こんにちわ!かつやんです!
タナゴ水槽に水草のレイアウトを施してもことごとく食べられてしまう。
そんな経験はありませんか?
タナゴは元々植物食性の強い雑食できちんとエサを与えていても水槽内の水草は食べられてしまう事があります。
私はタナゴを10種類近く飼っていましたが、特に植物食性が強いのがカネヒラとバラタナゴです。
今回はこの特に水草が大好きなタナゴ『カネヒラ』と『バラタナゴ』にも食べられない水草5種を紹介します。
カネヒラとバラタナゴは特に水草好き
これは以前カネヒラとバラタナゴの混泳水槽の様子です。2ヶ月前に新品のカボンバ(金魚藻)約3束を纏めて水槽にいれたのですが、たったの2ヶ月でこんなに食べられてしまいました。
経験上タナゴの中でも大型の『カネヒラ』
外来種のである『タイリクバラタナゴ』
この2種は特に水草を好んで食べます。
力が強く食欲旺盛なので植えたばかりの水草は簡単に引き抜かれてしまいますし、根付いてる水草もアッという間に茎だけにされてしまいます。
そこで色々試した結果食べられない種類の水草を見つけたので紹介していきます。
水草を選ぶコツは?
食べられにくい水草を選ぶポイントは
・葉が比較的硬いものを選ぶ
・葉が長い又は大きいものを選ぶ
逆に葉が柔らかく細かいものは比較的食べられやすくなります。
因みに食べられにくい水草を植えた後で、カボンバ・アナカリス・グリーンロタラ 等の食べられやすい水草を(食用として)いれておくとさらに食べられる可能性が低くなります。
タナゴに食べられない水草5選!
① アヌビアス・ナナ&プチ
アヌビアス・ナナ&アヌビアス・ナナ・プチは共に成長スピードはゆっくりなものの、光量も少量・co2も不要で丈夫です。
初心者向けの水草で前景や中景にオススメです!
② バリスネリア
よくカネヒラ水槽のレイアウトに使われてるのを目にする水草です。清涼感のある水草で長く成長し水面まで達します。
葉が硬く長さもあるので食べられたり抜かれる事がありません。
比較的丈夫ですが栄養や光量足りないと根本や葉先から枯れてしまう事があるので肥料を与えると良い。後景におすすめです!
www.tanagogo.work
③ マツモ
マツの葉の様に尖った形をしています。少し硬めの葉と茎を持ちます。
根を張らないので水面に浮かべたり流木に引っ掛けるレイアウトをします。
成長は非常に早いのが特徴で初心者にもおすすめです!
④ ラージリーフハイグロ
現在カネヒラ水槽に1年以上入れてますが食べられてません。冬場ヒーター無しの場合ラージリーフは成長は遅くなるものの室内環境で20度前後あれば枯れる事はありません。※代わりに光の量を少し増やすと良い。
ただ差し戻し後根付く前に突かれたり勢いよく暴れた拍子に抜かれる事はあります。根付いてさえいれば抜かれる事もありません。
中景〜後景におすすめです!
⑤ ミクロソリウム
おそらく水草会で1.2位を争う丈夫さを持つシダ科の水草です。光量や栄養が少なくても育ちます。
流木や岩に活着させて使いますが中景としても活躍します。
アヌビアスナナ同様初心者向け水草の一つです。
おまけ:活着後のウィローモス
活着後のウィローモスも中々良い!活着する前のものは突かれまくってただの流木に戻るので注意。
モスは伸びてきた所は食べられてしまい、伸びた部分は枝だらけになりますが。
そこはこまめにトリミングすれば問題無しです。
流木に活着した部分は食べられず、無駄に伸びた所だけ突かれます。
『食べられない』という言い方には当てはまりませんが活用できる水草です。
理にかなった組み合わせ
水草同士の組み合わせ・相性も重要です。
例えば、光量を必要とする水草に対して、水面まで伸びて光量を遮断してしまう水草は相性が良いとは言えません。
お互いの長所を消しあってしまいます。
又、全て後景向きの水草や、全て前景向きの水草という組み合わせもレイアウト的に良くありません、今回紹介した水草は、組み合わせも相性抜群です。
それぞれの植栽位置
今回紹介した水草達はそれぞれ適した植栽位置が分かれています。
この組み合わせなら比較的キレイに見せる事が出来ます。
前景:アヌビアス・ナナ、活着モス
中景:ミクロソリウム、活着モス
後景:バリスネリア、ラージリーフハイグロ
水面:マツモ
モスやミクソリウムは流木に活着させてお好みの位置に配置すると良いでしょう。
水草の特徴も相性◎
バリスネリアや、マツモの水面にまで伸びて光を遮光してしまう点も、
アヌビアス・ナナやミクロソリウムは光量が少なくても充分育つ品種で高相性です。
水流等でラージリーフやモスの位置だけなるべく光量が届く環境を作れば更に良い。
更に、全てヒーターが無くても枯れることのない比較的低温にも強い組み合わせなので、相性・組み合わせは凄く良いです。
食べ易い水草も入れると◎
水草が食べられる事は決してデメリットだけではありません。
タナゴ自身良い栄養源にもなるので、カボンバやアナカリス等を入れてあげのも良いでしょう。
また、タナゴ達は食べにくい水草だけ植えてある環境でも、その中でも食べやすそうなのを見つけてはつつく事があります。
そんな時に食べられて良い水草を1束でも入れておくとタナゴ達はその水草を集中して食べます。
結果的に他の水草はキレイな景観を保ったまま食べられにくくなるという事です。
水草ストック水草を作る余裕があれば、水草を育てつつ食べられたら補充するというループを繰り返せばお金もかかりません。
まとめ
この記事ではタナゴの中でも特に植物食性の強いカネヒラとバラタナゴでも食べない(食べにくい)水草を紹介しました!
もし色々な種類の水草レイアウトを楽しみたい場合にはカゼトゲやセボシタビラ等あまり植物食を好まない・又は小さいので食害が少ないタナゴを選ぶと他にも使える水草の候補が増えてきます。
水草の種類やタナゴの種類組み合わせ次第ではタナゴ水槽でも水草レイアウトが楽しめますよ!
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