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金魚の正しい塩浴方法を紹介!塩浴の効果やメリットも詳しく解説!

こんにちわ!かつやんです!
塩浴とは金魚やメダカ等の通常淡水で生活している観賞魚を短期間塩水で飼育する事をいいます。

塩浴は観賞魚の体力回復を目的としたもので、正しい塩浴をする事で負荷を減らし、体力回復効果を促進する事が出来ます!

病気で体力が落ちている金魚には特に効果的な治療法で、一度体力を回復させてから魚病薬による薬浴を試みたり、薬浴後体力が落ち気味の金魚の回復目的で行う事が多いです。

しかし塩浴は適切な濃度・期間で正しい方法で行わないと効果を得る事ができません。

この記事では塩浴が魚にあたえる影響や『塩浴の効果』『メリット・デメリット』『正しい塩浴方法』について解説したいと思います。

これから塩浴を試そうという方や初めての方は是非一度お読みください!

塩浴の効果とは?


塩浴は浸透圧を利用した治療法で、観賞魚の体力回復の効果があります!

基本、塩浴は魚の体力を回復する為に行うものと思ってください。
『体力が落ちている時』や『病気の初期症状』に有効です。

よく金魚が病気の時に用いる為、勘違いされる方も多い様ですが。
塩浴には殺菌や消毒といった効果も多少はありますが、細菌や病気を治療する直接的な効果はありません。



なぜ塩浴で体力が回復するの?

こちらは浸透圧が大きく関係します。
淡水魚にも約0.8%程塩分濃度があり、淡水の飼育水は塩分濃度が0%の為、金魚は普段から体内に水が入って来ては出してを繰り返しています。

健康な金魚は体表に粘膜を出し、細菌や余分な水分を身体に入らないように防いでおり、体に入ってきた余分な水分は尿等で常時排泄しています。

しかし病気や体力を落としている金魚にとってはこれにも体力を使う為、ストレスを与えてしまうのです。

その為塩浴によって飼育水を金魚に近しい0.5%の塩水にする事で体に水が入って来にくくなり、体内の調整に使っていた負担を減らす事で体力回復や治癒に専念できる様になります。





塩浴は治療を促進する

塩浴は病原菌や細菌を殺す作用はありませんが、体力回復効果があります。
快適な状態になり体力が回復する為、薬浴に耐える事ができたり、余分な体力を使用しない為自然治癒が高まり間接的に病気の治療を促進します。

薬浴や病気個所の修復にも非常に体力を使う為、治療の途中で力尽きてしまわない様、治療の前後に薬浴期間を設けたりします。

金魚にとって良い環境で療養する方が治りが早く、病気やケガの回復スピードを上げる効果があります。

金魚がかかりやすい病気と治療方法を詳しく載せています!
www.tanagogo.work



塩浴のメリット・デメリット

体力回復の為に塩浴には有効な手段ですが、メリット以外にデメリットも存在します。
しっかり把握しておきましょう!


【塩浴のメリット】

・金魚の体力回復が見込める。

・金魚に負担が無い。

・軽度や初期症状の病気は完治する事もある。

主な目的は病気の治療になりますが、薬浴は負担がかかる為、その前後の回復期間におすすめです。塩浴は魚にとって快適な状態になります。


【塩浴のデメリット】

・水草を枯らせてしまう。

・バクテリアが育たない。

・長期の塩浴は病気に罹りやすくなる。

水草やバクテリアにとっては塩浴は悪影響です。
塩浴は基本隔離水槽で行う必要があります。

短期的な塩浴は心配いりませんが、長期的な塩浴を行う場合は体を覆う粘膜が薄くなる等のリスクがあります。
私は実際長期間薬浴をしてないのでわかりませんが、雑菌への抵抗力が弱まってしまう事があるようです。

塩浴は調子が悪い時の回復期間としてピンポイントで行うと良いでしょう!





正しい塩浴の方法と手順

塩水浴は、適切な方法と塩分濃度を守ることで初めて良い効果をもたらします。
必ず塩分濃度を0.5%に調整する様にしましょう


飼育水槽とは別に塩浴用水槽を用意する

理想は10L以上!水温・水質の変化が少なく、水質悪化を防ぎます。

飼育水槽で塩浴をしない理由は、塩浴により飼育水槽内の水草やバクテリアが死滅してしまう為です。

また塩浴は病気の治療前後に使う事もある為、白点病治療などのヒーターで加温する事も想定するならバケツより45l位のガラス水槽を用意した方が良いでしょう。


カルキ抜きした水に塩を入れて塩水をつくる

 【重要】 ・塩分濃度は0.5%で作ります。

・塩は数回に分けて入れます。

いきなり0.5%の塩水に入れると魚は環境変化に弱い為、急激な水質の変化はストレスを与えてしまい逆効果です。

その為、最初は真水の状態から水10Lに対しては塩50gを溶かします。
塩は1日かけて1〜2時間おきに最低10回に分けて徐々に入れて最終0.5%にします。
初めての場合、塩の量が多く感じるかも知れませんが0.5%は平気です。  


塩浴の塩は普通の食塩で問題ありませんが、ミネラル豊富な金魚専用の塩浴用の塩もあります。

■■ スドー 金魚の天然珠塩 ■■

水1Lに対して1杯5gの計量スプーンが付属しているので計量も簡単です。



塩浴時もエアーは使用します


エアストーンでOKです。
塩浴は1週間程度の短期間の為、フィルターを使う必要はありません。

短期間なのでエアレーションを必ずつけましょう。金魚の酸欠を防ぎ活性を上げるためには有効です。

※薬浴を兼ねてるときもフィルターが薬を濾過してしまう為エアストーンのみで行います。

また弱った生体を小さな水槽に入れる為、強すぎるエアーは不向きです。弱いものか二又等で水圧を調整しましょう。
分岐は使い勝手が良い為あると重宝します


無音・パワーも控えめなので治療用に1つあると便利です。

クリアな水槽に魚とエアレーションだけにすると隠れる場所がなく、少しの音や明かり、振動で暴れる事があります。
トリミングした水草の切れ端等少しあると魚は隠れて安心できます。
(塩水では水草は枯れてしまう為、あると良い位です。

塩浴期間は5〜7日を目安に行う

塩浴は短すぎても長過ぎても何もメリットはありません。体力が回復したら終了します。

魚の病状や様子を見て行いましょう。




塩浴の際のエサと水換え

塩浴中1週間程度ならはエサはあげなくても問題ありません、塩浴中はバクテリアが居ない&ろ過が無い為、水質が悪化しやすいので水質悪化を招きます。

水換えについては通常の水換えとは違って2日に1回6割〜7割交換します。


塩浴終了時の注意点

無事体力も回復して通常の淡水に戻す場合は、塩浴水の水交換時に淡水を継ぎ足し徐々に塩濃度を下げてから戻しましょう。

環境の変化は極力最小限にとどめ、徐々に変えていくと良いでしょう。






まとめ


今回は塩浴の効果やメリット、正しい塩浴のやり方について紹介させていただきました!

塩浴をやった事のない方は少し抵抗があるかもしれませんが、魚にとってはとても快適な状態になります。

水1Lに対して塩5gと塩水を作る方法も簡単ですので、初めてでも実践しやすいです。

また、塩浴には薬浴の様な細菌を殺したり病気の進行を止める直接的な作用はありません。
魚が病気であればそれに適した薬で薬浴・治療を並行して行いましょう!

しかし塩浴には治療後の回復を促進したり、体力を回復させる効果があるので是非実施してみてください。

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