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ブセファランドラの『株分け・増やし方』わかりやすく紹介します!

こんにちは!かつやんです!
近年人気急上昇中のブセファランドラの増やし方を紹介します!

ブセファランドラは【株分け】という方法で増やします。
成長が遅いので時間はかかりますが、株分は比較的簡単に行え確実に増やす事が出来ます。

しかし株分けはただカットすれば良い訳でなく、正しくカットしないと株が傷つき溶けてしまったり。
カットする場所や時期等を誤ると、葉が小さくなり成長が遅くなる為見極める必要があります。

この記事では株分けのコツや活着について詳しく解説していきます。


ブセファランドラの増やし方は『株分け』


ブセファランドラは【株分け】という方法で増やしていきます。

株分けは成長したブセの茎の部分をカットして新たに石や流木に活着させます。
元の株と別に新たな株を作る事で数を増やす事が出来ます!

他の水草に比べブセはかなり成長が遅いので時間はかかりますが、株分けは比較的簡単な方法なので確実に増やす事が出来ます。





株分けのコツとポイント

株分けは比較的簡単な作業で難しくはありません。しかし重要なポイントが2つあります。

① 極力株を傷つけない様にカットする!
② 充分に成長させてからカットする!

この2点は必ず意識して行いましょう。

極力株を傷つけない様にカットする!

ブセを切る時は、極力切れ味の良いハサミで株を傷つけない様にカットしましょう。

ブセは傷に弱く下手に切れないハサミで潰し切りの様にしてしまうと、株が傷つきそこから溶けてしまう事があります。

健康なブセ(水草)は、自らを守る為抗菌物質や酵素を生成しコケ被害を受けにくいのですが、
株が傷つき弱ったブセはコケ被害にあいやすく脆弱になります。


充分に成長させてからカットする!


ブセを充分に成長させて、葉や株自体をある程度の大きさにしてからカットしましょう!

株分けが早いとデメリットが多くなります。
一度子株にしてしまうと暫くの間小さく個性がない葉になってしまう為、充分に成長させてから株分けする事をお勧めします。
※写真はかなり小さい株で株分けを行ったクアラクアヤン1の写真です。

成長が不十分で小さい株は以下のデメリットが多く下記の弊害があります。

早期株分けのデメリット
・枯れや溶けが発生し易い。
・株が小さくなると成長がかなり遅い。
・出てくる葉が小さくなり易い。

▼▼ブセが大きくならない原因と対策▼▼
www.tanagogo.work

※僕はこの特性を逆手にとってswシンタン等の大型種をあえて小さな状態で管理したりもします。


理想はこの位成長させてから株分けするのがベストです。
因みにこのブセはクアラクアヤン2で購入後2年以上一歳トリミングしてません。


基本的なブセの株分け方法


写真付きで株分け方法を紹介します。
写真はブセファランドラsp.ビブリスです。

以下の手順で進めていきます。

カット

活着土台に巻き付け

3ヶ月後後取り除き


その後はまた成長したら随時株分けし、ブセファランドラをそれぞれ流木や石に活着させて増やしていきます。


カットする場所

充分に成長させて、カットした側・残した側の両方に【葉・新芽・根っこ】がある様にします。

僕は小型の前景で使用したいので、少し早めです。本来ならもっと成長させてからカットします。

カットの際は極力よく切れるハサミか、カッターナイフを使用して丁寧にカットします。


根っこや新芽は出てる状態で1株とる

この白い根っこは仮根と言って活着物とブセを活着させる事が出来ます。

緑の根は活着する事はありません、1本だけそのままソイルに刺しておけばOKです。

他は短くカットして岩や流木に等に巻きつけると新たな仮根が出てきて強固に活着します。





活着させる


活着は簡単です
新しく生えてきた仮根が活着する為元々生えていた根は短くカットし、流木や石にモスコットン・テグス・ビニタイ等で巻きつけ活着させます。

今回は大きな溶岩石に活着させました。

活着前に岩や流木の前・後、正面や葉の向き・成長方向も考えて活着させましょう。

2ヶ月もあればある程度活着します。
その後は成長と共により強固に活着します。

※モスコットンは活着前に溶けてしまう事があります。
テグスの場合はいつまでも残るので、活着後切り取る必要はありますが、個人的にはブセには後者の方がおすすめです。

▼▼活着のコツはこちらで紹介してます▼▼
www.tanagogo.work


3ヶ月〜半年後糸を取り除いて完成


それぞれブセがしっかり活着したらテグスや糸は取り除きます。

放っておくと細く固い糸はブセに食い込んで株を痛める原因になります。
活着した時点で取り除く様にしましょう。

暫く成長させてまた大きくなったらこの作業を繰り返しブセを増やしていきます。





おすすめ活着土台は溶岩石


溶岩石は使いやすく活着に向いています。

溶岩石の外観は凸凹していて、他より軽い印象があると思います。
これは小さな穴が沢山空いており、空洞が沢山ある多孔質の為です。

中に好気性バクテリアが住み着きやすく水質浄化にも役立ちます。
更に水草の根っこや仮根が凹凸部分に活着しやすいので活着土台には向いています。

個人的にはcharmで売っているSサイズは大きさも使い勝手が良く、価格もお手頃な為使い易いです。




ブセファランドラの種類

ブセファランドラとは種類の総称で、正しくはsp.〜等の名前があります。
ブセは種類が豊富で100種程の種類があります。

今回紹介したブセの増やし方はどの種類にも応用出来るので、好みの種類を見つけて育ててみましょう!

ブセは種類によって葉の形・ウェーブ・色・ラメ質がそれぞれ違うので飼育していて楽しいです。
コレクション性が高くついついハマってしまいますよ!
僕は現在50種近く飼育しています。
その内30種程こちらの記事にて紹介してます!
www.tanagogo.work





まとめ

今回はブセファランドラの増やし方を紹介しました!
ブセはまだ日本では流通量が少なく、値段や希少性も高めです。

成長が遅いので時間はかかりますが、正しく飼育と株分けをすれば半年〜1年位かけて倍・倍に増やす事が出来るので是非挑戦してみてはいかがでしょうか??



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