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ブセファランドラの美しい活着・増やし方・株分けのやり方!

こんにちわ!かつやんです!

ブセファランドラは流木や石などに活着させる事が出来、活着や株分けのコツさえ掴めば初心者の方でも簡単に飼育ができます。

活着は流木や溶岩石に糸で巻きつけて固定する事を言いますが、ただ巻きつけただけと、レイアウトを考えて巻きつけるのでは別物の様に美しくなります。

今回は更に一工夫加えて見栄えがグンと良くなる活着のコツも紹介します!
この記事では流木や石への活着方法、株分けによる増やし方、おすすめの活着土台について詳しく解説します!


ブセファランドラの活着は簡単

ブセファランドラの活着は一度覚えてしまえば比較的簡単に行う事が出来ます。

ブセは株分けする度にこの活着作業が生じます。
ただ巻きつけただけの物とレイアウトを考えて巻きつけたものでは別物です。

ブセの活着は簡単な一工夫で非常に美しく仕上げる事ができます!
このやり方でまずは基本の基の字を身に付けましょう!


活着に必要な道具


ブセファランドラを流木や岩へ活着する際には以下のものを揃えましょう!

準備する道具はコレ
・ はさみ又はカッター
・ 活着土台 【流木・溶岩石】
・ ※活着糸

活着糸については活着後取り除くなら100均の刺繍糸でOKです。
刺繍糸、モスコットン、テグス、ビニタイ使い易い物で大丈夫です。

ブセは活着に3ヶ月程かかる為、モスコットンでは活着前に溶けてしまう事があります。
テグスやナイロン糸は強く止めると茎に食い込む事があり株を痛める原因になります。
ビニタイは複雑な形状の活着土台では外れてしまう事がある。

ハサミやカッターは切れ味が良いものを使用します。
切れ味が悪く潰し切りになってしまうとそこから痛んで溶けの原因となります。

おすすめの活着土台


ブセの活着土台として特におすすめなのは、岩系であれば『溶岩石』です。
流木の場合はどのタイプでも活着できます。

溶岩石は多孔質で小さな気孔が沢山あります。
この凹凸に根が活着し易く、他にもバクテリアが住み着き易い等のメリットがありおすすめです。

大きさについては後程詳しく解説しますが、大きな岩や流木への活着は群生させたり、迫力あるレイアウトを作れる魅力があります。
数株まとめて活着させたり、大型種のブセなら初めから大き目の土台に活着させるのが良いです。

大きな岩や流木への活着はブセの数も技術も要るので、初心者の方は初めは小さい物で馴れてからでも良いかと思います。

小さな溶岩石がおすすめの理由
・ 糸やビニタイ等で活着させ易い
・ レイアウトの異動も容易
・ 向きや正面活着位置を決めるのも楽
・ いくつか集めて群生レイアウトも可能

と言ったメリットがあります。

2~4㎝の溶岩石は使い勝手が良い。

仮に活着土台に流木を使用する際はあらかじめアク抜きと浸水をしておきましょう!
予め水に沈む事が絶対条件です。
▼▼沈まない流木の対処法▼▼
www.tanagogo.work



石や岩への活着手順


それでは活着手順とコツやポイントを紹介していきます!

まずはブセに元から生えてる古い仮根をカットします。
元から生えてた根っこは岩や根っこに活着しません。新しく生えてきた仮根が活着する為、元々生えていた根は短くカットして問題ありません。
とっておくと逆に活着物から浮いてしまったり妨げになるのでバッサリ切ってください。

美しく仕上げる上級テクニック


次にカットした株を流木や石に糸やテグスで巻きつけ活着していきます。

美しく仕上げるワンポイント
ブセの前・後の確認をしましょう。
正面・葉の向きを考えて活着させる事が大事です。
溶岩石に株を活着させる場合、ブセの形状や溶岩石の形状を見てどの面を正面に向けたいか予め決めておきます。
上の写真(左)は正面に株と岩の活着面が出てしまっています。これでは折角活着してもレイアウト上見栄えがしません。

上の写真(右)は接着面が背面になっている為正面から見ても美しく見えます。

活着させるには時間がかかるので、正しく美しい活着面に仕上げましょう。

ブセファランドラは他の水草より比較的丈が低い為、水槽に入れた際に比較的前景〜中景として活躍する事が多いのですが、前面に配置する際活着させ方一つで美しさが変わります。

おすすめは溶岩石


溶岩石は使いやすく活着に向いています。

溶岩石の外観って凸凹していて、他より軽い印象を受けませんか?
これは小さな穴が沢山空いており、空洞が沢山ある多孔質の為です。

中に好気性バクテリアが住み着きやすく水質浄化にも役立ちます。
更に水草の根っこや仮根が凹凸部分に活着しやすいので活着土台には向いています。

個人的にはcharmで売っているSサイズは大きさも使い勝手が良く、価格もお手頃な為使い易いです。




流木への活着


ブセファランドラと流木の相性は良く、木と植物なので非常に馴染み易く活着もし易いです。

流木は下処理が必要【アク抜き・吸水】

※事前に1ヶ月程流木を水に漬け込み、アク抜きと吸水をしておきます。

沈まない物や時短したい時は熱湯をかけたり鍋で煮沸する事でかなり短縮できます。
▼アク抜き煮沸の仕方マニュアル▼
www.tanagogo.work


流木によっては暫くアクがでるものがありますが、キョーリンブラックホールを併用して後から取り除く事もできます。

▼流木からでるアクも3日で改善できます▼
www.tanagogo.work


活着させ方


まずはブセファランドラの根っこをカットします。※伸びた根は活着しないので切ります。

この根っこの断面を流木に乗せて糸で巻き付けます。これから新しく生えてきた根が活着する様になり2〜3ヶ月で活着します。

美しく仕上げる上級テクニック


流木については枝状やホーンウッドと形状がかなり複雑です。
正直どの面を正面か決めてもその後のブセの成長次第で変わってしまう事がある為、正面や前後より流木の枝が折れてしまった部分や、一部皮がむけている等マナス要素をブセで隠すと良いでしょう。


美しく仕上げるポイント1
僕の場合はある程度前後は決めていますが、流木の形状の都合で枝の折れや剝がれを隠すとブセの活着面が目立ってしまう場合があります。

そんな時はブセを活着させた流木の上にモスやウォーターフェザーを巻けるととても自然にな感じになります。


美しく仕上げるポイント2
基本大型株は大きめの流木が適しています。
大型株は上に上に成長する傾向が強く横に展開しにくいです、その為なるべく低めの位置から活着させて流木との活着部位を多めにとってあげると良いです。



美しく仕上げるポイント3
流木の大きさによっては一つの流木に複数の株を使用する事がありますが、その際は同種を活着させる事で一体感が増します。そのまま大きく育つと群生レイアウトができるのでおすすめ

ポイント
・ 流木の折れや剥がれをブセで隠す
・ どの面を正面に使うか考えておく
・ 大型株は低い位置から活着させ活着面を増やす
・ 複数株を使う場合同種を活着させる




活着次第では多様なレイアウトに対応出来る


ブセは基本前〜中景で活躍します
ブセは水草全般からすると小〜中型の為、どちらかというと前景〜中景で使用される事が多い。

強い光を必要としない特性を活かして他の水草が育たないような影になる場所にも配置することができたり、小さい石や流木に巻きつければレイアウトの変更も容易になり使い勝手も良くなります。

種類によっては葉の大きさが最大で8cm程まで大きくなる大型のブセもおり、存在感が強く石や流木に活着させ高さをだせば小型水槽であれば後景としても活躍します。

ブセは美しく見応えがある水草で活着次第で使い易さや用途を増す事が可能です。

ブセファランドラを見ためを維持するには苔取りも重要!
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ブセファランドラの増やし方【株分け】


ここまで読まれるとブセの魅力がかなり伝わって来たのでは無いでしょうか?知れば知るほどブセを増やしたくもなりますよね!

ブセファランドラは株分けで増やします
活着後ブセが成長してきたらカットして新たな株を作り流木や石に活着させます。

成長速度は遅いもののこの作業を繰り返す事でブセを簡単に増やす事ができます。

注意するべき点はブセは傷に弱い為、株を傷つけない様にカットする事。
充分に成長させてから株分けする事です。

〜 増やすポイント 〜
・ 充分成長させてから切る
・ 親、子株両方に根・新芽が出てるのが理想
・ カットの際は鋭利な刃物で切る
・ 株を潰したり傷めないようにする


ブセを増やしたい方は是非コチラの記事もお読みください。
▼ブセの増やし方を詳しく解説▼
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挑戦しやすいブセファランドラの種類

ブセの中でも挑戦しやすくレイアウトにも使いやすいブセファランドラを数種類紹介します!
初めはこの辺りから挑戦するのがおすすめです!

▼その他お勧めの種類を30種詳しく紹介中!▼
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ブセファランドラSP.クダガン

流通量も多く1番人気の種類です。
大きさは中程度で赤みが強く、葉も緑と紫色で水槽内でも目立ちます。

クダガンからブセファランドラが有名になったと言われるくらい人気が高い種です。
同じクダガンにも様々あり、コレクション性も高いのが特徴です。

ブセファランドラSP.クアラクアヤン

葉の形状は長楕円形でゆるやかなウェーブがあり、色合いは強い緑色。
良い意味で主張しないのでかなり使い易い種類です。葉が大型化しないので群生にも向いてます。

ブセファランドラSP.グリーンベルベット

葉の形状は強くウェーブしており、色合いは濃いみどり色や褐色の落ち着いたら色合い。
一番の特徴はベルベット生地の様なきめ細かなラメ質です、中型のブセで色々と活躍幅が広いです。

ブセファランドラSP.ビブリス

葉の形状は、他より少し尖った印象と強いウェーブが特徴です。
比較的株分けにも強く増やしやすい特徴があります。岩に活着させ群生させるとボルネオ島の渓谷を思わせる特有のレイアウトを作れます。

まとめ

ブセファランドラの魅力はなんと言っても見た目の美しさですね!
水中で花を咲かせる事や、葉にラメを持つ珍しい特性があり現在人気急上昇中です。

その為ただ巻きつけただけの活着では魅力も半減してしまいます。しっかり種類や用途に応じて適正な土台に美しく活着させましょう!

また小さな溶岩石に活着させれば移動も容易になり色々なレイアウトの幅も広がりますし、大きな流木等に複数株を活着させれば迫力ある群生も可能です。

それだけ活着の重要性は高くです! 上手に行えば利便性を高める事ができます!

是非みなさんもブセの活着をマスターしてみてはどうでしょうか?
種類も多くそれぞれ形状が違うので1個育てると他も育てたくなりますよ!

最後までお読みいただきありがとうございます!
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