こんにちわ!かつやんです!
炎を連想させる真っ赤な美しい外観をもつ極火蝦の紹介です。
レッドチェリーシュリンプを更に濃く赤くした改良品種で、全身炎の様な真っ赤で美しい外観から極火蝦の名前がつきました。(別名レッドファイアーシュリンプ)
読み方は「ごくひえび」と読みます。
脚の先まで真っ赤で水槽に入れると水草やソイルに映える事間違いなし!
値段もリーズナブルなので挑戦し易いです。
またビーシュリンプより丈夫で強い為、初心者向けの生体です。
今回はそんな極火蝦の飼育方法を紹介します!
極火蝦の特徴
【極火蝦の外観】
極火蝦はレッドチェリーシュリンプをより色濃く、美しくなる様交配をした改良品種です。色が濃く全身真っ赤な外観をしています。
脚の先まで真っ赤に染まり非常に美しい外観をしています。
掘濃の様に赤いというのが名前の由来となっています。
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極火蝦の飼育方法・寿命・餌
【極火蝦の飼育方法】
飼育は水質・水温に少しデリケートな面もある為、ビーシュリンプ程ではありませんが飼育環境(水質)をしっかり整える必要があります。
性格は大人しく、単独飼育or小さい生体との混泳に向いています。
雑食性で主に藻・苔類やシュリンプフードを食べます。
【極火蝦の寿命】
極火蝦の寿命は1年〜1年半程度です。
小型のカラーシュリンプとほぼ同じです。
改良品種の為、環境の変化や水質にデリケートです。
水質・水温の変化によって早めに☆になってしまう事も多いので飼育水の管理にも気を使いましょう。
【極火蝦の餌】
苔やシュリンプフードを食べます。
雑食性で苔や人工飼料、プランクトン、抜け殻、魚類の死骸何でも食べます。
主に水槽に生えた苔や藻類を食べて生活しているので、多少水草や苔がある環境が理想です。
しかし栄養バランスや色上げを考えシュリンプフードも与えた方が良いでしょう。※カルシウムや動物性タンパク質も補いましょう!
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極火蝦の飼育環境
水槽サイズは30〜60cmと幅広い!
極火蝦は小さく大人しいので30cm水槽で飼育が可能です。
しかし急な水温・水質の変化には弱い為、夏場の水温や換水時には気をつけましょう!
大きい飼育水槽を使う事で水質・水温の変化を防ぐ事が出来るので、大きめの方が飼育は楽だと言えます。
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【おすすめの底砂】
水槽下層に生息しているので底砂は必須
低床は栄養豊富な栄養系ソイルが特にお勧めです。
『アマゾニアソイル』もしくは『マスターソイルネクスト』が使い易いです。
水草との相性も良く、底面濾過とも相性◎
【おすすめ水草・隠れ家】
水草は好きな物をいれてOK!
水草は隠れ家や水質維持の為入れてあげた方が良い。
極火蝦も水草に付着した藻や苔を食べてくれるのでお互いメリットがあります。※農薬の付着には充分気をつけましょう!
中でもおすすめは『ブセファランドラ』等は美しく相性も良い。
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またブセファランドラは流木・石に活着させる事でシュリンプの隠れ家にもなります。生体へのストレスを軽減さたり、稚海老が外敵から身を隠す為にも必須です。
ブセ以外だと苔類のウィローモスもおすすめです!
ウィローモスを活着させた流木は隠れ家にもなり、モスの新芽は餌にもなりますので相性が良い。
極火蝦の性格・混泳相手
【性格は大人しい】
極火蝦は温厚な性格をしています。
小さい混泳魚を襲う事もありません。
気性は大人しいので他の小さな生体と一緒に飼育も出来ます。
食性は雑食ですが、メダカの卵や稚魚と混泳しても捕食等の心配はありません!
【混泳の注意点】
極小型の熱帯魚や海老類等と混泳ができます。
中型以上の魚には捕食されてしまう事がある為注意が必要です。
【チェリーシュリンプ系との混泳は避ける】
極火蝦の元は特に美しいレッドチェリーを何代も交配させて作った改良品種です。
元はチェリーシュリンプの為、他のイエローチェリーやルリーシュリンプ等と一緒に飼育していると交雑してしまいます。
せっかく改良品種として定着した血統を壊してしまう事になるので理想は単一品種での飼育が好ましいです。
交雑を繰り返すと『先祖返り』と言って徐々にミナミヌマエビの様な色の薄い原種に戻ってしまいます。
鑑賞性が損なわれるので気をつける必要があります。
▼▼チェリーシュリンプの交雑問題について▼▼
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【極火蝦の混泳相手】
極火蝦は小さいので数が揃わないと苔取り能力に欠けます。
そこでお勧めは『ヤマトヌマエビ』と『ピノキオシュリンプ』です。
この2種は苔取り能力も高く、他種との交配もないので
水槽内に1・2匹入れておくと苔問題も解決できます!
気性も大人しいので安心です!
エビ以外のボックスメイトなら苔取り貝等が良いでしょう。
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極火蝦飼育の注意点
難易度は容易★★★★☆
ビーシュリンプに比べると水質と水温の変化にも強く丈夫な品種です。
しかしメダカや丈夫な観賞魚類に比べるとデリケートなので水質・水温の急激な変化には注意が必要です。
特に水換え・導入時の水合わせは慎重に行いましょう。
【適正な水温】
極蝦の飼育に適している水温は20〜25度。
高温に弱く、小さい水槽は特に夏場の水温で☆になってしまう事があります。
水温が30度を超えると一気に☆になってしまう事がある為夏場は冷却ファンを使いましょう。
逆に冬場は15度を下回らなければ特にヒーターなしでも平気です。
【適正な水質】
水質や水温変化に敏感です。pHは6~7が理想
レッドビーシュリンプ等に比べれば多少丈夫で水質も幅広いです。それでも水質や水温に敏感です。
立ち上げ3ヶ月程のバクテリアが安定した水槽を準備しましょう。
導入時はゆっくり時間をかけて水合わせをして、水替えの際は5分の1程度をこまめに行うのが良いでしょう。
水換えは夏場・冬場共に 2週に1回位を目安に交換しましょう。
【水草の農薬に注意】
農薬には厳重注意
海外の水草は害虫を寄せないように薄い農薬を使用している事が多いです。
農薬処理をせず水槽に入れると魚は死なずとも特に小さいエビ類には非常に有毒な為ショック死する事があります。
充分注意が必要です。未処理の水草は『水草その前に』を必ず使いましょう。
極火蝦の繁殖方法
【飼育水槽での繁殖は簡単】
極火蝦の繁殖は比較的簡単です。
雄雌を複数5ペアずつ入れておけば自然と抱卵し増えていきます。
一度の抱卵で20〜30個の卵を持ちます。
最初は黄色い卵ですが、孵化直前になると目等が確認できます。
産まれた直後はほぼ無色ですが大きくなるにつれ徐々に赤みを増します。
水槽の水質さえ良ければ8割〜6割が大人に成長出来ます。
水質が整っていない場合は5割程が大人になる前に☆になってしまいます。
キレイな個体を作りたい場合は選別交配がおすすめです!
▼▼コチラの記事で美個体の作り方を紹介しています!▼▼
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【脱皮と成長・抱卵の関係】
定期的に脱皮を繰り返し成長します。
脱皮は月に1〜2回位の頻度で行われます。
稚海老の頃はほぼ毎日脱皮を繰り返し成長します。
カルシウム不足になると脱皮不全が起こり☆になる原因になります。
カルシウムはシュリンプフードや牡蠣殻から摂取する事が出来ます。
脱皮直後の体は柔らかく、他の混泳魚に食べられてしまう事もあるので水槽には隠れ家になる岩や流木を用意しましょう。
脱皮は大きくなる以外に、雌はフェロモンをだし交尾に発展させたり抱卵へ導く効果もあります。
しかし抱卵中の雌が居るときは無理な換水はおすすめしません、脱皮と一緒に脱卵してしまう事があります。
【稚海老の成長】
産まれた直後は透明で極火エビの子供かどうかも区別がつきません、2週間ほどで1.5mm〜2mm程に成長し赤い色が目視出来る様になります。
極火蝦の入手方法
アクアショップであれば高確率で出会えます。
ホームセンターやペットショップではあまり見かけませんが、アクアショップであれば高確率で見つける事が出来ます。
近くにアクアショップが無い方はネットショップでも買えます。
繁殖させたいなら最初に10匹位購入した方が良いでしょう。
まとめ
極火蝦は真っ赤な外観からも水槽に入れると非常によく目立ち水草を華やかにしてくれます。
レッドビーシュリンプより飼育も容易で値段も安い為、シュリンプ飼育をしたい方が最初に挑戦し易いタイプです。
見た目に華やかさがあるので水草水槽に入れると一際存在感が強いです!
メダカや小型の熱帯魚水槽にもよく合います!
興味のある方は是非挑戦してみてください!
このブログではアクアリウム関係の情報を提供しています!
よろしければ是非読者になっていただけると幸いです!