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超簡単コスパ◎小型シュリンプ水槽の立ち上げ方法!繁殖水槽の作り方


こんにちは!かつやんです!
皆さんはシュリンプ用の水槽は立ち上げた事ありますか?

シュリンプ水槽は本格的に作ると機材も高いし、作り方も難しいです!
しかも多くの方がオリジナルの作り方をブログやYouTubeで紹介しているので『結局どれが良いの!?』って思う方も多いのでは…

この記事では【コスパが良く超簡単なシュリンプ水槽の作り方】を紹介します!

この立ち上げ方で作ったシュリンプ水槽は今も半永久的に稚エビを増やしている実績ある水槽の作り方です。

久しぶりにリセットするので改めて水槽の立ち上げを簡単に紹介したいと思います!

シンプルにわかりやすく必要な所だけ詳しく紹介します!


この記事で紹介する水槽の特徴・メリット!


まずはこの記事で紹介するシュリンプ水槽ですが
メリットは5つあります!

・作るのが簡単!誰でも作れます!
・シンプルで費用がかからない!
・稚海老の飼育もそのままできる!
・好みでカスタムも可能!
・私の飼育実績がある!

最初に必要な道具類も書いておきますので、必要な物や家に無いものだけ買い足してみて下さい。
後はこの記事の作り方に沿って作るだけです!

買うショップによっても変わりますが相場で大体いくら位かかるのかも書いておきます!
※濾過システムや水槽もリーズナブルなものを選んでます。

記事中にも商品化のリンクを貼っておくので、買い足しも記事を読みながら出来る様にしています!



必要な備品・超底コスパ!

今回紹介する水槽はなんと5,000円以下で立ち上げが可能です!
因みに水槽セット等で購入すると水槽本体や濾過が更に安くなります!

   
・GEX水槽 30×20×H25 1,775円
・GEXスリムフィルターS 1,446円
・コトブキサイレントエア  652円
・ニッソーバイオフィルターS  465円
・JUNマスターソイルネクスト1L  262円
・ストレーナー交換スポンジ半分  208円
・エクストリームバクター小匙1  142円
・エーハイム4IN1 20ml   44円
      合計 4,994円

上記の値段は通販サイトAmazonや楽天の相場・最安値で算出してます。若干変動はあると思います。

ソイルやカルキ抜きは使用料に合わせて計算してます。






シュリンプ水槽作り方

まずは水槽とスリムフィルターはよく水洗いして水槽台に設置します。

因みに水槽やフィルターはセットで購入するとかなり安く購入する事ができます。
水槽+フィルター+カルキ抜きやガラス水槽の設置面マット等6点セットで2,680円前後とかなりお得です。



底面濾過を組み立てます


底面フィルターといえば『ニッソーバイオフィルターS 』500円前後で購入できて使い勝手も良く言うことナシ!

シュリンプは底面濾過と相性が良くソイル内で生物濾過をする上で欠かせない濾過です。

『あれ?さっき壁掛け濾過設置してたよね?』
って思う方もいると思いますが。
【生物濾過】の「底面濾過」をベースにして、
【物理濾過】の「壁掛け濾過」とダブルで行うことで水質悪化を防止します。



因みに『ニッソーバイオフィルターS 』を選んだ理由は高さ25cmの高さがない小型水槽にも対応できるからです。

バイオフィルターの1番短い設定にしてしっかりパイプ類も奥までくっつけると22cm程の高さで丁度良いのです。

▼底面濾過を買うならコレを買ってください▼
他メーカーだと切ったり面倒です。



濾過の設置は写真のように

先程組み立てた水槽に設置します。
シュリンプの仲間はあまり強い濾過は好みません、なので弱目の濾過で循環を良くします。

【赤い矢印】
底面濾過の水流です。正面の壁に真っ直ぐ進んで壁に当たってから壁掛け濾過に吸われます。

【黄色い矢印】
壁掛け濾過の水流です。上から下に真っ直ぐ出てそのまま底面濾過に吸収されます。

強すぎる水流はNGですが、水槽内の水を循環させる事で物理濾過と生物濾過が上手く循環してくれます。



繁殖させたい場合はストレーナーを変えよう

この水槽の唯一の弱点は稚海老が壁掛け濾過に吸い込まれてしまう恐れがある点。

しかし、ストレーナー交換用スポンジで簡単に改善できます!

ストレーナー交換スポンジは400円前後で販売されています。
コレを半分に切って壁掛け濾過のストレーナーにくっつけ直すだけ!


稚海老は1mm以下で産まれてくるのでこの辺もちゃんとしてあげる事が繁殖の第一歩です。

値段も安いし洗えば暫く使えますのでこちらは購入をお勧めします。



ソイルは『栄養系ソイル』がおすすめ

詳しく話すと長くなるので超簡単に説明するとソイルは大きく分けて『栄養系』と『吸着系』に別れます。

『栄養系』は栄養豊富で水草やシュリンプもドンドン成長を促進します。

『吸着系』は不要な栄養分を吸収したり水質浄化を促進します。

【JUNマスターソイルネクスト】は栄養系ソイルです。
シュリンプの飼育なら栄養系が良いです。

ただし、唯一のデメリットは栄養系ソイルは立ち上げ直後3ヶ月は水質が安定しない点が挙げられます。
3ヶ月は空回ししてバクテリアを繁殖させたり水質を落ち着かせる必要があります。

結構1.2週間で大丈夫とか1ヶ月でシュリンプを飼育する方がいますが、経験上親生体【親エビ】は然程☆になりません。

しかし稚海老や抱卵個体にはその微妙な水質の変化がダメージになるようで、3.4ヶ月経った水槽と立ち上げ直後では産まれた稚海老&抱卵個体の生存率が違います。
気長に待ちましょう。





水草を育てないなら大きさはノーマル

経験者の方は解ると思いますが、ソイルには粒の大きさがあります。
一般的に『ノーマル→パウダー→スーパーパウダー』と3種程あります。

水草を植えたいなら【ノーマル】を敷いた上に【パウダー又はスーパーパウダー】を敷きます。
そうする事で水草が抜けてしまうのを防ぐ事が出来ます。

そして水草を植えないのであれば最初からノーマルのみでOKです。
パウダー等細かいソイルを入れると目詰まりが起こりやすくなるデメリットがあるからです。



ソイルを敷く際バクテリアをサンドしておく

これも重要です!ソイルを最初薄く敷いてその上からバクテリアをスプーン1杯分撒いて更にソイルでサンドします。

これは立ち上げの最初しか出来ません、ソイルの中で好気性バクテリアがより活発になり水質の浄化を早めたり、立ち上げを早くさせます。

▲バクテリアは年々商品が入れ替わるのでシュリンプ用のバクテリアであればメーカーは問いません。



最後にゆっくり水を注入します


カルキ抜きで作った水を入れて暫く回します。

因みに私はエアコン管理派なのでヒーターや水温計を入れてませんが、必要であれば他のアクセサリー類【水草】等を植える前に設置する事をお勧めします。

このまま濾過やエアーポンプのスイッチを入れて1週間程水槽を回していきます。



1週間したら少量の水草を


1週間程するとソイルにあったゴミや水槽の濁りが落ち着いてきます。

そしたら水草を入れます、有茎水草を植えたい方は植えて良いですし、特に植える気がない方は 活着させたアヌビアスナナやブセ等を少量入れておくと良い。

水草を入れるとソイルの余分な栄養等を吸収して成長します。
栄養が飽和状態の水槽内を落ち着かせる効果があります。


1ヶ月経ったらパイロットフィッシュ導入!


1ヶ月もする頃には魚を飼育しても全く問題ない状態になります

写真はサイアミーズフライングフォックスが入ってますがこれは魚でなくてもヤマトヌマエビ等のエビでも問題ありません。

水槽内の苔や水草に付着した微生物を食べてくれます。
この生体の糞や尿を水草が栄養として吸収し、栄養の無くなった糞の残骸をバクテリアが食べて増殖し、飼育水が出来上がっていきます。

水槽の立ち上げ方は以上です。
3カ月は気長に待ちましょう!

立ち上がるまでの間飼育したいシュリンプを探してみてはいかがですか?
www.tanagogo.work


餌用の受け皿を用意すると水質安定長持ちします!


上記写真の様に少し見えづらいですが右下にガラス受け皿を設置しています。
お皿を用意する事で餌が散らばらず水槽のリセット期間が長持ちします!

右側のガラスチューブは自家製の餌やり様チューブですピンセットを使わず餌をガラスの器に入れる事が出来ます!


▼▼作り方はコチラの記事で紹介してます▼▼
www.tanagogo.work







まとめ


シュリンプ水槽は立ち上げに時間がかかりますが、ちゃんと作るとドンドン増えていきますよ〜!

今回紹介したシュリンプ水槽は私が10年ほどやってきた中で1番『簡単で安くて良く増えます』
飼育に特化するならこれくらいシンプルで良いでしょう!
『あまり増えない・シュリンプ水槽の作り方がわからない』と言う方は是非試してみてください!