こんにちは!ぷれ子です!
ブセファランドラは非常に成長が遅く苔問題は切っても切れない関係です。
ブセに苔が生えてしまうと折角の美しい外観も台無しですよね。
水草についた苔は手作業では落とす事は出来ません!実際ブセに苔が生えてしまった際はヤマトヌマエビにお掃除してもらうのがベストな選択です!
今回はヤマトヌマエビの入った水槽に苔の生えたブセを移して、実際どれ程ブセを綺麗にしてくれるのか?BeforeAfterの写真も添えて紹介します!
リアルな結果をみせたいので掲載写真は補正せず無加工のものを紹介します!
怠惰なぷれ子のせいで苔まみれになったブセをヤマトヌマエビに綺麗に掃除してもらうよ!
水草の苔取りはヤマトヌマエビが最強!
代表的な苔取り生体といえばエビ類、貝類、オトシン、プレコ、サイアミーズ等が有名です。
それぞれ食べる苔の種類が違ったり、水槽の壁面や流木等得意な清掃箇所も違います。
基本水草の苔取りはエビ類は長けており、中でもヤマトヌマエビは水草の苔取りに於いて全生体の中でもNO.1の実力を持っています!
ヤマトヌマエビによる食害やデメリットは殆どないので安心
ヤマトヌマエビによる水草への食害やデメリットはありません。
ヤマトは水草についてる苔だけをツマツマして食べてくれます。
ただしミナミヌマエビやビーシュリンプと比べ、サイズも一回り大きく苔取り能力が高い為『弱ってる水草』『枯れた部分』『活着前の水草』は食べられてしまう事があります。
実際掃除して貰った様子
今回60cm水槽にヤマトくん20匹を入れてブセを掃除してもら貰います!
ミニブッシープレコ2匹
に掃除をして貰います。
※写真にフネアマガイが写ってますがブセを移す際とれずに入ったものです。
本来ならサイアミーズフライングフォックスやラムズホーンも導入したい所ですが、今回はあくまでヤマトヌマエビの苔取り能力を見るのも目的なのでこの内容になってます。
アラマンダ・レッドブレイドの様子
エントリーNo.1左からアラマンダ・レッドブレイド
かなり茶ごけまみれです。
アラマンダに関しては茶苔、黒髭苔、藍藻の3種に覆われています。
レッドブレイドは茶ゴケ、黒髭苔がついています。
▼3日後
茶ゴケはほぼ完全に取る事が出来ました。
茶ゴケたった3日間でここまで綺麗になるとは思いませんでしたがかなり綺麗になりました。
▼5日後
アラマンダ
アラマンダは最も苔被害が大きかったのですが、茶ゴケは完全に除去する事が出来ました。
黒髭苔や藍藻についてはまだ取り切れていませんがぱっと見半分以下になっています。
もう少し長い期間1ヶ月程かければ黒髭苔や藍藻も取れそうです。
レッドブレイド
レッドブレイドはほぼ完全に綺麗になりました!
元々黒髭も葉の縁に少量ついてた程度だった為、少量の黒髭苔は食べてくれる事がわかりました!
グリーンブルーベルベット・ブラウニーパープル
エントリーNo.2グリーンブルーベルベット・ブラウニーパープル
こちらのグリーンブルーベルベットに関しては茶苔、糸状苔の2種に覆われています。
そしてブラウニーパープルは茶ゴケと苔被害により葉が丸まってしまってます。
▼3日後
コチラの2種については厄介な黒髭苔の被害がない為、3日で苔はなくなりほぼ復活しました。
▼5日後
グリーンブルーベルベット
付着していた苔の種類も糸状苔と茶ゴケだったのであっという間に綺麗になりました。
ブラウニーパープル
葉が苔で丸まってしまってましたが、新しい新芽は比較的元気なのでこのまま良い環境で育てれば新しい新芽を出して大きく育つと思います。
ピンクバエリガータ
エントリーNo.3ピンクバエリガータ
苔まみれですが、2株とも高級品種のあのピンバリです笑
一度活着させていたのですが、あまりにも成長が遅いのでソイルに根が届きやすい位置に再度活着し直しました。
3日後
茶ゴケだけだったのですぐに綺麗になりました。
茶ゴケの他流木左端に付いてた水カビも綺麗に落ちています。
水カビは暫く繰り返しますし、活着前の葉もついてるので苔が取れ次第直ぐに離脱させました。
ヤマトヌマエビが食べてくれる苔の種類
ヤマトは苔全般を食べてくれます。
今回の実験で特に、『茶苔、糸状苔、アオミドロ、水カビ』はよく食べてくれる事がわかりました。
一応黒髭苔と藍藻は食べはしますが、あまり好きでないのか他の苔と違って数日間では完全に駆逐するのは難しい様です。
ただ確実に量は減っていたので1ヶ月、2ヶ月見れば取り除く事は出来るかもしれません。
結果ブセの苔はキレイにとれた!
今回はたった5日間ではありましたがブセは見違えるほどキレイになりました!本来なら1週間、1ヶ月の変化を紹介しようと考えてましたが。
3日目にしてほぼキレイになってしまったので短縮して記事にしました!
ブセは成長が遅い為常に苔問題に悩まされますが、苔が生えてしまった際はヤマトヌマエビで対策するのがおすすめです!
苔がとれたブセは改めて非常に美しいと感じます。ブセに興味のある方はコチラの記事もお読みください!
▼美しいブセの種類を30種紹介!▼
www.tanagogo.work
ヤマトヌマエビ以外にブセの苔取りを依頼するなら
仮にヤマトヌマエビは混泳生体の都合、飼育が難しいって方もいると思います。
正直ヤマトヌマエビは苔取り生体として非常に優秀なので、ミナミヌマエビやオトシンでは幾ら数で補ってもヤマトの代わりは務まらないと思います。
水草の苔取りに於いては、ヤマトの代わりを務められるとしたら『ラムズホーン』しかいません。
ラムズホーン単体で見ると苔取り能力はそこまで優秀とは言えません、しかしラムズは水槽内でほぼ無限に繁殖出来、大きさも小さく軽い為水草の苔取りが行えます。
また貝の形状がひっくり返っても何度でも自力で起き上がれる等の特徴がある為、ラムズホーンは数が揃うとヤマトヌマエビに匹敵する苔取り能力があります。
実際我が家ではラムズホーンを使ったブセの洗浄もしています。笑
▼ラムズホーンでブセの苔取りしてみた▼
www.tanagogo.work
まとめ
ヤマトヌマエビの苔とり能力は非常に優秀です。ブセに苔が生えてしまってお困りであれば是非ヤマトヌマエビの導入をお勧めします!
水槽の大きさにもよりますが水槽1台に3〜5匹入れておくと苔の予防にもなりますよ!
また今後コチラの水槽にはサイアミーズやラムズホーンを導入して今回取り切れなかった黒髭苔の対策や、最強の苔取り生体水槽を作ろうと思います!
今後も更に改良して面白い記事を書いていきますのでよろしければ是非インスタやXのフォロー&読者登録をお願いします!