こんにちわ!かつやんです!
今回は水槽の掃除屋キラー・スネールの紹介です。
掃除屋といっても苔を食べて水槽をキレイ掃除してくれるわけではありません、
名前通りスネールをキラーしてくれる貝の事です!
スネールというのは稚貝の様な小さな貝で水草を入れる際に卵が付着していたりしてそれが水槽内で孵化することで現れます。
繁殖力が非常に強く手の施しようのないほど大量発生します。
苔・プラナリア・ヒドラ同様、一度増え始めると手に負えない非常に面倒な生物です。
水槽内の見た目がよろしく無い為スネールは駆除の対象となりますが次々と発生する為手作業では駆除しきれません。
そんなスネールを食べて駆除してくれる貝
それが今回紹介する「キラー・スネール」です!
今回はキラー・スネールの特徴や飼育方法、混泳、注意点、スネール対策について詳しく解説していきます。
キラー・スネールの特徴!
キラー・スネールは読んで時の如く貝を殺すって表現は過激ですが、小さな貝を捕食する肉食の淡水巻貝です!
他の巻貝は苔対策として飼育されるケースが多いが、キラー・スネールはアクアリウムの天敵スネール対策としても非常に有効な貝です。
スネールの発生した水槽にキーラー・スネールを数匹入れておくと2.3ヶ月で効果を実感できるでしょう!
もともとは東南アジアの熱帯に生息おり、本来は温暖な地域の貝なので熱帯魚やレッドビーシュリンプとの相性が良いが、室内飼育であれば日本淡水魚とも一緒に飼育することが出来ます。
最大でも約3cm前後の小型の貝で、見た目は長く尖がった三角の貝殻をしています。黄色と濃い茶色の美しい縞模様が特徴的な貝です。
基本的に夜行性の為、明るい時間帯は砂に潜っている事が多く暫く見かけない日が続く事も多々あります。
見た目も美しく、観賞用水槽の掃除屋として非常に人気がある貝です。
キラー・スネールの飼育方法
キラー・スネールの飼育は非常に簡単です。
丈夫で幅広い水質と水温でも飼育できる為、飼育環境を選びません。
アクアリウムビギナーの方でも簡単に飼育する事が出来ます。
本来は熱帯の生物の為理想は20℃~24℃位が理想です。
水温は15℃位あれば飼育は可能ですが、動きが鈍くなり捕食能力は低くなります。
飼育上の注意点は大きく2つ
・ヒーターカバーは必ずつけましょう!
・水槽の蓋も必ずつけましょう!
※又は水量を水槽縁から5cmは空ける。
キラースネールが死んでしまう原因はヒーターによる事故や、水面でもカタツムリの様に壁面を這うので水槽から飛び出る場合があります。
キラースネールの食性
キラースネールは肉食で増えすぎた貝類や魚やエビの死骸等を食べます。主にスネールや他の貝なら稚貝の様な小さい貝は捕食できますが、大きな貝や海老、魚を襲ったりする事はありません。
キラー・スネールは貝の中身だけを食べる為、食べられた貝は貝殻だけ残ります。貝の殻はカルシウムで出来ている為残しておけば海老類が跡形もなく食べてくれます。
海老類のいない場合は水質悪化になるのですぐ取り出しましょう。
実際に飼育してみると、スネールの除去能力が高いことが分かります。
スネールを駆逐した後の餌はどうなるの?
スネールを全て駆逐した後は食べる餌が無くなってしまいます。苔を食べる事はあまりありませんが、底床に落ちた魚の餌や海老の食べ残した固形フードを食べ底床を綺麗にしてくれます。
キラー・スネールの混泳
エビや魚たちには全くの無害で水草への食害もありません。
ただ夜行性で日中はソイルに半分以上潜って寝る為、パールグラスの様な底床に根を張る水草とは相性が良く無い。
緑の絨毯でなければ気軽に導入できる貝だといえます。
キラー・スネールと他の貝の相性
基本的に肉食の為小さい稚貝類は種類を問わず食べられます。
キラースネールの大きさの半分以下の貝はすべて餌になります。大量のキラースネールを投入すると時間をかけて駆逐されてしまう事もあるので
キラースネールを入れる数は調整しましょう。
キラー・スネールの繁殖について
キラー・スネールは水槽内で繁殖が出来ます。
巻貝類は雌雄同体といって、2匹以上の貝がいればどんどん増えることが出来る種類が多いのですが、
キラー・スネールには性別があり雄と雌が居ないと増える事はありません。
外見では雄と雌の判別は不可能な為一緒に飼育して産卵するかしないかで同性か異性か判断します。水槽のガラス面等にゼリー状の卵を産み付けますが、卵の数も少ない為増える速度は遅めです。
まとめ
キラー・スネールはスネールを食べてくれるというメリットや美しい見た目からアクアリウムを楽しむ方には非常に人気があります。
私もレッドラムズホーンが大量繁殖した際は2匹位キラー・スネールを入れます。
スネールの駆逐目的なら複数導入する必要がありますが、数匹導入してみると生態系のバランスを取る事もできるので非常に便利です。
あまり増えないのでそこも良い。
みなさんもキラースネールの飼育をしてみませんか??
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