こんにちわ!かつやんです!
今回は人気のクラウドシュリンプを紹介します!
クラウドシュリンプとは名前の通り『雲』の様な外観を持つシュリンプの仲間で、人気の改良品種です。
柄によって『ギャラクシー(銀河)』や『ミルキーウェイ(天の川)』『シーロキューモラス(鱗雲)』『フィッシュボーン(魚の骨)』等様々な表現があります。
他のシュリンプ同様赤・黒の2色が存在しています。
この記事では柄毎の特徴や名前。クラウドシュリンプの飼育方法、餌や繁殖方法など詳しく紹介していきます!
- クラウドシュリンプの特徴
- クラウドシュリンプの飼育方法・寿命・餌
- クラウドシュリンプの飼育水槽・底砂
- クラウドシュリンプの性格・混泳相手
- クラウドシュリンプの購入方法
- クラウドシュリンプの柄の種類
- クラウドシュリンプの飼育の注意点
- クラウドシュリンプの繁殖方法
- まとめ
クラウドシュリンプの特徴
クラウドシュリンプの飼育方法・寿命・餌
クラウドは1.5~2.5cm前後の小さなシュリンプです。
過密飼育もできるので30cm水槽で飼育可能。
手先のハサミをツマツマせわしなく動かして水草や流木・底床・水槽の壁面の苔とりもしてくれます。
水質は重要でpH6.0~6.8程度、硬度は0より少しあるほうが良い。
ビーシュリンプとほぼ同じ飼育環境で大丈夫です。
【クラウドシュリンプの寿命】
寿命は飼育下で2年程度です。
夏場などの水温も一定に保てている場合です。
近年は改良品種の個体も強くはなってきましたが体が小さい分特に飼育時の水温・水質管理には気を付けましょう。
【クラウドシュリンプの餌】
雑食です。人工飼料に馴れさせた方が楽です。
ケールや無農薬野菜、コケ、プランクトン、モスの新芽や、抜け殻何でも食べます。※生きている生物を襲うことはありません。
餌は自然に増えるコケや微生物も食べるので、人工飼料は2日に1回少量でOK
2時間程して余っていればピペットで回収します。
クラウドシュリンプの飼育水槽・底砂
シュリンプも小さいので水槽サイズは30cmでも飼育可能!
水質と水温の変化にデリケートなので、充分な濾過と安定した水質・夏場の高水温には要注意です。
30cmを複数作った方が後々繁殖・選別等をする際便利です。
水草や隠れ家が多い方が個人的に良く繁殖する印象があります。
水槽の立ち上げはこちらに載せています。
www.tanagogo.work
【底砂】
ソイルは水草とも相性が良く便利です。
ソイル系の底砂を用いることで弱酸性〜中性を維持しやすいので飼育は容易になります。
特にアマゾニアソイル・プラチナソイルはおすすめです。
【水草や流木】
水草や流木は隠れ家にもなり、餌になる微生物を発生させたり、海老のフンを肥料として吸収するので水質を良くする効果もあります。
特にウィローモスは流木などに活着出来て非常におススメです。
また、水草の農薬などの農薬には非常に弱いので輸入品の水草には注意が必要です。
● ウィローモス
シュリンプにとってモスは隠れ家や餌になるので相性最高です。
モスもエビが苔を取ってくれるのでキレイに美しく成長します。
流木や石に活着させて入れましょう!
クラウドシュリンプの性格・混泳相手
温和な性格で他の魚を襲う事や共食い等の心配はありません。
体が小さいので普段は外敵から身を守るため水草に隠れています。
隠れ家になる水草をいれてあげると良いです。
【混泳相手】
基本同一品種にしたほうが良い。同じサイズのエビであれば混泳は可能です。
ただし別の種類を交配をすると血統が混血してしまい、柄や色合いや艶等が弱まる事もあります。
◎ おすすめの混泳相手
オトシンクルスや、ラムズホーン等の苔とり貝類は混泳可能です。
クラウドシュリンプの購入方法
クラウドシュリンプはペットショップであれば取り扱っている可能性はありますが、入荷・在庫次第では無い事もあります。
ネットショップで専門店から購入したほうが確実です。
因みに模様の名毎に販売されている事が多く『ギャラクシー』や『シーロキューモラス』『フィッシュボーン』等の名前で売れれている事が多い。
10匹単位で買った方が安く購入できるし、増やしやすい。
※個人的にはアクアショップは個体を選べるメリットがあるが、寿命は1~2年程なので最初はネットショップでまとめて購入。
生まれてきた子供から選別していく、と言った方が安くて効率が良い。
柄毎の模様や見た目の特徴を一部紹介します。
クラウドシュリンプの柄の種類
同じクラウドシュリンプでも柄や模様によって名前が違います。
・シーロキューモラス
背中に(うろこ雲)のような複数本の柄が入るシーロキューモラス。縞模様の様な白い柄が均等に入るのが特徴です。
・ギャラクシー
頭部に大きなスポットや無数のドットが入った個体をギャラクシーと呼びます。名前通り銀河を連想させる美しい柄です。
・フィッシュボーン
魚の骨の意味で、頭部から背にかけて一本ラインが通っていて背側にシーロキューモラスの特徴を持っています。
背中に一本通った背骨と複数の縞模様が魚の骨の様に見える事から名前が付いてます。
頭部にギャラクシーの柄が入れば、『ギャラクシーフィッシュボーン』等とも呼びます。
・ミルキーウェイ
頭部から背にかけ一本ラインが通っていて周辺に無数のスターリット(細かい点)が散りばめられ、まさに天の川を連想させる表現をしたものです。
・フルブラック
全身が真っ黒もしくは真っ赤な体の個体です。
『フルブラック(レッド)』と呼びます。
完全に真っ黒(赤)の個体は殆どおらず、尻尾の先端に白が入ったりする。
因みに交配の過程で様々な交配を経てこの様な表現が出るようになっており、模様は白だけでなく青ターコイズカラーが入る事もある。
クラウドシュリンプの飼育の注意点
クラウドシュリンプに適している水温は20度〜30度です。
水温は23〜28度が最も好ましく、
20度以下・30度以上は危険域です。
室内飼育の場合20度以下にならなければ冬場もヒーター無しで越冬ができます。
逆に夏の暑さには非常に弱く、水温が32度を超えると死んでしまう事もあります。
水温が30度を超えるようなら冷却ファンをいれるかエアコンを使いましょう。
水温対策はこちらの記事で紹介!
www.tanagogo.work
【導入時は要注意】
クラウドシュリンプは水質や水温の急激な変化が特に敏感です。
導入時はいきなり☆になってしまうケースがあります『点滴方』でしっかりと水合わせを行いましょう。
水合わせのやり方はこちらの記事で紹介!
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【水草の農薬】
海外の水草は美しく育てる為、害虫を寄せないように薄い農薬を使用している事が多い。
農薬処理をしていない水草は小さいエビ類には非常に有毒な為ショック死する事があります。
未処理の水草は『水草その前に』を必ず使いましょう。
クラウドシュリンプの繁殖方法
生後半年で1.3㎝程になるのでこの大きさであれば抱卵できます。
飼育水槽の水温が20度前後あると季節に関係なく抱卵します。
ビーシュリンプと同様に淡水で繁殖することができます。
【孵化までの日数】
季節や水温によってかわります。
600÷水温=孵化までの日数
という計算式があり、面白いほどにピタリと当たります。
一度に埋める卵の数は20~30程、
抱卵した後はハッチアウト後(卵から稚海老が出た後)3ヶ月程でまた抱卵出来る様になります。雄雌のペアがいると4.5ヶ月に1度抱卵を見る事が出来ます。
【繁殖のコツ】
1番のポイントは産まれてきた稚海老を死なせない事です!
産卵ケースやエビだけの水槽があると比較的簡単に増やす事が出来ます。
説明すると長くなるので、500匹以上孵化させた経験をここに書いています。
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まとめ
クラウドシュリンプは現在も人気のある観賞エビです。
繁殖させてより美しい個体を作る楽しみもありますし、水草のレイアウト水槽に入れて鑑賞を楽しむのも良し!
私もはじめは水草水槽のマスコット的な存在として飼育したのですが、どんどん抱卵したり繁殖をしてく内にハマってしまいました。
現在は改良品種も値段は非常にリーズナブルになって海老も丈夫で強くなりました。アクアリウムに興味がある方は是非飼育してみませんか?