは向きません。



機材や砂・石はよく洗ってから使う


砂や石・機材は必ず一度洗ってから使用しましょう!
この際洗剤類は絶対使ってはいけません。

病原菌や害虫類は45℃以上で死滅しますので、仮にリセット時等は高温洗浄にして洗剤類が入らない様にしましょう!





レイアウトコツ①底砂には傾斜を


誰でも簡単に遠近感や立体感を出すポイント、底砂は傾斜をつけましょう。
基本奥が高く、手前が薄くなる様にセットします。

因みにソイルは傾斜をつけやすく、一度セットしたらしばらく底面清掃がないので充分傾斜をつけたほうが良いが。

田砂は粒子が細かいので注水時低い方に砂が流れやすかったり、底面掃除の時崩れるのである程度で大丈夫。



レイアウトコツ②石の置き方


より遠近感を出す為に、大きくて背の高い石を奥に、背の低い小さい石を手前に置く事で、奥行きや立体感を表現できます。

因みに水槽内に凹凸をつけて空白を作るとより立体感を出す事が出来ますよ!


▼▼因みに私の別水槽のレイアウトですが石の大小で遠近感を出すというのはこういうイメージです。



注水はゆっくりと


わたしは砂の入ってたビニール袋等を水槽に入れてゆっくりゆっくり注水しています。

田砂は注水時流れがあるとザーッと流れてしまいせっかく出した高低差がなくなってしまうので気をつけましょう。


機材をセットします

上部濾過を最後に乗せていきます。
因みに濾過の吸い込み口を逆さまにしたのはわざとです。笑

上部濾過のモーターって水位とかかいてあるシールの銀色の目立つのが表面に大々的に貼ってあるので外観が崩れるな〜と思い逆さに設置してます。

真っ黒だから気にならなくて良いな〜と思っています。


水草を植えていきます


水草の種類は完全に好みですが、タナゴは植物食性が強く大半の水草は食べられてしまいます。

経験上、葉が硬い・大きいものは食べられません。

食べられたくない場合は、今回使用したバリスネリアや、アヌビアスナナ・ミクロソリウム・マツモを選ぶと良いでしょう。

www.tanagogo.work




立ち上げ後3ヶ月は様子見!


最後に気をつけてもらいたいのが、魚を入れる前に理想は3ヶ月・最低1ヶ月は待ちましょう

これは水槽内のフィルターにバクテリアを定着させて飼育水を作る事が目的です。

バクテリアが整っていない環境に魚を入れると残餌や魚の糞尿を分解できず水質が悪化し、結果病気になり全滅なんて事もあります。

早く仕上げたい方はバイオカルチャー2000を入れると良い。
バイオカルチャーは生きたバクテリアが入っているので仕上がりも早くより良い水質を作ることが出来る。




パイロットフィッシュを導入

立ち上げ後1ヶ月したらパイロットフィッシュで貝やヤマトヌマエビを入れて様子を見るとより安定します。

これは最初に貝やヤマトヌマエビを入れておくと苔掃除をしつつ水槽内で糞尿をしてもらいます。
するとバクテリアや水草がその糞尿を吸収・分解しようと活性します!

いきなりメインの観賞魚を入れて餌を与える前に事前にパイロットフィッシュを入れ飼育水やバクテリアを作りましょう!


過去の水槽立ち上げ紹介

では今回は田砂で立ち上げた記事を紹介しましたが、この他に立ち上げた水槽の中でもおすすめの記事を紹介します。


タナゴ飼育に最適『大磯砂×底面濾過』

タナゴの飼育には最適です。
この記事で紹介しているのは底面濾過と上部濾過のダブル濾過にしてます。

大磯砂は底面掃除もザクザク出来ますし、吸い取れない糞は底面濾過を通じて上部フィルターに吸い込まれるのでこの水槽は管理が楽です。
www.tanagogo.work



タナゴも水草も楽しむ『ソイル×上部濾過』

水草を育てたいなら間違いなくソイルです。
ソイルと砂では天と地程差が出ます。

経験上ソイル以外では水草は減少傾向に偏り、ソイル地の方は増加傾向に偏りがちです。
両方楽しみたい方はこちらを!
www.tanagogo.work


まとめ


今回はタナゴ水槽の立ち上げ方を紹介しました!

色々自分で試した結果、鑑賞用としてはこの組み合わせは非常に良いです!
初めての方でも簡単にできる内容になっています。