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セボシタビラの繁殖〜前編・自宅で繁殖させてみた〜


こんにちわ!かつやんです!

今回はタナゴの繁殖シリーズを紹介したいと思います。

実際に自身で繁殖させた順番や工程も踏まえて紹介していきます!
少し長くなるので前半・後半と分けて紹介していきます!

因みに繁殖させたタナゴは【セボシタビラ】この希少なセボシタビラを繁殖させて次の代へと繋ぎたいと思います!

因みにこの方法で私は50匹程孵化させました。
※やろうと思えば100~200取れます。しかし、自分でかわいがって飼育できる数に抑えたかったので途中で中断しました。

実際色々試した中で最も効率も良かった方法を紹介しますのでタナゴの繁殖に挑戦したい方にもおすすめです!



セボシタビラの繁殖水槽を作る!

繁殖工程はこんなイメージ

  • 繁殖水槽にセボシタビラ1ペア入れる。
  • 貝飼育水槽に貝を容器に入れスタンバイ。
  • 卵管が伸びてきたタイミングで貝を入れる。
  • 1ヵ月程したら貝を交換。
  • 深めの容器に母貝を移し、稚魚が浮上するのを待つ。

その為、二つ水槽を作る事にしました。

用意するもの

  • 繁殖水槽  ※繁殖させる水槽
  • 貝の飼育・稚魚飼育水槽
  • セボシタビラ1ペア
  • 二枚貝×9個【3×3で用意】




繁殖水槽の購入!大きさや選び方!

今回は繁殖水槽を作ります。
あくまで水槽内で産卵させるまでが目的です。
理想は大きいほど水温の上昇や水質悪化を防げるので良い。

しかし飼育するペア数も非常に重要。
1ペアなら45㎝程がオススメ!




繁殖用水槽を立ち上げます

繁殖用水槽という事で、下記を注意して立ち上げました。

  • バックスクリーンを張って落ち着かせる。
  • 魚が落ち着くように水草を入れる。
  • 水草が育つようにソイルを使用。
  • 貝の餌プランクトンを発生させる。

詳しい立ち上げが気になる方はコチラの記事をどうぞ!
www.tanagogo.work

オススメワンポイント!
水槽立ち上げの際、バクテリアを使用すると安定した水質を保つことが出来、通常より早く仕上がります。是非使ってみてね!

バイオカルチャー2000
効果:淡水・海水関係なくすべての水棲生物・水草に使用できる。
アンモニア・亜硝酸塩を完璧に処理し、魚や水草を蘇生させる超高濃度バクテリア封入されています。

これは、立上げ後の水槽でも砂でも使用できる、100Lに対し5~10mlでいいので大容量の水槽や複数管理している人にもおススメ!
アメリカ直送の商品の為、ホームセンターやペットショップでは中々手に入りずらいが、ネットショップで安く手に入れられるので是非使ってみてほしい!


私は、難しいと言われてる二枚貝の飼育やビーシュリンプの飼育、どれもそこ迄難しいと感じたことがありません。
水温管理さえしっかりすれば問題ないと思ってます。
恐らくこのバクテリアの恩恵で常に水質が安定しているからだと思う。

これはタナゴの飼育が目的なら正直必要ないかもしれないが、
貝を使った繁殖を考えているなら是非お勧めしたい。




パイロットフィッシュを入れます

水槽を立ち上げた2週間程したらパイロットフィッシュを入れていきます。
必ず最低でも立ち上げ2週間は様子を見て下さい!
ビーシュリンプの水槽を作る時は3ヶ月も時間をかけてつくります。

パイロットフィッシュを入れる事で飼育水が出来上がるのを早め、バクテリアが更に増殖・定着するのです!

パイロットフィッシュとは
比較的丈夫な生物でメインの観賞魚を入れる前に水質チェックの役割と、バクテリアを活性化させる役割があります。
水槽内で糞・尿をガンガンしてもらう事で糞は水草の肥料に、吸収されず残った糞やアンモニアの分解をする為にバクテリアが活性化します。


オススメパイロットフィッシュ

ミナミヌマエビやヤマトヌマエビ、苔取り貝がおすすめ!
水草に付着した藻や苔、流木の水カビ等を食べてどんどん糞をしてくれるので優秀。
更に貝類は苔掃除やタナゴと混泳も出来るのでお勧めです!

混泳・コケ取り・パイロットフィッシュとしても優秀!
www.tanagogo.work





セボシタビラを導入します


タナゴは結構強くデリケートでも無いので、立ち上げ1ヵ月で水槽に入れて問題ありません!

パイロットフィッシュが1週間生息してが問題ない様ならタナゴも投入しましょう!
この時、雄雌ペアにして入れますが、
魚の年齢、大きさを合わせるとより繁殖が上手くいきます!

因みに上手く繁殖をさせるには『雄1:雌2』又は『雄1:雌1』が理想です。

60cmサイズなら複数ペア雄2・雌4位がお勧めです。

更に詳しく知りたい方はコチラをどうぞ!
www.tanagogo.work



二枚貝を入れます


タナゴはあまりデリケートではないので立ち上げ2週間程度で飼育はできますが、立ち上げ2週間の水槽では二枚貝の餌となる植物性微生物やバクテリアがいないので立ち上げ2ヶ月程してから二枚貝を投入しましょう。

二枚貝は基本別途貝と稚魚飼育水槽で飼育し、繁殖時に1ヶ月ローテーションで交換します。

貝の飼育水槽の作り方について詳しく解説!
▼▼▼
www.tanagogo.work



繁殖は5月~7月が最盛期


4月頃になると雄は婚姻色がでて雌は卵管が伸びてきます。
このタイミングで二枚貝を水槽内に入れていきます。

二枚貝を入れる時はタッパーや小さなプラ容器に入れると取り出しやすかったり、貝が全身砂に潜るのを防ぐ事ができます。

他にも産卵させやすい二枚貝の種類等を知る事も非常に大切です。
詳しくはコチラの記事をご覧ください。
▼▼▼
www.tanagogo.work





まとめ


今回はセボシタビラの繁殖前編です。
後編も現在ご用意してますので宜しければまた読みに来てください!