こんにちわ!かつやんです!
面白い底面式フィルターを見つけたので紹介とこちらを使用した水槽立ち上げの紹介をします!
今回紹介する商品は『Choice F.cube+』
(チョイス エフ.キューブ プラス)
コチラはエアーリフト式底面フィルターや、タンクイン式底面フィルターと等と紹介されていますが。
解りやすく説明すると『底面フィルター』と『投げ込み式フィルター』両方の特性を持った仕様になっています。
ケース内のろ材を自分好みにカスタムでき、飼育生体に合わせて【自分好みの投げ込み式底面濾過】が作れます。
ソイルの薄敷にも適しており、F.cube内のソイルを周期的に入れ替えるだけで簡易リセットも行える為、良い飼育環境の長期維持に役立ちます。
今回は『Choice F.cube+』(チョイス エフ.キューブ プラス)のレビュー&シュリンプ水槽の立ち上げを紹介していきます。
化効果があり60cm以上であればスポンジや上部フィルターと併用しても活躍します。
- F.cube+の特徴:①大きさ
- F.cube+の特徴:②仕様・性能
- F.cube+の特徴:③組み立て
- F.cube+のメリット・デメリット
- F.cube+水槽の立ち上げ〜写真多め〜
- F.cube+の総評
- その他シュリンプ水槽立ち上げの関連記事
F.cube+の特徴:①大きさ
水槽の高さ250mm以上、奥行き(幅)200mm以上の水槽であれば水槽内に縦でも横でも設置できます。
使用可能 → W30×D20×H25以上のサイズ
使用不可 → 高さ250mm以下の水槽
F.cube+の特徴:②仕様・性能
ソイル・ろ材・スポンジフィルター等をケース内にセットして使用するエアーリフト式底面フィルターです。
飼育生体によってケース内のろ材を自分好みにカスタムできます。
ケースはプラスチック製で、組み立て後約1Lのろ材を入れられます。
カスタマイズ性が高く、小型水槽であれば充分なろ化効果があり60cm以上であればスポンジや上部フィルターと併用しても活躍します。
エアーポンプは別途購入ですが、エアーの強さによって濾過力は変わります。二又や又の分岐コックがあると調整しやすい。
F.cube+の特徴:③組み立て
付属パーツは全部で9個、組み立て式
購入時わかりやすい説明書がついており、誰でも簡単に組み立てが可能です。
昔の旧式F.cubeとは色々仕様が変わってパワーアップしています。
エアーの吐出口が今迄は下向きで外れやすかったり、高さ調整が出来なかったりとマイナス部分が全て改善された印象です。
F.cube+のメリット・デメリット
F.cube+のメリット
・ 薄敷き水槽が出来る
・ カスタマイズ性が高い
・ 価格が安い(700〜800円)
・ シュリンプやコリドラス向け
・リセットが容易・薄敷きに向いている
ビーシュリンプ等を飼育している方は経験された方も多いと思いますが。
F.cube+を使うことでソイルの経年劣化による大掛かりなリセットが簡易に行える様になります。
F.cube内のソイルを周期的に入れ替えるだけなので簡単に行うことが出来、良い飼育環境の長期維持に役立ちます。
・カスタム性が高い
ろ材(リングろ材・スポンジなど)を使えばフィルターとして活躍しますし、ソイルを使用する事でpHの調整も効果的に行えます。
ビーシュリンプやコリドラスの飼育環境作りにも非常に効果的です。
F.cube+のデメリット
・ 生体がケースに挟まらないか?
・ プラスチックの為破損注意
・見た目が安っぽい
レイアウトを楽しみたいならお勧めしません。
あくまで飼育繁殖・ブリード目的の用途に近いです。
・生体がケースに挟まらないか?
プラケースは底面が狭く上部が広い。
その為水槽の壁面にピッチリつけると水槽とプラケースの間に隙間が出来ます。シュリンプ等は心配ありませんが、熱帯魚等は挟まらないか心配です。
F.cube+水槽の立ち上げ〜写真多め〜
エフ・キューブ+を組み立てます
説明書通りに9つのパーツを組み立てていきます。
高さ等は後からでも調整ができます。ろ材を入れてから外れるのが一番困ります。各パーツしっかりはめこみましょう!
※組み立て前に一度各パーツを手洗いしましょう。
ろ材やソイルを入れます
今回は私はポーラスボールのろ材とソイルをダブルで使用します。
ポーラスボールとは、ろ過バクテリアの素早い活着と活性をサポートするガラス系多孔質ろ材です。
ポーラスボールで濾過力向上
細かなゴミをキャッチしながら汚れた飼育水を濾材内部に引き込み、濾過バクテリアによって有害なアンモニアなどを分解し生物ろ過が速やかに実現します。
私はソイルを入れるので2段程度にしました。
ポーラスボールは補完出来ますし、他の水槽をお持ちなら上部濾過・壁掛け濾過どこにでも使用できるので余っても便利です!
鉢底ネットを加工・入れる理由
写真のように100均で売っている鉢底ネットを加工しました。
因みに両サイドはあえて加工しました。
理由は一枚で作った時はソイルの重さに負け崩落したので、強度UP&カーブラインをキレイに切る為加工しました。
鉢底ネットを入れた理由
鉢底ネットを入れた理由は、ポーラスボールや底面濾過の間に空間を取らせたいのが目的です。
直にソイルを入れると経年劣化でソイルが崩れた際に、底面濾過が詰まったり、嫌気性バクテリアの増殖が気になった為、防止になればと思い層を作りました。
ソイルとバクテリアを入る
ソイルでバクテリアをサンドしながら入れていきます。
ソイルが目詰まりしない様にサイズは全て大きめのノーマルを使用。
※あえてパウダー等で二層にはしていません。
ソイルはマスターソイルネクストを使用
マスターソイルネクストは吸着系でありながら栄養が高い、両方の特性を持った『ハイブリッド型』と呼ばれるソイルです。
普段は栄養系+吸着系で二層にしてますが今回は単一にする為コチラを使用しました。
水槽に設置した図(横から)
今回水槽はGEXのW30×D20×H25を使用。
横並びで3台繋げるので縦向きに設置します。
F.cube+を縦に設置すると水槽前部分にスペースが狭くなる為今回は横向きに設置しました。
両サイドの底面に1.5cm程隙間が生じますがエビであれば通り抜け出来そうなのでそのまま使用します。
水槽に設置した図(上から)
因みにこのF.cube+は上部は横幅18cm。
水槽の内寸が19cmなので上から見るとほぼピタピタです。
一度バケツや予備水槽で1ヶ月ほど回します
私は新規立ち上げで、少し時間がかかるのも承知の上で立ち上げたのでそのまま入れます。
既に生体を飼育している水槽にエフキューブ+を入れる場合は、
ソイルは立ち上げ時生体に有害な亜硝酸などの成分が出るので、ソイルを入れる場合は予め予備水槽やバケツで2ヵ月程エアレーション&トリートメントしてからセットしましょう。
ソイルは薄敷きOK・簡易リセット可!
ケース内に充分な量のソイルがあるので、水槽内のソイルは薄敷きでOKです。
私も薄めに少量敷いているだけです。
リセットの数ヶ月前に別途F.cube+をもう一つ立ち上げておけば、中のF.cube+を交換するだけで簡易リセットが行えます。
ゆっくり注水
水槽に飼育水を入れて回していきます。
入れる際水の貼った水槽にドボンと入れるとろ材やソイルが舞い散ります。
霧吹き等で充分湿らす・事前に沈めておく等した方が良い。
私は立ち上げ時の最初の飼育水は凄く不安定な印象があり、だいたい1週間で半分から3分の2は水換えします。
バイオカルチャー&エーハイム4in1
私は昔アクアショップの方に教わった方法で、飼育水はカルキ抜きをエーハイム4in1、更に生きたバクテリア・バイオカルチャー2000を入れます。
色々試してますが個人的に1番使いやすい組み合わせです。
立ち上げ後3ヶ月は空回し
立ち上げ直後は水質が変動しやすいので3ヶ月ほど様子を見るのがベストです。
今回の水槽はソイルの量も1ℓ程なので3ヶ月待たずに完成しそうです。
徐々に段階を踏んで立ち上げる予定です。今回は立ち上げとF.cube+の紹介の為、立ち上げはこの辺にしておきますが随時更新して行く予定です。
追加記事やこの記事もまた読み返していただけると幸いです。
F.cube+の総評
個人的に価格、カスタム性が良く非常に満足しております。
工夫次第で中に入れるものにより使い勝手も変わります。
シュリンプ飼育と相性が良いかと思います。
Fキューブにろ材・吸着系ソイルを入れて、水槽立ち上げの速さ・管理しやすさを向上できますし、薄敷き立ち上げにもってこいです。
ろ材を入れて水質の安定・調子を崩した水槽の治療といった使い分けもできます。
個人的に30cm水槽であれば Fキューブ+だけで充分な印象も受けます。45cmや60cmであれば、スポンジフィルターや外掛けフィルターを使う事でより管理が楽になりそうな印象があります。
まだ立ち上げたばかりなので、シュリンプを入れて調子が良ければ
60cm水槽に2個程エフキューブ+を別途先行立ち上げし、複数水槽管理出来たら大分楽になるかと思います。
皆さんも是非挑戦してみてはどうでしょう?
その他シュリンプ水槽立ち上げの関連記事
私はかれこれ10年程趣味でシュリンプ飼育をしています。特別凝っているつもりはないのですが、50匹から開始して最大で800匹位まで増やしました。
引越し等あり水槽の数も限られるので現在は300匹程です。
素人目線で楽しめそうな水槽をいくつか立ち上げてますので紹介します。
ルノアール×水草シュリンプ水槽
アクアシステム ルノアール水槽セット一つで作れる簡易水槽です。
複数管理でなく一個で楽しみたい方向け
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気孔石×30cmキューブ水槽
レイアウトを楽しみたい方向け、濾過等考えると繁殖より鑑賞目的の水槽立ち上げ
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青華石×30cmキューブ水槽
個人的に1番色合いも好きです。
エビもラムズホーンも爆殖してます。
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底面濾過×スポンジフィルター60cm水槽
ヤマトヌマエビやピノキオシュリンプがスイスイ泳ぎ回ります。
色々飼育したい方向け
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30cm×高濾過水槽
まだ立ち上げ中ですが飼育、濾過を考えて立ち上げてみました。どう仕上がるか楽しみな水槽です。
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水槽で飼育できるシュリンプの紹介!
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シュリンプを爆殖させるコツとは
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産卵飼育ケースは稚エビに最適
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シュリンプ水槽の作り方
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