こんにちわ!かつやんです!
ヤマトヌマエビとビーシュリンプは一緒に飼うことはできるのだろうか?
こんな質問について答えたいと思います!
ビーシュリンプは身体の縞模様がかわいいエビで、アクアリストに人気があり観賞用に飼育している方も多いと思います!
中には熱帯魚やヤマトヌマエビ等と一緒に飼育されてる方も見かけます。
ヤマトヌマエビとの混泳は平気?
それともビーシュリンプは食べられちゃう?
こんな悩みを抱えた方向けにシンプルにお答えしたいと思います。
ビーとヤマトの混泳はお勧めできません
いきなり結論ですが、ビーシュリンプとヤマトヌマエビの混泳はお勧めできません。
ビーシュリンプは2cm程度の非常に小さなエビです。他のエビよりデリケートで当然争いにも弱いです。
対してヤマトヌマエビは倍近い大きさ迄(5cm位)成長します。
ヤマトヌマエビは基本苔掃除や残餌等を食べてくれますが、魚や同種の死骸等も食べる雑食です。
親サイズのビーシュリンプであれば襲われる事も少ないのですが、実際混泳していると徐々にビーシュリンプの数が減ってしまう事がありました。
脱皮の際一時的に動きが遅く横になった状態のビーや稚海老は高確率で捕食されてしまう場合があります。
混泳は避けるべきです。
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ブリードを楽しむなら基本単独飼育!
ビーシュリンプの飼育を本格的にされる場合は単独飼育一択です。
本格的にビーシュリンプをブリードをしている方のブログやお店を覗けば解りますが、基本単独飼育です。混泳はしません。
私もビーシュリンプは飼育してますが、ハイグレードな個体は単独飼育にしています。理由は2つあります。
理由1:飼育難易度が高い(水質管理が難しい)
ビーシュリンプは非常にデリケートで水質管理も難しい為、単独飼育でも難易度は高めです。
混泳生体がいるとその分の餌や糞尿もあり水質管理が難しくなります。
私もかれこれ10年位やってますが、一番重要なのは『水』だと感じています。
pHやアンモニアなど細かく管理すると単独の方がブレません。
理由1:捕食問題(稚海老や脱皮直後の海老が食べられ易い)
ヤマトヌマエビに限らず、グッピー・テトラ・メダカ等の小型観賞魚であっても『稚エビは捕食対象』になってしまいます。
他にも成熟したメスが脱皮をするとフェロモンを出します、ただでさえ脱皮直後は殻も柔らかく食べられ易いのに追いかけ回され食べられてしまう事があります。
特に繁殖を視野に入れてるなら単独飼育は絶対です。
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どうしても混泳をさせたい時は
水草(隠れ家)を豊富に用意しましょう!
水草以外にも、ウィローモスを活着させた流木や土管やシェルター等も海老の隠れ家になります。
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脱皮後に身を隠したり、安全な場所を用意する事で生存率は比較的上げる事が出来ます。
この場合抱卵個体をみつけたらサテライトボックス等で飼育する事をお勧めします。
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ビーシュリンプと混泳可能な生体は?
単独飼育が一番ベスト!
しかし、どうしてもビーシュリンプとの混泳を楽しみたい場合のおすすめの混泳相手を紹介します!
※これは私の経験上の話なので混泳は自己責任でお願いします。
① 貝類
基本ビーシュリンプを襲う事無く共存が可能です。
ラムズホーンやシマカノコガイ、フネアマガイ等がいます。
苔取り能力が高く残餌も食べてくれるので混泳のメリットがあります。
この辺は入れておいてもマイナス要素は一切ありません。www.tanagogo.work
② オトシンクルス ・ オトシンネグロ
口が吸盤の様な形をしていて非常に温厚です。
経験上海老を食べたりしているのは見た事がありません。
水槽壁面の茶ゴケを食べてくれるので観賞面でもメリットがあります。
30cm水槽なら2匹でも居れば効果を実感します
オトシンクルスよりネグロの方が草食性が高く、大人しいです。
③ ピノキオシュリンプ
個人的にピノキオシュリンプは好きです。推しです。
外観もかわいいし、ビーシュリンプや稚海老を襲う事もありません。
ヤマトヌマエビ程苔取り能力は高くありませんが掃除係としてもそこそこ優秀です。
ピノキオシュリンプは交雑する事が無いのでその点も合わせて高相性です。www.tanagogo.work
ヤマトとビーの混泳のメリット
ビーシュリンプとヤマトヌマエビを混泳させるメリットは正直少ないです。
苔取り能力が高いメリットより、稚海老や脱皮後の個体が捕食されてしまう可能性があるデメリットの方が多いでしょう。
ビーシュリンプの苔取り能力はほぼ無いに等しいが、正直そこまで苔に悩まされる事もありません。
仮に苔問題で悩んだ場合、ビーシュリンプと混泳させるなら、ヤマトヌマエビより相性の良いボックスメイトがいます。
まとめ
ヤマトヌマエビとビーシュリンプを混泳させるのはあまりお勧めできません。
私も水槽の移動やリセット時に1週間程小さいヤマトヌマエビを混泳させる事はありますが長期的には一緒に飼育する事はありません。
本格的に飼育するなら単独飼育をお勧めします。苔が気になる場合は貝類等が良いでしょう!
最期に…ヤマトヌマエビ、この記事ではあまり良く書かれてませんが、非常に優秀な苔取り生体です。水草水槽や熱帯魚との混泳では大活躍の人気者です!
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