メダカの繁殖・増やし方!産卵しない・針子が育たない繁殖術教えます
こんにちわ!かつやんです!
メダカの繁殖は『超』が付くほど簡単です。
繁殖がうまく行かないのであれば何か飼育に問題があるかもしれません。
メダカの繁殖は慣れてしまえば非常に簡単です。
この記事は初心者向けに『メダカの繁殖の仕方』について書いていきます。
親メダカが卵を産みやすい環境の作り方から、繁殖に向いている時期・採卵の仕方や飼育容器まで詳しく解説していきます。
- メダカ繁殖の仕方
- 卵を産まない・卵の数が少ない
- 産卵に向いてる容器はある??
- 卵が孵化しない・採卵のポイント
- 針子が死んでしまう
- メダカの稚魚は親と同じ柄がでる?
- 最後にわたしの繁殖させ方を紹介
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メダカ繁殖の仕方
まずは環境を整えましょう!
メダカの繁殖を行う場合最低2〜3つ以上の飼育容器が必要です!
②卵を取り分けて育てる容器
③産まれてきた針子を育てる容器
夏場の産卵シーズンではあっという間に200.300.500と数が増えます。
予めどれくらい繁殖させるか予定を立てて、それに見合った容器を用意しましょう。
これ以上は飼えないよって時は、あえて採卵をしなければ増えません。
卵を産まない・卵の数が少ない
メダカが卵を産まない・数が少ないという場合何か問題があります。
繁殖時期はあっているか?
親メダカの飼育環境は適正か?
この2点はよく注意して確認しましょう!
メダカは春から夏にかけて繁殖のピークを迎えます。
次に元気な親メダカがいるか?
飼育数やオスメスのバランスは合っているか?
こちらを確認してみましょう!
繁殖時期はあってるか?
メダカの繁殖は春から夏がピークです。
稚魚が育ちやすい夏に向けて、春先から産卵を開始します。
メダカが産卵をするには条件があり、
水温18℃以上・日照時間12時間以上が必要になります。
夏場は桁違いに獲れます
基本春から秋までメダカは産卵します。
特に7〜8月の屋外飼育は桁違いで、10匹程で飼育している水槽からは毎日卵が20個近く獲れます。
孵化までのスピードも早く約1週間で産卵床から孵化します。
冬場でも産卵は可能
冬場でもヒーターや照明で18℃以上・12時間以上の照明でも卵は産みます。
私は冬場室内飼育をしていた時。
エアコンによる暖房・窓際で飼育の為日光が入る環境にしていたら冬場でもメダカは卵を産みました。
夏場に比べたら時間はかかりますし、数も取れませんが孵化しますよ!
屋外と屋内ならどっちが良いか?
私は断然屋外がおすすめです。
夏場でも直射日光さえ避ければメダカは丈夫なので問題ないかと思います。
その代わり屋外では完全に5月〜10月頃迄しか産卵しません。
親メダカの飼育環境は重要
メダカが卵を産まない場合は、親の飼育環境を見直しましょう。
まずは以下の点を見てみましょう。
・雄雌がバランス良くいるか?
5:5もしくは雌が多めなら卵は取れやすいです。雄多めは避けましょう。
・飼育数は適正か
水1リットル辺りに1匹位が理想です。
9L位の30cmキューブなら10匹程。
多すぎるとストレスを与えてしまい、少なすぎると縄張り争いが始まるので適正が理想。
・健康で餌を食べているか
親が元気でないと卵は産みません、特に雌。
産卵はどの生物も非常に多くのパワーを使います。
しっかり餌を与えて栄養を摂らせましょう。
栄養が無いと卵を産めません。
・日照は足りているか
日の当たらない所で飼育していませんか?
メダカは12時間以上の日照がないと産卵しません。ついでに水温も18℃以上は必要。
・産卵床はあるか
水槽内にはメダカが卵を持つ前から産卵床は入れておきましょう。
条件が整えば後はバンバン産卵します。
産卵に向いてる容器はある??
おすすめは発泡スチロール素材
発泡スチロール素材が外気からの影響を受けにくく、飼育水を一定の温度を保ちやすいという特徴があります。
メダカの繁殖は室内より圧倒的に屋外です。
トロ箱やバケツより高温に強く、屋外に向いている素材こそ発泡スチロール素材です
慣れている方や飼育スペースが存分にある方はトロ箱にエアーで行けますが、一般的な家では屋外にエアーを設置したりトロ箱置くスペースは無いですよね?
その点発泡スチロールは水温の変化を週一の換水でエアーなしでも飼育でき、1匹も落ちる事なく夏を乗り切れました。
※ただ、白い発泡スチロールは色が抜けてしまうので注意が必要です。
▼色を保ちたい場合にはこう言った飼育容器がおすすめです。
産卵床は一個に絞ったほうが楽
理由は色んな所に卵を産まれて回収が大変だったからです。
もしかしたら気づいてないだけで他に卵を産んでるかも知れませんよ。
私は水槽内で産卵を狙った際色々試しました。
・真ん中にミリオフィラム水草
・底面にウィローモス
因みに、驚く事に3つ入れたら
底面のウィローモスに1番卵産みました。
次にミリオフィラム→最後が人口産卵床でした。
結局ウィローモスを取り出して、ミリオフィラムをカットして作業効率が悪かったです。
今は人口産卵床しか入れていないので100%産卵床に生みつけてくれます。
それに管理が楽なのも魅力です。
何個も入れてると産んでないな〜と思わせておいて、実は他の水草や濾過スポンジに産みつけてる事もあるので、産卵床になる物は極力絞ると良いです。
卵が孵化しない・採卵のポイント
卵が孵化しないという方は原因があります。
無精卵とは受精ができていない卵の事でコレは孵化しません。
外観や触ると違いを確認できます。
無精卵は数日で白く濁り指でつまむと簡単に潰れます。
有精卵は透明感があり、触ってもコリコリしていて硬く潰れません。
数日経つとメダカの目やカタチも確認できます。
手洗いとメチレンブルー
気をつけるべきは無精卵の卵についた水カビ等です。無精卵は4.5日たって放置しておくと水カビが生えます。
メダカの卵は卵同士が糸の様なものでつながっているのですが、無精卵が近くにあったり糸で繋がってると有精卵まで水カビに犯される事があります。
その為丁寧な方は産卵床から卵を外し軽くすすぎながら糸を取り除き
薄いメチレンブルーの液体に漬けたりします
◎メチレンブルー◎
ラムズホーン&ミナミヌマエビ
因みに私は一人暮らしで朝から夜まで働くしがないビジネスマンですが。
毎日卵をとる時間と体力がありません。
そんな怠け者にはラムズホーンとミナミヌマエビがおすすめです。
ずーっとみてたのですが、ラムズホーンと、ミナミヌマエビは普通にメダカのタマゴの上を(ヌメーーっ)て歩いたり、(ツマツマ)突くのですが。卵は食べません。
そして全然有精卵は割れません。無精卵ははじめは割れませんが、気づくとなくなってて有精卵だけ綺麗にのこります。
水カビが生えても食べてくれますしずっとツマツマコロコロ動かしてくれるので水垢が付かないのかも。
※これは経験上の話です。神経質な方は真似しないで下さい。
もしかすると個体によっては卵や針子を食べるかも知れません。
私の家では針子が200〜300いたので気づいてないだけなのかも。
でもこの子達がいる水槽では無精卵の水カビは発生していません。
※ラムズホーンは針子の残餌処理もしてくれるので入れてて損は無いとおもいます。
針子が死んでしまう
稚魚の飼育は最初の1週間が勝負です
以下のポイントさえ抑えれば難しくはありません。
・水流を作らない
・小さな餌をすり潰して与える
・直射日光を避ける
・高めの水温を維持18℃以上
・餌は1日3〜5回与える
実際の私が育ててる環境です。
・エアレーションなし
・餌は最初ゾウリムシ
※1週間してから細かくすり潰した餌
・水換えは週一
・直射日光避けて高水温維持
餌は何度もあげられないので、仕事の日は朝だけ、休みの日は朝と昼と夕方に2回に分けて与えています。
これでも問題なく育っています。
1ヶ月もしたら少し大きめの容器で普通通り飼育します。
餌の量もある程度食べる様になります。投げ込み式濾過、スポンジフィルター、壁掛け式等であれば吸い込まれる心配はないので濾過やエアーを入れても大丈夫。
メダカの稚魚は親と同じ柄がでる?
基本的に両親が同血統であれば同じ柄が出ます。
そして別の柄同士を掛け合わせるとどんな子供が産まれるかは産まれてからのお楽しみです。
新種・掛け合わせたい場合は別の種類同士。
同じ種類を作りたい場合は同種同士を掛け合わせます。
色々楽しみたい方はMIXを買ってみても面白いかも。
最後にわたしの繁殖させ方を紹介
①約10lの容器にソイル・飼育水・産卵床だけの水槽に雄・雌各5匹ずつ、計10匹いれます。屋外で飼育します。
②餌は1日1回毎朝人工飼料とゾウリムシを与えます。
水換えは週一で行います。
③毎朝産卵床をチェック交換します。
7.8月は毎日20個はついてます。
④私は卵は取りません。メダカ水槽に新しい産卵床を入れて、卵のついた産卵床は有精卵・無精卵関係なしに卵飼育水槽へ移します。
⑤卵飼育水槽にラムズホーンとミナミヌマエビをいれてます。
残餌処理以外に産卵床についた苔や、無精卵についた水カビもとってくれます。
⑥夏場なら産卵床10個あればローテーション出来る。
おおよそ10日有れば卵が孵化するので、毎日交換しながら10日有れば以前産みつけてた産卵床は空になってます。
交代交代で入れ替えながら増やしていきます。
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