こんにちは!かつやんです!
琉金は丸型金魚の代表的な存在で、小さい顔に丸々とした体型・長い尾鰭が特徴です。
最大20cm程の大きさになりますが、体高が高く尾鰭が長い為迫力があります!
非常に丈夫で飼育は容易、様々な種類や柄が豊富なのも魅力です。
値段も500円〜30,000円を超えるものと幅広く、初心者〜ベテラン迄幅広い層に人気があります。
琉金の飼育自体は簡単ですが、大きく美しく育てるのは奥が深く簡単ではありません。
今回は魅力たっぷりの琉金の飼育・大きく育てるコツ・色揚げ方法・種類について詳しく解説して行きます!
琉金の特徴
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琉金のルーツは中国から沖縄(琉球)を経由して国内に入ってきた事が由来です。
琉金は和金の改良種で、現在では丸型金魚の中でも代表的でポピュラーな種と言われています。
大きく丸々とした体型と長い尾びれが特徴。
値段も安価な物から高価なものと幅広く初心者〜愛好家まで幅広い層から人気のある金魚です。
琉金の大きさと寿命
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・大きさは10〜20cm程度
・寿命は10年程です。
小顔で体高も高く尾鰭が長い為、大きさ以上の迫力があります。
餌の量や飼育環境でで大きさはかなり変わりますが、大きいものほど高価になる傾向があります。
大きな琉金は尾鰭も長く大きな巨体でゆっくり泳ぐ姿は優雅です。
寿命は平均で5年程ですが、程良い餌やりと水質の管理をする事で10年以上生きるので飼育も長く楽しめます。
琉金の飼育方法
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琉金を飼育する上での醍醐味はキレイに美しく育てる事。
色味は勿論、尾びれが綺麗に成長していて、体が大きく体高が高い個体が良個体とされています。
琉金は水質変化にも強く非常に丈夫です。
温度は15~25度が理想です。
鑑賞を楽しみたい場合や大きくしたい場合はヒーターで加温してあげましょう。
高温・低温のどちらにも耐性がありますが、急激な水温の変化には弱い為、安定した水温を維持できるのが理想。
琉金は泳ぎが得意でない為、水流は弱めで育ててあげると良いです。
琉金は大型になり、餌もよく食べ糞も良くするので出来るだけ大きいものを用意しましょう。
琉金を大きく育てるコツ
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琉金を大きく育てるには大きな水槽と、餌が重要です。
琉金は大きく育つ事と、餌をよく食べ糞をたくさんする為水を汚しやすいです。
その為大型水槽と強力な濾過が必要になります。
単体飼育なら60cm、複数飼育であれば90cm以上の大型環境が好ましいです。
濾過能力は高いものが向いており
おすすめは『外部濾過』『上部式濾過』がおすすめです。
餌は少量を1日3回ずつ与えると2年でかなりのサイズまで成長します。
しかし餌の与え過ぎによる転覆病もありますのでその点は注意が必要です。
病気をすると寿命も短くなり、弱っていると薬浴中に死んでしまう事もあります。
病気やケガは早期発見・治療で生体に与えるダメージを最小限に抑えるのが良いでしょう。
琉金の餌
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色揚げ+増大+コスパの良い餌が理想です!
琉金は人工飼料にもよく馴れます。
泳ぎはあまり得意ではないので、一般的には沈下性の顆粒タイプがおすすめとされています。
餌代もかかるので餌選びの際は1kサイズで買うとコスパもいいですよ!
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咲きひかり・色揚げ用・沈下性 1kg
他にも金魚のエサを詳しく書いてます!
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蛍光灯LEDで色揚げ効果UP
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琉金を美しく育てるポイントの一つとして餌以外に光量も大切です!色揚げ効果や体色が良くなります。
本来なら屋外の日光がベストですが、屋内飼育の際には照明を使いましょう。
鑑賞性も上がり癒されますよ!
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琉金の混泳は難しい
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泳ぎが得意では無い為、遊泳力のある魚との混泳は向きません。
餌を上手く食べれなかったりストレスの原因になります。一緒に飼うなら和金体系より、同種か同じ様な大きさの丸型が良いです。
蘭鋳など丸型系も多種紹介しています!
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琉金の入手方法
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琉金は金魚の中でも最もポピュラーな種類でアクアショップやホームセンターでも購入できます。
スタンダードな琉金は素赤(全身が赤)は大きな尾びれと、丸みを帯びた体形が特徴的な金魚です。
琉金は安価な個体で、尾びれが長いロングテールは500円〜2,000円程の値段で購入できます。
大きく色の濃いものは値もつきやすくなります。
珍しい琉金の種類
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現在琉金は愛好家が品種改良を行い体色・体形・尾の形の違いでバリエーション豊富です。
個人的には長く育てるのであれば変わり種も面白いと思います。
琉金は色々な種類がおり、琉金を購入するならお気に入りの色合いを見つけましょう!
更紗 琉金
紅白の柄がとても鮮やかで、色合いがくっきり分かれて発色の美しい個体は高音がつく事もありますが、更紗は普通の琉金として売られている事も多いです。値段も普通の琉金同様500円〜2,000円程。
黒 琉金
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黒い色をした琉金でカッコイイです!色合いは個体差や飼育環境で黒くなったり薄くなる事があります。
出目金や黒蘭鋳の様な真っ黒とは違い暗いグレーのような色をしています。黒を維持するには餌の他に光量も重要な要素になります。
琉金は赤や更紗がポピュラーで黒はあまり流通がないので出回る数は少なめです。
白 琉金
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名前の通り真っ白い琉金です、あまり出回らないので珍しくアクアショップやネットショップでもたまにしかみかけません。
美しい純白をしており、かわいいです。
頭部が黄色くなる個体も居ます。
キャリコ琉金
琉金と三色出目金の掛け合わせで産まれた琉金です。体色は浅葱を基調として、赤・黒班で複雑に表現されます。キャリコは英語で「斑(まだら)」の意味です。
値段は琉金より少し高い程度で然程違いがありません。体形や柄が綺麗な物は値段が張ります。
桜 琉金
透明鱗(とうめいりん)の様な特徴を持った個体です。鱗が透明な為白地が桜色に染まります。目が黒目になったり鰓蓋が赤くなったり透明鱗の特徴がよく出ています。
値段は1匹900円前後で販売されています。
ショートテール琉金
通常琉金は尾鰭が長いが、ショートテールは短い尾が特徴です。尾が短い為だるまのように丸い輪郭と体格から「だるま琉金」の名前でも販売されている事がある。
価格はやや高めに設定されています。1万円以上の値段が付く高級な琉金はショートテールの事が多いです。
まとめ
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今回は琉金の飼育と種類について解説しました!
琉金はポピュラーな種ですが、キレイに大きく育てようと思うと奥が深く多くの方が飼育に挑戦しています。
慣れると餌の時も寄ってきてかわいいですよ!
もしお気に入りの個体がいたら是非飼育してみてはいかがでしょうか?