たなごGo!

初心者向けアクアリウム情報を配信してます!

 本サイトはプロモーションが含まれています

清涼感溢れるエビ界の白雪姫!スノーホワイトシュリンプの飼育方法



こんにちは!かつやん (@tanagokatsuyann)です!

まるで淡雪の様な白×クリアーな外観をしたかわいらしいエビ『スノーホワイトシュリンプ』の紹介です!

スノーホワイトシュリンプはミナミヌマエビやシナヌマエビの改良品種で、全身クリアーな真っ白い色をしたシュリンプで、白くて清涼感と上品な可愛さがあります!

チェリーシュリンプは黄色・ミナミヌマエビは黒い卵をもちますが、スノーホワイトシュリンプは白くて大型な卵を持つ事から“スノーボール”や“スノーパール”の別名を持ちます!

水草飼育メインの水槽でもレイアウトの邪魔もせずとてもおすすめです!

約1年間飼育して一通り繁殖も丈夫さもわかったので、育て方や(冬場〜夏場)の注意点も含め紹介したいと思います!



スノーホワイトシュリンプの特徴


スノーホワイトシュリンプの特徴 ・ 全長2〜2.5cmと淡水エビの中では小型。

・クリアーな白い殻を持つ。

・10本の脚を持つ。

・雌は胴回りが太い。

・水槽で簡単に繁殖できる。

・食性は雑食で気性は大人しい。

・シナヌマエビの改良品種。

スノーホワイトシュリンプは全身が淡雪のように白い半透明のエビで、清涼感のある外見から観賞価値が非常に高い人気の種です。

シナヌマエビやミナミヌマエビの改良品種でドイツで作出された種類です。

ミナミヌマエビやチェリーシュリンプに比べると一回り小さい印象を受けます。


【スノーホワイトシュリンプの外観】


スノーホワイトシュリンプは白い半透明のクリアーカラーが特徴です。
全身クリアーでヒゲや脚だけでなく、ボディもクリアーで内臓まで透けて見えます。

僕の個人的な感想ですが、他にもカラーシュリンプやミナミヌマエビを飼育してますが一回り小さい印象を受けます。ベルベットブルーとかと同じくらい。

とにかく神秘的・清涼感・かわいいといった言葉がよく似合います。



スノーホワイトシュリンプの飼育方法・寿命・餌


【スノーホワイトシュリンプの飼育方法】

飼育は簡単!水質・水温にも耐性があり、丈夫な種類です

まず僕が一年飼育した印象を言うと、思ってたより丈夫で飼育は簡単です。

水草水槽に入れたんですが、ヒーターなし。
冬は10℃夏は30℃と結構な寒暖差もありましたがそれでも生きてる丈夫さがあります。

ビギナーの方でも充分飼育可能な生体です。


【スノーホワイトシュリンプの寿命】


スノーホワイトシュリンプの寿命は1年半〜2年程度と言われてます。

小型のカラーシュリンプとほぼ同じみたいです。
僕はまだ飼育1年(正確には11ヶ月)なので実際の所はまだ調査中です。

仮に1年半だとしても、繁殖力が強く頻繁に抱卵するので増加傾向にはなりやすいです!


【スノーホワイトシュリンプの餌】


雑食で苔やシュリンプフードを食べます。
人工飼料、植物性プランクトン、抜け殻、魚類の死骸何でも食べます。

主に水槽内に生えた苔や藻類を食べる為、立ち上げたばかりの水槽より多少水草や苔がある環境が理想です。

特に色上げする必要もないので、僕は混泳生体の餌だけで飼育しました。
その他水槽内のコケ類も食べている様です。
僕は人工飼料は週2程度しか与えませんでしたが元気に育ってます。



スノーホワイトシュリンプの飼育環境

【おすすめの水槽】

30〜60cmなんでもOK!

レッドチェリーシュリンプは小さく大人しいので30cm水槽で充分飼育添付繁殖が可能です。
急な水温・水質の変化には弱い為、夏場の水温や換水時には気をつけましょう!

濾過の吸水口をスポンジ等で加工して稚海老の吸い込み事故さえ防げば問題ありません!フィルターに関しては底面濾過が相性◎です!

▼▼簡単な水槽の立ち上げ方を紹介してます。▼▼
www.tanagogo.work


【おすすめの底砂】


低床は栄養豊富な栄養系ソイルが特にお勧め!
かなり丈夫な種類なので大磯砂や田砂でも飼育出来るとおもいますが、海老類の飼育には断然ソイルがおすすめです。

『アマゾニアソイル』もしくは『マスターソイルネクスト』が水草との相性も良く使い易いです。コケや植物性の微生物は稚海老の餌にもなるので生存率も高くなりますよ!


【おすすめ水草・隠れ家】

水草は好きな物をいれてOK!

水草は隠れ家や水質維持の為入れてあげた方が良い。
水草に付着した藻や苔を食べてくれるのでお互いメリットがあります。※農薬の付着には充分気をつけましょう!

苔類のウィローモスもおすすめです!
ウィローモスを活着させた流木は隠れ家にもなり、モスも綺麗にしてくれる為相性が良い。


【適正な水質・水温】

スノーホワイトシュリンプの飼育に適している水温は15〜25度が理想的です。

高温に弱く、水温が30度を超えると一気に☆になってしまう事がある為夏場は冷却ファンを使うのが理想です。
(実際の所はかなり丈夫です。僕は冬場10℃〜夏場は30℃の環境でも平気でした。)

因みにpHは弱酸性〜弱アルカリ性で幅広いです。
ソイルを土壌にしているとおおよそpH 6.5 前後に落ち着くので問題なく飼育できています。

導入時はゆっくり時間をかけて水合わせをして、水替えの際は5分の1程度をこまめに行うのが良いでしょう。

水質にも強く水換えは夏場・冬場共に 2週に1回位を目安に交換しましょう。



スノーホワイトシュリンプの性格・混泳相手

【性格は大人しい・混泳向き】

スノーホワイトシュリンプは温厚な性格をしており他の小さな生体と一緒に飼育も出来ます。
食性は雑食ですが、小さい稚魚等を襲う事もありません。


【混泳の注意点】


極小型の熱帯魚や海老類等と混泳ができます。
ただし中型以上の魚や気性の荒い生体でなくても、稚海老は捕食されてしまう事がある為注意が必要です。
スノーホワイトシュリンプは小さくコケ取り能力が低い為苔取り貝等の生体と一緒に飼育すると良いでしょう!

おすすめ苔取り貝はコチラから!


【チェリーシュリンプ等エビ同士の混泳は避ける】


スノーホワイトは、チェリーシュリンプとミナミヌマエビを繰り返し交配させた改良品種の為、交雑してしまう事があります。

交雑を繰り返すと『先祖返り』と言って徐々にミナミヌマエビの様な色の薄い茶系の原種に戻ってしまいます。
鑑賞性が損なわれるので気をつける必要があります。

▼▼チェリーシュリンプの交雑問題について▼▼
www.tanagogo.work

その点で言えばヤマトヌマエビとの混泳は可能です
ヤマトとは交雑する心配が無く1年程一緒に飼育してましたが、稚海老も生存しているので餌を定期的に与えていれば捕食される事もありません。ただしヤマトのが大きくて強いので餌は競り負ける事があります。

スノーホワイトシュリンプの繁殖方法

【飼育水槽での繁殖は簡単】

スノーホワイトシュリンプの繁殖は簡単です。

雄雌を複数5ペア程入れておけば自然と抱卵し増えていきます。
一度の抱卵数は他のエビに比べると少し少なめ10個程度の卵を持ちます。
最初は真っ白ですが、孵化直前になると目等が確認できます。

産まれた直後はほぼ無色ですが大きくなるにつれ徐々に半透明の白さを増します。

【繁殖・稚海老飼育の注意点】

経験上他のミナミヌマエビやチェリーシュリンプより小さいせいか卵の数自体が少なく感じます。
そして経験上ですがおおよそ稚海老の生存率は5割ってところです。

なるべく稚海老の生存率を高める施策はした方が良いでしょう。
簡単にまとめると下記のポイントに注意が必要です。
①濾過の吸水口による吸い込みを防ぐ
②隠れ家になる水草を増やし捕食を防ぐ
③稚海老の餌になる植物プランクトンの確保



スノーホワイトシュリンプの入手方法

アクアショップでも見かける事は半々程度かと思います。

正直ビーシュリンプ等と違って、柄や見た目はどれも然程変わりません。
アクアショップで『選ぶ』という醍醐味はあまり無いので、ネットショップで買うと良いでしょう!
繁殖させたいなら最初に10匹位購入した方が良いです。


まとめ

スノーホワイトシュリンプは白くて半透明で非常に美しいシュリンプです。

僕は最初地味だな、とかミナミとそんな変わらない程度に見てましたが。
実際飼育するととても美しい種類です。

実際10匹飼って1年経ちますが、水草が多く正確な数は数えてませんが20匹程はいると思います。