こんにちわ!かつやんです!
東南アジアに分布する赤茶色のボディを持つ『アジアロックシュリンプ』
あまり聞き慣れない方も多いかと思いますが、淡水で飼育できる人気のある鑑賞用シュリンプです!
穏やかな性格をしており、小型のシュリンプや熱帯魚・貝類などと混泳が出来きます。
扇のような脚を持ちプランクトンを食べて生きる大人しい種類で、餌を食べる仕草がとても面白いです。
流通量が少ない事から日本ではあまりご存知の無い方も多いと思いますが、世界的には人気のペットシュリンプです。
面白い餌の摂餌行動や、幅広い混泳が出来る事も人気の理由で、知る人ぞ知る珍しい鑑賞用シュリンプ!
今回はそんなロックシュリンプの特徴や飼育・混泳・種類・繁殖方法など詳しく解説していきます!
- アジアロックシュリンプの特徴
- 飼育の注意点
- アジアロックシュリンプの餌
- 幅広い混泳を楽しめる
- 繁殖は難しい
- 水槽・低床・水草
- ロックシュリンプの種類
- 購入方法・価格
- まとめ
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アジアロックシュリンプの特徴
体長 : 8~10cm
温度 : 20~26度
水質 : 弱酸性~弱アルカリ性
餌 : 生餌、人工飼料
【外観】
最初は半透明ですが、成長と共に褐色になります。体色には個体差があり、黄・茶・赤褐色等の個体差が見られます。
背中に太いライン、体側には細かいライン模様が入ります。
大きさは8~10㎝程に成長します。
第1、第2胸脚は細かい毛が密生しており、普段は閉じていますがエサを食べる際はアンテナのように広げて水中の微生物などを捕まえて食べます。
【別名が多い】
和名はオニヌマエビ。
名前も外観も非常に強そうですが、アンテナのような脚を使ってプランクトンを食べる大人しい種類です。ギャップ萌えしますよ!
別名が多く、下記の名称で流通している事があります。
「ロックシュリンプ」
「バンブーファンシュリンプ」
「バナナシュリンプ」
「スラウェシミニロックシュリンプ」
【寿命】
寿命は約5年と長め
適正な環境を用意する事でもっと寿命が伸びる可能性もあります。観賞用シュリンプ中ではトップクラスに長寿ですね。
餌が少ない餓死・水質悪化・混泳生体によるストレス等の無いように飼育面は気をつけましょう。
飼育の注意点
飼育難易度は中〜難
繊細なシュリンプとして有名です。
難しめとは書きましたが、レッドビーシュリンプを飼育した事のある方は普通に飼育できると思います。
ビーシュリンプ程難しくは感じません。
水質悪化や急な水温変化・水質悪化に弱いので丁寧に飼育しましょう。
水質は弱酸性から弱アルカリ性まで幅広い水質に適応することができます。
最初の水合わせもじっくり時間をかけて行いましょう。
アジアロックシュリンプの餌
自然環境下ではプランクトンを食べています。
その為ビーシュリンプの稚海老を育てる様な植物性プランクトン豊富な環境が最も好ましい。
水槽内では充分な量のプランクトンが確保出来ない事もある為、私はインフゾリア(ゾウリムシ)やPBSも与えてます。
個人的に水草も沢山入れると良いかと思います。
※よく市販のシュリンプの餌も代用可とは見ますが、あまり食べません。餌は無視して常に水槽の中で手を動かしながらプランクトンを探してるようです。
幅広い混泳を楽しめる
小さめの大人しい魚を選ぶと良い。
ロックシュリンプ同士の混泳も出来ます。
温厚で優しい性格をしており相手を襲う心配はありません。
1cmサイズのミナミヌマエビも一緒にいて平気だったので小さい相手なら殆ど混泳可能です。
逆に攻撃性の高い生体との混泳には気をつけましょう。
脱皮直後の柔らかい時期に魚や同種に捕食されてしまう事もあります。
繁殖は難しい
水槽内繁殖は出来ません
ロックシュリンプは卵から孵化した際、ゾエア幼生という状態を経由するのですが、成長の過程で汽水が必要になります。その為一般的な家庭の水槽では繁殖は難しいです。
汽水や海水を作って繁殖させる方法もあるのですが、コストもかかりますし非常に難易度は高いです。
水槽・低床・水草
水槽は60cm水槽がお勧めです。
※水質・水温の変化を起こりにくくする為
小さい水槽だと夏場の温度・水質管理が難しく生体が弱ってしまうこともあります。
【低床】
底砂は好みのものを使ってOK
ロックシュリンプは弱酸性から弱アルカリ性まで幅広い水質で飼育ができます。
その為低床は珊瑚砂以外ならどれを使っても飼育が可能です。
ソイル・田砂・大磯砂等がおすすめです。
水草レイアウトをしたいならソイルがおすすめですが、掃除を考えると田砂や大磯砂も底面を気にせず掃除できる面ではメリット豊富です。
【水草・流木・石】
水草や流木・石は隠れ家として入れてあげるとストレス軽減にもつながります。
ロックシュリンプの種類
ロックシュリンプは2種存在します。
同じロックシュリンプですが、外観・大きさ・価格が違います。両方共大人しく飼育しやすいです。
【アジアロックシュリンプ】
アジアロックシュリンプの方がメジャーです。
一般的に『ロックシュリンプ』というとコチラを指します。
大きさは最大でも8〜10cm程
体色が赤みの強い茶褐色をしています。
性格は優しく、他の生き物を攻撃することはあまりありません。
【アフリカンロックシュリンプ】
『アフリカンロックシュリンプ』の名前で流通します。
アジアと比べかなり重厚感があります。
大きさは最大で15cm位まで成長します。
色は青や白色をしています。
ザリガニの様な大きさと外観ですが、実はこちらも性格は穏やかで他の生き物を攻撃しません。
購入方法・価格
アクアショップ・ネット通販で購入可能
希少性が高いのであまり見かけません。
ネットショップ・アクアショップ共にある時・無い時があります。
ネットショップの方が比較的購入しやすい
ロックシュリンプは「バンブーファンシュリンプ」や「バナナシュリンプ」等の名称で流通している事もあります。
価格
アジアロックシュリンプ
お店によってはもう少し高い場合もあります。
ヤマトより高めですがその分5年以上長生きしますし、価格以上の価値はあります。
アフリカンロックシュリンプ
アフリカンは比較的高めです。
大きい程値段が上がる傾向があります。
流通量が少く希少価値が高い為、価格は高めとなっているようです。
そのかわり子供個体はモッチモチで凄くかわいいです。
親個体は戦車やザリガニみたいに重厚感があってカッコいいです。
まとめ
あまり聞きなれない方も多いと思いますが
ロックシュリンプは日本だけでなく世界中で人気のある観賞用シュリンプです。
大きい割に大人しい性格をしているのでとても人気があります!
餌を食べる仕草は見てて飽きません。
そして大事に育てるととても長生きします。
増える生体も良いですが、繁殖には水槽や場所を用します。
長く1匹を大事に育てるのも良いものですよ!
皆さんも是非ロックシュリンプを迎えてみませんか?
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