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ドブガイ タナゴ繁殖用におすすめの二枚貝を紹介!

こんにちわ!かつやんです!

タナゴ繁殖におすすめの二枚貝『ドブガイ』の紹介です!
今回紹介する『ドブガイ』は値段も手頃で日本中どこにでも生息しているので入手もしやすく、最もポピュラーな二枚貝です。
ドブガイはタナゴの生息する水路を探せば自然界でも多々見る事も出来ます!

その他貝が大きい・濾過摂食する量が多い・水質浄化作用が高い等メリットも多い二枚貝です!

・ 貝が大きく、水質浄化効果が高い!
・ 貝が大きく、潜りきらないので産卵母貝として優秀!
・ 日本各地に生息する
・ 自然界でも多くのタナゴが産卵している


二枚貝の飼育は一般的に難しいと言われてますが、特徴を知ることで貝の生存率を上をげる事も出来ます!
貝の飼育のコツも書いてますので特徴をしっかり把握しましょう!

ドブガイの特徴

ドブガイの外観

淡水に住む貝では非常に大きい種類です。
殻長は10cmを超えるものも見られる。

形態的に大型になるヌマガイと小型のタガイに分かれる。
丸みを帯びた形状、緑や黒の薄い殻皮で覆われています。
殻は比較的薄めで乾燥や衝撃で割れてしまう事もある。

貝自体も大きいのでタナゴの卵を産み付けられて死んでしまう事は少ないです!

おすすめの底砂

貝が半分程埋もれる底砂があると良い。
水槽にそのまま入れても完全に潜る事は無いが貝が寝てしまう事が多いので上を向いて立つ様に工夫する必要がある。
自然界ではほとんど泥底の場所に生息しています。

田砂かソイルが向いている。

ドブガイの分布

本州ではどこの河川の中流域~下流域に生息する。
河川の改修がされていない泥の底に生息している事が多い。

食用するとドブくさいのでドブガイと言われている。

地域によって呼び方が違いヌマガイとタガイ等の名前で呼ばれる事も多い。霞ヶ浦では淡貝等と呼ばれてます。




ドブガイの飼育水温

5~25℃ ※26℃以上は危険域。
二枚貝の中では比較的大きく強い種類ですが。
26℃以上が難しい為、高温にかなり弱く飼育難易度は高い。
夏場は大きめの池やビオトープの様な水量が多い場所であれば夏を耐え凌ぐ事も出来ます。

逆に真冬の水面が凍るような5℃以下の環境でも生きていける耐寒性があります。

ドブガイの食性


二枚貝は『濾過摂食』という濾過食性で植物性プランクトンを食べます。

別水槽を設けてグリーンウォーターやクロレラ水を与えるとキレイになっているので他の二枚貝同様植物性プランクトンを食べている様です。

グリーンウォーターの飼育環境があるなら餌は要りませんが、ドブガイは他の二枚貝より大きく水質浄化効果が高いです。言い換えると他の貝より多くの餌を必要とします。
餌が少ないと餓死してしまう為、そんな時は餌を与えると良い。

池やビオトープなどの落ち葉や腐敗した有機物等がある環境が向いています。



タナゴの産卵におすすめ!理由は『大きさ&丈夫さ』

他の二枚貝は流れがあり水のキレイな場所にしか生息しませんが、ドブガイは日本各地の河川に生息し、泥底のそこまで水の澄んだキレイな環境でなくても生息しています。ビオトープや池に沈めておくには持ってこいな貝です。

大きさも大きいので全身砂に潜ってしまう事は少ない。
一方、大きさのデメリットとしては万が一水槽内で死んでしまった時のリスクが大きい事です。

相性の良いタナゴ

春型・秋型問わずどのタナゴとも相性が良い。
本州全土に分布しており、自然界ではバラタナゴが産卵母貝にする事が多い万能タイプの貝です。

ドブガイの入手方法

ペットショップでも販売されている事が多いが、改修のされていない泥底の水路であれば泥の中に生息している。
顔を出してる事も多々あるが、泥の中を棒で突くとコツっと当たるので見つけやすい。

ネットショップでも比較的評リーズナブルな値段で出回っているので手っ取り早くネットショップを使うのがおすすめです。


二枚貝飼育のコツ


何度か二枚貝を使ってタナゴを繁殖させたことがありますが、
貝は水温、水質、餌どれをとってもちょっと難しいです。
長期的に水槽内で飼育する事はおすすめしません。

貝が死んでしまいやすい原因として私が感じたものを挙げます。

・ 水温  (特に25℃を超える夏季)
・ 餓死  (※餌不足、かなり良く食べます)
・ 水流&エアー (水流とエアーはあった方が良い)

ポイントは貝専用の飼育水槽を設ける事です。

これを設けることで餌問題も大きく改善できますし、最悪死んでしまった場合にも最悪のリスクを避ける事が出来ます。

魚の飼育水槽内で貝が死ぬと水質はかなり悪化します。

私は以前初めて貝を入れた数日後、仕事から帰ってきたら貝が死んでいて、水槽内の小さなタナゴが数匹死んでしまった事があります。

貝を育てるのは少し難しいですが、健全な貝は環境さえ整っていればカワシンジュなんかは100年だって生きますし、水質浄化作用があるので魚にもとても良い影響を与えます。

ただ水温調整も餌も非常に難しいので貝の飼育水槽を作り貝の生活しやすい環境を作るのが良いかと思います。

◎簡易二枚貝飼育水槽の作り方はコチラ!
www.tanagogo.work


繁殖させたい場合はピンポイントで2〜3週間魚のいる水槽に入れる。
又は、貝の飼育水槽内に雄雌1ペアを入れる方法が良いでしょう。

貝の飼育水槽を作るメリットは他にもあります。
ペットショップやオークションで購入した貝は稀に既に弱っていて、下手するとすぐに死んでしまいます。

宜しくない環境にいた貝なら一度体内の水を、キレイな水に変えてあげないといけません。

◎貝を購入した際に最初にやるべきことはコレ!
二枚貝の導入手順はこちらの記事をご覧下さい!
www.tanagogo.work


二枚貝の飼育はタナゴの繁殖に必要になります。
少し難易度は高いですがポイントさえ押さえればタナゴを繁殖させる事も出来ます。是非挑戦してみてください!


最後までお読みいただきありがとうございます!
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