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【キラースネール】飼育・特徴・繁殖・混泳・スネール対策を紹介

こんにちわ!かつやんです!
水槽の掃除屋キラースネールの紹介です

掃除屋といっても苔を食べて水槽をキレイ掃除してくれるわけではなく。
名前の通り【スネールをキラー】してくれる貝の事です!

水槽で増えすぎたスネールやラムズホーン等を食べてくれます!

水槽内で繁殖する貝類は、水草についた卵等を経由して水槽内に入り込み増えます。
繁殖力が非常に強く、プラナリアやヒドラ同様一度増え始めると手の施しようのないほど大量発生します。
そんなスネールを食べて駆除してくれる頼もしき生物兵器が「キラースネール」です!

この記事ではキラースネールの特徴や飼育方法・混泳・注意点・どんな貝を食べてくれるのか詳しく解説していきます!

キラー・スネールの特徴

 キラー・スネールの特徴 ・ 全長最大で3cm程

・黄色と濃い茶色の縞模様が特徴的

・長く尖がった三角の貝殻

・寿命は2年~3年

・丈夫で水質や水温に強い

・食性は肉食で小さな貝を捕食する

・スネール対策としても非常に有効

・東南アジアの熱帯に生息している


キラースネールの生態


キラー・スネールは貝類を捕食する肉食の淡水巻貝です!

一般的に貝類というと、水槽内の苔対策として飼育する事が多いが、キラースネールは水槽内で増えすぎたスネール対策に有効な肉食の貝です。

基本的に夜行性の為明るい時間帯は低床に潜っている事が多く数日見かけない日が続く事も多々あります。

スネールが発生した水槽にキラースネールを4〜5匹入れておくと3ヶ月程で効果を実感できるでしょう!

東南アジアの熱帯に生息しており、本来は温暖な地域の貝なので熱帯魚と相性が良いとされています。日本の気候にも適応できる様で、我が家ではヒーター無しの飼育環境で3年程生きています。

キラー・スネールの飼育環境

水温は10〜30℃と幅広くかなり丈夫な種類です。
経験上冬場も10℃以上ある環境であればヒーターなしでも生きていましたし、夏場に屋外のメダカ水槽でスネールが発生してしまい。屋外で春〜秋位まで飼育しましたが、屋外水槽でも充分生きられます。
外で飼育すると殻に苔が付く事があるのでご注意を!



キラー・スネールの外観

見た目は長く尖がった三角形の巻貝の形状をしており、黄色と濃い茶色の縞模様が特徴的な貝です。
最大でも約3cm前後の小型の貝です。

ゾウの鼻のように突起した部位で貝を捕食します。ユニークな見た目も美しく、観賞用水槽の掃除屋として非常に人気のある貝です。






キラー・スネールの飼育方法

キラー・スネールの飼育は非常に簡単です。
丈夫で幅広い水質と水温で飼育できる為、飼育環境を選びません。

熱帯の生物の為、理想は20℃~24℃位が理想ですが、ヒーターなしでも生きていけます。
水温は15℃位あれば飼育は可能ですが、動きが鈍くなり捕食能力は下がります。


飼育上の注意点は大きく2つ

・ヒーターはカバーのある物を!
・水槽の蓋は必ず用意する!

キラースネールが死んでしまう原因の多くは、ヒーターによる事故や飛び出し・脱走による死亡です。

ヒーターにくっついて焼け死んでしまう事もある為カバー付きのものを選びましょう。

また水上でもカタツムリの様に壁面を這うので水槽から飛び出る場合があります。
僕も何度か水槽の蓋の隙間から脱走された経験があります。


キラースネールの食性


キラースネールは雑食で増えすぎた貝類や魚やエビの死骸等も食べます。

主にスネールや他の貝を捕食します。
自分より同等〜小さい貝は捕食できますが、大きな貝や海老、魚を捕食する事はありません。

キラー・スネールは貝の中身だけを綺麗に食べる為、捕食された貝は殻だけ残ります。

貝の殻は取り除いても良いですし、貝殻はカルシウムで出来ているので海老等のいる水槽であれば残してあっても自然と無くなります。

実際に飼育してみると貝の死骸が多々見受けられ、スネールの除去能力が高いことが分かります。


スネールを駆逐した後の餌はどうなるの?

スネールを全て駆逐した後は食べる餌が無くなってしまいます。

私も以前半年程貝やスネールのいない環境で飼育していた事がありますが、問題なく生きていました。
※その間は何を食べていたかは不明です。
底床に落ちた残餌や苔を食べていたのかは解りませんが、元気に生きてました。


実際キラースネールは貝を駆逐出来る?

実際のところ、キラースネールだけで増えすぎた貝を駆逐できるかというと難しいです。

貝ネールやラムズホーン等の貝類は繁殖スピードが非常に早くあっという間に増加傾向に傾きます。

キラースネールは1匹辺り1日2〜3個位しか食べないので、【10匹前後】入れる事でようやくトントンになります。

しかし稚貝を食べてくれる観賞魚等と混泳させた場合、は駆逐する事が出来ます。
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キラー・スネールの混泳


エビや魚たちには全くの無害で水草への食害もありません。

キラースネールが捕食するのはあくまで同サイズ〜小サイズの貝類です。ビーシュリンプや魚・水草が捕食・食害に遭う事はありません。

ただソイルに半分以上潜って寝る為、パールグラスの様な底床に根を張る水草とは相性が良く無い。

特に根付く前の水槽だと抜かれてしまう事があります。


キラー・スネールと他の貝の相性

基本的に肉食の為小さい稚貝類は種類を問わず食べられます。

キラースネールは同サイズ〜小さい貝はすべて餌対象になります。
スネール以外にもラムズホーン等も捕食されがちです。

シマカノコ貝や、フネアマ・カバクチカノコ等の大きい貝は捕食されません。

貝を混泳させたい場合は大きめの貝と混泳しましょう!


キラースネールは共食いはしない!


因みにキラースネール同士が共食いをする事はありません。

キラースネールは殻も厚く強い為、肉食性の強い生態にしか捕食される心配はありません。
アベニーパファーやスジエビ等は混泳を避けましょう。



キラー・スネールの繁殖について


キラー・スネールは水槽内で繁殖が出来ます。

巻貝類の多くは雌雄同体といって、2匹以上の貝がいればどんどん増えることが出来る種類が多いのですが、キラー・スネールは雄雌異体といって性別があり雄と雌が居ないと増える事はありません。

外見では雄と雌の判別は不可能な為一緒に飼育して産卵するかしないかで同性か異性か判断します。
卵は変わった形状をしており水草や岩肌にゼリー状の四角い卵嚢に一粒ずつ卵を産み付けます、他のラムズホーン等に比べると増える速度は遅めです。



キラー・スネールの購入について

アクアショップでは見かける事の多い種類です。
しかし場所によっては置いてない場合もあります。
外観は正直どれも変わらないので通販で購入しても良いかと思います。




まとめ


キラー・スネールはスネールを食べてくれるというメリットや美しい見た目からアクアリウムを楽しむ方には非常に人気があります。

私もレッドラムズホーンが大量繁殖した際は5匹位キラー・スネールを入れます。

スネールの駆逐目的なら複数導入する必要がありますが、数匹導入してみると生態系のバランスを取る事もできるので非常に便利です。

あまり増えないのでそこも良い。
みなさんもキラースネールの飼育をしてみませんか??

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