こんにちわ!かつやんです!
キューバパールグラス水槽の作り方を紹介します!
今回はキューバパールグラスの緑絨毯の作り方を紹介します。
奇麗に・美しく・早く育てたい方はCO2を使った方が良いと思いますが、実際CO2無しでもおおよそ5カ月程で完成します。
今回は特にCO2・ヒーター等使わないシンプルな方法で作って行きます!
よく霧吹きしながらライトを照射させて根付かせる方法なんかもありますが、この記事では水を張った状態で植えていくすっごくシンプルな方法を紹介します。
それではいってみましょうっ!
二酸化炭素なしでもパールグラスは育つ?
最初に結論から言うと、パールグラスは二酸化炭素やヒーターを使用しなくても育成スピードは遅いものの成長させる事が出来ます。
一日8〜12時間程光量が必要とありますが私は最初の1ヶ月は8時間、その後は1日3〜4時間位でも時間はかかりますが枯れる事なく成長しています。
底面濾過タイプでもOK!
【アクアシステム310ルノアール水槽】を使います!
一般的に底面濾過と相性は良くないと言われてますが、※濾過がしずらくなる・根が絡むのが理由。
正直個人的に全く何も問題ありませんでした。シュリンプや生体も飼育しましたが、濾過的にもパールグラス的ににも問題ありません!
本格的なプロの目線では駄目なのかもしれませんが、一般人の僕からしたら充分な仕上がりになります!
パールグラス水槽の作り方
水槽に濾過器をセット
この底面濾過の機会の上に5㎝程ソイルで厚さを出します。
これは底面濾過を使ってますが、どんなろ過機を使っても問題ありません。
ボトルアクアリウムなら濾過は要りません。
ソイルはノーマルとパウダーを二重に敷きます
まずは大きめのソイルを敷いていきます。
底面濾過なら濾過の機会が見えなくなるくらい入れてOKです。
この時レイアウト的に傾斜を付けたい方はつけて下さい。
※私は底面濾過なので傾斜を付けませんが、作りたい方は石やろ過材等を底面に敷き、厚さを作って上からソイルを入れる事で簡単に傾斜をつける事ができます!
次に細かめのソイルを更に敷きます。
細かいソイルを入れる事でキューバパールグラスが抜けづらく根付き易くなります。
キューバパールの下処理
今回はコチラのキューバパールグラスを使用します!
パールグラスは大半この様な形状で売られています。
では、実際下処理をしていきましょう。
寒天を取ります
使い方は簡単です。
裏面に寒天がついてるのでぬるま湯で寒天を落とします。
1/4くらいに分けて、パールグラスをギュッと握り、寒天部分をぬるま湯でポンポンと叩いてあげると比較的寒天も落ちやすくなります。
植えやすいように分けます
丁寧な方は一本一本植えるそうですが、私はある程度の塊に分けたら植えてしまいます。
大体3〜5本成長する過程で必要な部分は根付いて不要な分は浮いてくるので特に神経質にならず大丈夫。
あの1パックで60も90cm水槽もたります。
30cm水槽には多すぎる位です。
新芽は横に横に伸びますのである程度間隔があいても問題ありません。
植える時のポイント
大体2通りあります。
①水槽内に水を張って、それからパールグラスを植える方法。
②ミスト式と言って水を張らずにパールグラスを植えて、ソイルに霧吹き・ラップ・光量を当てる方法があります。
②の方が美しく綺麗に生えます。ただ一日8〜12時間光量を必要とする為、一人暮らし等では仕事から帰ってきてからほぼ付けっぱなしになるので少し大変です。
私は①の水を張ってから植える方法でやっています。
植えた直後の様子
最初はこんな感じ。
植える時はピンセットで根っこを持って斜めに刺していくといいますが、実際水の入ってる環境ではあまり関係ありません笑
挿し所が悪いと浮力に負けて最初挿した部分が抜けたりもします。
最終的に根が横に張り、新芽も横に横に増えますので不要な葉は浮力に負けて抜けますし、必要な部分だけしっかり残ります。
3日目の様子
水が透き通ってきたのでここから計測を開始します。
毎日仕事帰りから翌朝まで約8時間〜12時間照射をしていきます。
1週間目の様子
根付いてきた?
少し多く植えてしまったり、過密に植えた所は周りのパールグラスに押し出されて、浮力に負けて浮き上がってきます。
その為初日よりやや少なめに感じます。
でもその他のパールグラスはソイル深くまでしっかり根を張ってきた感じがします。
3週間目の様子
すこーし成長を感じます。
2週間たってこれ位の変化です。
因みに水温は22度。照射時間は同じく8時間程です。
水槽周りにうすーく苔が発生し始めました。
害の少ないラムズボーンを投入します。
5週間目の様子
パールグラスはどんどん伸びてきました。
そして水槽内に茶ゴケの成長スピードが速い!
レッドラムズホーンを増やし、ビーシュリンプの稚エビを移し苔を撃退します。
モスは少し気になりますが地海老の隠れ家として入れています。
ラムズホーン5匹・稚エビ50匹程がいます。
8週間目の様子
立ち上げ後約2ヶ月です。
パールグラスは完全に根付いて増えてます。
ラムズも予想通り大繁殖してます。笑
でもどんどん苔を食べてくれるので、一切苔掃除なしでこの状態になりました。
この頃から照射時間は4時間ほどにしました。
理由は苔の繁殖と、夜明るいと眠れないのでつけていません。
帰宅後就寝前までは蛍光灯、日中は自然光にしてます。
9週間目の様子
ようやく緑の絨毯っぽくなってきました!
エビや貝が苔をどんどん食べるので良い感じに
苔問題はほぼ解決!
稚海老達等がパールグラスに生えた苔も食べてくれるので葉っぱもライトグリーンで綺麗になってきました。新芽がどんどん出始めます。
11週間目の様子
約2ヶ月が経ちました。
微増、微増ではあるがパールグラスが覆い尽くしています。
トリミングなしで良い点は管理が楽です。
ここの所モスの下が少し気になるのでぼちぼち
モスをどかして稚海老も少し選別します。
14週間目の様子
【 2020年 4月 9日 】
とうとう14週目!100日経ちました!
かなりいい感じに緑が覆い尽くしている!
因みにモスの下は光が当たらない為パールグラスは枯れてしまいました。
いっそ石を入れて隠す事にしました笑
隣のアヌビアスナナは苔を食べてもらおうと短期間入れてます!
完全に緑になる日が楽しみです^_^
17週間目の様子
よしよし、いい調子だぞ〜
約4ヶ月経ってかなり増えてきた!
さ〜黒い部分が徐々に減ってきていよいよ完全な緑色の絨毯が完成しそうです。ここまで約120日!
co2使ってないから遅めだけど、ここまで増えてくれました!
22週間目の様子
真ん中に流木ぶっ刺しました笑
横にいきなり石組みしました笑
ここまで約155日!
色々順番違うけどここまてで5ヶ月です!
おおよそ完成したのでこの記事はここで完結したいと思います!
因みに最後のレイアウトの流木はこんな感じに作っています。
www.tanagogo.work
※約半年で完全に緑の絨毯が出来ました!
まとめ!
結果から言うとパールグラス水槽は、ヒーター無し!CO2無し!底面濾過OK!照明は1日4時間ほどでもOK!そしてトリミング要らずで管理が楽々だった!
という結果になりました笑
プロからしたら全然ダメなのかもしれませんが素人が楽しむ位なら全然アリかな?って結果です!
緑の絨毯に憧れている方は是非挑戦してみませんか??そこまで高い敷居でもありませんよ!