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オトシンクルスとオトシンネグロスの違い~二種の違いを詳しく解説~

こんにちわ!かつやんです!
オトシンクルスとオトシンネグロ(オトシンネグロス)の違いについてご説明します!

これからオトシンクルスやオトシンネグロを購入しようと思っているが、この2匹どう違うの??
購入するならベストな選択をしたいですよね?

オトシン同士、大きさや寿命等の基本スペックはほぼ同じですが、外観・苔取り能力・価格・繁殖のしやすさ・性格(大人しい・よく泳ぐ)等が少しずつ違います。

この記事では実際オトシンクルスもネグロも両方飼育している私の経験・感想を踏まえてこの2種の違いについて説明したいと思います!

個人的に混泳相手や飼育目的で選ぶのが良いかと思います。
それぞれのメリットも書いているので参考程度にお読みください。

オトシンクルス・ネグロ共通の特徴

オトシンクルス・オトシンネグロ(ス)は共に体長4cm~5cmの小型の熱帯魚です。

ナマズの仲間ですが草食性が強く、水槽の掃除屋さんとして高い人気があります。ガラス面や石、水草の葉の茶コケを食べます。

性格は非常におとなしく混泳にも向いてます。
大型魚や肉食魚以外であればほとんどの種類の熱帯魚と混泳できる生体です。

寿命は供に3年~5年で飼育環境が良いともっと長生きします。





オトシンクルス・ネグロの違い

上記で説明した様に、オトシンクルスとオトシンネグロはおおよそ特徴は一致しています。

両者に違いがでるのは主に以下の点です。

① 『外観』 
② 『苔取り能力』 
③ 『性格・遊泳力』 
④ 『繁殖』 
⑤ 『価格』
それぞれ違いについて説明します。

【比較】①『外観』


最も二種の間で違いが出るのは外観です。
分かり易く我が家で飼育している個体の写真を載せました。上がオトシンクルス、下がオトシンネグロです。

写真は側面・背側と腹側を写しています。
左、側面(背側)
中、張り付いた時の(背側)
右、張り付いた時の(腹側)

オトシンクルス
側面に黒のラインがはいっており、背側がグレーです。
鰓蓋のあたりがほんのりピンク色で、腹側は白く薄ピンク色をしています。

オトシンネグロ
側面、背側全身茶色なのが特徴です。
お腹の部分も黄色がかった茶色をしています。


【比較】②『苔取り能力』

共にコケとりとしてそこそこ優秀です。
2種共『茶ゴケ』の掃除を得意とします。

インターネット上では『オトシンネグロの方が苔取り効果が高い』と書かれている事が多いです。
でも実際飼育していてそこまで違いはわかりません。笑

※ここからは経験上の推測ですが、我が家のオトシンクルスは熱帯魚のエサを入れると他の魚と一緒に反応しますが、オトシンネグロは全く見向きもしません。
その為ネグロは草食性が高く苔を中心に食べ、人工飼料に興味を持たないのかな〜なんて推測です。

【結果】
苔取り能力・植物食性はオトシンネグロの方が優秀。
※そこまで差はない、個体差もある。




【比較】③『性格・遊泳力』

大人しさなら断然オトシンネグロです
どちらも非常に温厚な大人しい性格をしているのでボックスメイトとして優秀です。

これは飼育している側の意見ですが、オトシンクルスは結構泳ぎ回ります。
気持ち良さそうにチョロチョロ泳いだり、何かに驚いて暴れたりもします。

対してオトシンネグロは殆ど動きません。
常に水槽壁面や岩に張り付いてじっとしています。
混泳生体が小型の大人しい生体なら断然ネグロが良いでしょう。
ただ見てて面白いのはオトシンクルスかもしれません。

【結果】
混泳向き → オトシンネグロ
(大人しい・じっとしている)

鑑賞向き → オトシンクルス
(ネグロより泳ぐ・見てて楽しい)


【比較】④『繁殖』


 
繁殖するならオトシンネグロ
オトシンクルスよりオトシンネグロの方が繁殖には向いています。
大きめの雌と雄さえいればそこまで難しくありません。

産まれた稚魚の隠れ家にもなるので水草は多めの方がが好ましい為、水草が多い水槽環境にオスとメスを用意して繁殖をさせます。

卵は水槽壁面や水草等に卵を産みつけます。
卵は3〜4日で孵化し、苔の生えた水槽なら餌になる植物性プランクトンが豊富な為餌無しでも成長します。

稚魚対策として吸水口や濾過には注意が必要です。混泳生体の飼育も避けた方が良い。

【結果】
オトシンネグロは卵を産卵させた事があります。比較的産卵までは難しくも無い。
繁殖を目的としているならボックスメイト無しの環境で育てた方が良い。


【比較】⑤『価格』


断然オトシンクルスの方が安い!

オトシンクルスとネグロは2倍以上価格の差が開きます。

  • オトシンクルスは平均300円前後
  • オトシンネグロは平均750円前後

価格は高いのですがオトシンネグロの方が大人しく、苔取能力が少し高め、産卵も容易というメリットがある。



どちらを選ぶかは目的次第

オトシンクルスとオトシンネグロスを探している方は用途によって使い分けても良いかと思います。

水草水槽なのか、熱帯魚水槽か、又は極小型のビーシュリンプ水槽か。
混泳生体で選ぶのも良いです。
※ビーシュリンプと混泳可能な熱帯魚はこの2種位なので相性は非常に良いです。
www.tanagogo.work


※私はビーシュリンプ等を多く飼育しているのでオトシンネグロの方が多めです。


オトシンクルスを選ぶメリット


1番は金額が安い点
オトシンネグロに比べると2〜3倍安く購入できます。

泳ぎ回る姿を楽しみたいのであればオトシンクルスを選ぶと良い。
外観も好みで分かれると思うが可愛いですよ!
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オトシンネグロスを選ぶメリット


大人しさと混泳メリットが大きい
オトシンクルスの2〜3倍の値段はしますが、とにかく温厚で大人しい!

ビーシュリンプ等の生体と一緒に飼育を楽しみたいのであれば間違いなくオトシンネグロスを選ぶべきです。
値段はしますが、その分大人しさ・産卵・苔取り能力全て優れています。

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まとめ


オトシンクルスもオトシンネグロもどちらも大人しく苔取りまで行ってくれる可愛らしいボックスメイトです。

導入して1週間もすると水槽壁面が綺麗になるのは実感できますよ!
貝類やヤマトヌマエビ等の他の苔取り生体共混泳ができるので一緒に飼育するとより美しい水景を作れます!
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因みに私は両方可愛くて、繁殖等は考えず各水槽に1匹ずつ入れています!
是非皆さんもカワイイオトシンクルスとネグロスを向かい入れてはどうでしょうか??

▼▼本日紹介した生体▼▼