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オトシンクルスの飼育方法!餌や繁殖・混泳・苔取り能力について

こんにちわ!かつやんです!

水槽の苔掃除をしてくれるかわいい熱帯魚オトシンクルスの紹介です!
熱帯魚や金魚を飼育していて水槽の壁面にコケが生えてしまった経験のある方は多いのでは?

オトシンクルスはコケ取りが出来る熱帯魚で、草食で温厚な性格の為幅広い種類と混泳もさせやすく人気の高い生体です!
オトシンクルスは小型魚で植物食性が強いが水草への食害は無く、水草水槽の掃除係としても人気があります。

この記事ではそんなオトシンクルスの特徴や飼育方法・種類・混泳などを詳しく解説していきます!



オトシンクルスの特徴


 オトシンクルスの特徴 ・ 全長3~5cm程の大きさ

・形は上下に扁平している

・吸盤状の口を持ち、水槽のガラス面や流木に吸い付く事ができる

・寿命は3年前後

・性格は温厚で多くの魚種と混泳可能

・夜になると活発になる夜行性

・食性は雑食で気性は穏やか
 ※コケを食べるが水草への食害は無い。

・南米のアマゾン川に分布

オトシンクルスは南米に広く分布しているナマズの仲間です。

身体が扁平しており体の中心に黒いラインが入ります。
ナマズの仲間ですが、肉食でなく草食のコケ取り生体です。

吸盤状の口を持ち水槽のガラス面や流木などに貼り付いてコケや表皮についた藻を食べます。



オトシンクルスの飼育方法・寿命・餌


オトシンクルスは比較的丈夫な魚種で水質や水温には強い方です。

水温は20~28℃前後が適しています。
しかし低温にはあまり強くありません、20℃以上を保てればヒーターも不要ですが冬場は活性が落ちます。

急な水温や水質の変化に弱い為、導入時の水合わせはしっかり行いましょう。

寿命は約3年程度です。
水質や水温にも丈夫な為、環境が合っていると長生きします。



【オトシンクルスの餌】


オトシンクルスは植物食性が強い雑食で、コケや残餌を食べて水槽内の掃除をしてくれます

水草や流木、ガラスの壁面に付いた藻・コケを好んで食べます。
因みに茶ゴケはよく食べますが、緑髭・黒髭コケ・藍藻はあまり食べません。

あまりコケがない立ち上げたばかりの水槽では餓死してしまう事もあります。
その場合はや底床に落ちた熱帯魚の餌なども食べるので人工飼料を与えましょう。





オトシンクルスの飼育水槽・底砂


30〜60cmの幅広いサイズの水槽での飼育が可能で、オトシンクルスは小型なので30cmの小型水槽にも向いてます。

コケ取り能力の高い貝類と比較すると劣る面もあるので、60cm以上の大型水槽に導入する場合は複数匹入れる。又は他の苔取り生体と一緒に入れると良いでしょう。

フィルターや濾過のタイプはどんなものでも大丈夫ですが、繁殖を考えるなら吸い込み事故のない底面濾過や、吸水口にスポンジがあるものが好ましい。

 飼育の目安 ・ 30㎝サイズー3〜4匹
・ 60㎝サイズー6〜8匹

オトシンだけで苔除去の効果が感じられない場合は、貝類やヤマトを一緒に飼育しましょう!
▼▼▼おすすめの苔取り生体▼▼▼
www.tanagogo.work



【オトシンクルスの底砂・水草】

オトシンクルスは下層が生活圏の為、底床材は敷きましょう。
ソイルや田砂等の角のない丸い物を選ぶと落ち着いて生活できます。

水草についても表面についたコケを食べてくれるので相性は◎
食害の心配もありませんし、ドジョウの様に底床を掘り返して潜る事もないので水草を抜かれる心配もありません。全ての水草と高相性です。


オトシンクルスの性格・混泳相手・苔取り能力


オトシンクルスは温厚な性格で他の魚を襲う事はしません。
逆に大きめの肉食魚には捕食されてしまいます。

2〜10cm程の大きさの魚種であれば、ほとんどの魚と混泳が可能です。
コリドラスと同じく底面で生活する海老類とも相が良い。

また混泳する場合は水草や石等の隠れ家を多めに設けましょう!
隠れ家を設ける事で生体へのストレスも軽減されます。
※混泳生体が限られるビーシュリンプとも混泳可能な希少な種類です。
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【オトシンクルスの苔取り能力】


オトシンクルスはガラス面や流木の苔掃除が得意でどちらかというと貝類と掃除範囲が似ています。

しかしコケ取り能力はそれほど高い訳ではないので何匹か数を入れると良い。
貝ほど隅々までコケとりが出来ないので、オトシン×エビや貝の組み合わせで弱点を補うと非常にキレイな水槽を保てます。

全てのコケを食べる訳ではなく主に茶ゴケを食べるのも特徴。他のコケ取り生物と比べてデメリットが無い事も大きなポイントです。






オトシンクルスの繁殖方法


オトシンクルスの繁殖には水草が多い水槽環境にオスとメスを用意して自然繁殖をさせます。
茂みが産卵する場所や稚魚の隠れ家にもなるので水草は多めが好ましい。

卵は水槽壁面や水草等に卵を産みつけます。卵は3〜4日で孵化します、苔の生えた水槽なら餌になる植物性プランクトンが豊富な為餌無しでも成長します。


オトシンクルスの入手方法


オトシンクルスは定番のコケ取り生体の為、ペットショップでもよく見かける事があります。

体色は黒やグレー系のカラーでレイアウトを損なわない為人気がある。
ネットショップでも購入する事が出来ますのでお近くにペットショップがない時等はおススメです。

そしてオトシンクルスにもいくつかの種類がいるので簡単に説明します!

オトシンの種類・仲間


オトシンクルス

平均価格 ¥300〜

外観は体側に黒い縦線が走っており、外観は腹側が白く、鰓蓋後部がほんのりピンク色に染まりかわいらしい外観をしています。
体長は5cm程度で、コケ取り生体としてプレコと並び人気があります。


オトシン・ネグロ

平均価格 ¥700〜

外観は全体的に黒っぽいカラーで流木やソイルと似て見えるのでレイアウトの幅が広い。
体長5cmとオトシンクルスと変わりません。値段はオトシンクルスより2~3倍高価になります。
その分苔取り能力が高く、繁殖も容易、非常に大人しくビーシュリンプとの混泳にも向いており個人的におすすめです!
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ニューゼブラ・オトシン

平均価格 ¥2,100〜

ペルーから輸入された新しい品種です。
シマウマの様な白と黒の縞模様が入ることが特徴で、体長は3~5cm程。
近年輸入された為、あまり個体数が流通していません。



飼育するならオトシンクルスとネグロどっちがオススメ?

オトシンクルスとオトシンネグロは同じように見えて外観や特徴が少し違います。
価格はネグロの方が3倍近く高いのですが、その分オトシンクルスに比べてネグロの方が苔取り能力が高く性格も温厚で大人しい。

特にビーシュリンプなどの小型生体との混泳目的であれば幅広い混泳に向いているオトシンネグロの方がおススメです。
▼▼こちらの記事で2種の違いを詳しく紹介してます▼▼
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まとめ

オトシンクルスは水温と水質の許容範囲は広く、丈夫で飼育しやすい事から初心者におすすめなコケとり生態です。

植物食性が強いが水草への食害もないので、水草水槽や熱帯魚水槽に重宝します。相手を襲うことが無い為ビーシュリンプやメダカとも混泳が出来ます!

コケとり生態としても活躍してくれますので、是非水槽のBOXメイトをお探しでしたら飼育してみてはいかがでしょうか??